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(197)The whole tract……この英文はどう訳せばよいでしょうか

QA197 The whole tract is, of course, mere romance; its only values are 1) the insight it give into ancient speculations about Homer; 2) a certain amount of definite information about the Cyclic poems; and 3) the epic fragments included in the stichomythia of the "Contest" proper, many of which—did we possess the clue—would have to be referred to poems of the Epic Cycle. 全体の道筋は、勿論、単純な伝記物語なのだが、高く評価されるべき点は 1)この考察は古代の中に、ホメーロスに関する思索を求めたこと。 2)叙事詩環に関する明確な情報の確実な多さ  そして、3)これら叙事詩の断片は、『競演』本来の脚色に際して、 (この脚色について、)我々はこの手掛かりを掴んでいるが、 叙事詩環の詩群に帰されるべき色々な事柄を含むのである。 質問; (1)a certain amount of definite information about the Cyclic poemsについて (ⅰ)これは名詞句で、動詞はない。 (ⅱ)a certain amount ofは「確実な多さ」と訳せるでしょうか。     (2)the insight it give into ancient speculations about Homerについて (ⅰ)itはthe insightの代名詞でgive の目的語と見ると、 the insight give it intoとなる。これは正しいでしょうか (こんな用法があるかどうかは分からない) (ⅱ)ancient とspeculationについて     Ancientは形容詞ではなく、 give (into ancient) (speculations about Homer)と考えた。 これは正しいでしょうか。 (3)the epic fragments included……について これは不思議な文である。 (ⅰ)Includedの目的語は何か many (of which……)である;これは正しいでしょうか。 (ⅱ)—did we possess the clue—は挿入句であろう。 挿入句を外せば、many which would have to be referred to poems of the Epic Cycle.という文になる。  このmanyがincludeの目的語である。 これは正しいでしょうか。 (ⅲ)訳は次のようになる。       これら叙事詩の断片は、『競演』本来の脚色に際して、 (この脚色について)我々はこの手掛かりを掴んでいるが、 叙事詩環の詩群に帰されるべき色々な事柄を含むのである。       (epic fragmentsはCyclic Poemsを参照したという意味になる) (4)in the stichomythia of the "Contest" properについて    (ⅰ)stichomythia;学習辞書に見当たらない。「脚色」と訳した。    (ⅱ)何がproperなのか        ‘『競演』本来の脚色’;これで正しいでしょうか。          すると、脚色が必ず行われていたことになる(これはあり得る)。    (ⅲ)properは形容詞でも副詞でもなく、名詞でしょうか。  *Poet fragments; Simonides of Ceos(556-468)     Cyclic Poems; 紀元前1100年-紀元前800年頃) *stichomythia; stich?o?myth?i?a (st k -m th - ) also sti?chom?y?thy (st -k m -th ). n. An ancient Greek arrangement of dialogue in drama, poetry, and disputation in which single lines of verse or parts of lines are spoken by alternate speakers. ...

noname#171580
noname#171580
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noname#202629
noname#202629
回答No.2

No1さんの解説でよいと思います。 追加として、 (ⅰ)これは名詞句で、動詞はない 正しい。 1. value is the insight名詞(句) 2. value is a certain amount名詞(句) 3. value is the epic fragments名詞(句) (;)の構文を使い羅列をしている。 (ⅱ)a certain amount ofは「確実な多さ」と訳せるでしょうか。 出来るはずです。 (2)the insight it give into ancient speculations about Homerについて 上記のように(;)を使ってbe動詞 + 名詞(句)の構文を羅列したいがための倒置文です。(と言うのも、上記文はgivesとしないと文法的に合いません。) ancient speculations about Homer give it into the insight. it は The tract を示し下記の辞書の表現では”小冊”がふさわしいと思う。 http://eow.alc.co.jp/tract/UTF-8/ そして romance は”叙情的”

noname#171580
質問者

お礼

(1)Romanceをどう訳すか迷いました。 (fruchanさんは”抒情的”と訳した)   fragmentsは叙事詩であるから、抒情的とは言えないと 考えていた。   ところが、叙事詩は「叙事をもって抒情する」のが本質かも しれないと考えれば、romance を抒情的と訳して当然   であることが分かる。子供みたいな話だが、辞書は極めて   形式的な説明しかしていない。 (2)track;小冊 (3)stichomythia; 辞書の説明を難しいと直感して、良く読まなかった。     お粗末なことをした。 以上、ほとんど、意味のないことですが、このように感じました。   ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • bakansky
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回答No.3

(1) a certain amount of ... 「確実な多さ」という表現は、日本語として変です。certain という語を辞書で引くと  [名詞の前に置いて] 一定の、ある、いくぶんかの という定義が出てきます(たとえば a certain hesitation というのは「いくぶんのためらい」と訳すのが普通で、「確実なためらい」と訳すのはためらわれます)。 「いくらかの分量の」「ある程度の量の」といった意味だと思います。 (2) the insight it give into ancient speculations > itはthe insightの代名詞でgive の目的語 その見方は誤っていると思います。 この文は "The Contest of Homer and Hesiod" という書物について述べているのである以上、その it は当然にその書物のことであるはずです。 > Ancientは形容詞ではなく これも私は違うと思います。 "ancient speculations" というのは自然な結びつきで、ancient を形容詞以外のものとは考えられません。 辞書を引くと ancient は「古代の、古来の」、speculation は「推測、推論」という意味であることが分ります。 (3) the epic fragments included ... > このmanyがincludeの目的語である 私は違うと思います。 まず、the epic fragments included in the stichomythia of the "Contest" proper という文があります。 この included というのは、the epic fragments を修飾(説明)しています(私は the epic fragments [ that are ] included in ... というふうになっていると読みました)。 意味は、直訳すると「その「歌合戦」に固有の詩句に含まれる叙事詩の断片」ということだろうと思います。 > epic fragmentsはCyclic Poemsを参照したという意味になる "... would have to be referred to poems of the Epic Cycle" の部分は私にはややこしいものですが、結局、Andromacke さんと同じ結論になりました。 (4) > stichomythia;学習辞書に見当たらない 私も同様でした。The Free Dictionary を見ると  An ancient Greek arrangement of dialogue in drama, poetry, and disputation in which single lines of verse or parts of lines are spoken by alternate speakers. → http://www.thefreedictionary.com/stichomythia とありました。交互に詩句を投げ掛け合うようなものでしょう。ふと、日本の「連歌」というものを連想いたしました。 私は仮に「歌合戦」と訳しました。 > properは形容詞でも副詞でもなく、名詞でしょうか 名詞でも副詞でもなく、形容詞です。 私の手持ちの辞書には  [名詞のあとに置いて] 純粋の、本来の とあります(Chicago proper はシカゴの都市部(郊外を含まない)という意味になります)。 私の試訳 「その書物の内容は、もちろん作り物の物語の域を出ない。しかし、まるで無価値であるともいえない。 1. ホメーロスについての古来からの種々の見方を再検討していること 2. 環詩人の作品について明確な情報をある程度含んでいること 3. 「歌合戦」に固有のやりとりの中に叙事詩の断片を含んでいること(それらのうちの多くについて、我々は糸口くらいは持っているのだが、叙事詩環の作品に関連を持っているのではないかと思われる) 以上のような面からの価値はあるとしなければならない。」 英語の読解力のある人からは誤りの指摘などあるかもしれませんが、とりあえずそのように解釈しました。 やっとこさ「回答」を書き終えたところで d-y さんの「回答」が投稿されているのに気づきましたが、そちらの回答も検討してから書き直すと、投稿する勇気が萎えそうなので、このままの形で投稿します。 また、あるいは違った解釈をされる方が、まだおられるかもしれません。

noname#171580
質問者

お礼

(1)回答の中で、変だなと思うこと   its only values areについて   回答者は「特に優れている点は」としました。   bakanskyさんは「無価値」とされました。   d-yさんは回答者の「高く評価されるべき点」という訳を    疑問視された   続く文章は肯定的なので、its onlyは肯定の意味と思われます。     このonlyは形容詞です。   また、valuesが複数なので、「唯一、最高」とは出来ない。     さて、難しいところです。 (2)the insight it give into ancient speculations について    回答者はitを倒置とみました。    bakanskyさんは書物のことだと指摘された。    ここで、倒置の可能性はitとinsightの二つがあります。     itの場合、it give(s)ではないし、          these giveでもない。  倒置されたのはitではなく、insightとすれば、    it give the insightとなる。 itは、bakanskyさんの言う書物tractと思われます。      そして、tractの中身がits only valuesと思われます。    従って、訳は    「この小冊は古代ギリシャの考察の中に洞察を与えた」      要すれば、「よく考察して、深く洞察した」となるでしょうか    文法上の問題は、どう考えても、分かりません。 (3)stickomythiaについて   bakanskyさんは「連歌」を連想された。(納得)     「ホメーロスとヘーシオドスの歌競べ」を例にすると、      ホメは戦争の日々のこと、ヘシは農園の日々のことを     altermateに歌います。   これは、題名からケルターメンと言われ、stickomythia と   違うようです。     実にややこしい。ここまでにしましょう。 ありがとうございました。    *今日は、結構、寒そうです。                       

  • d-y
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回答No.1

(1)a certain amount of definite information about the Cyclic poems 「叙事詩環に関する一定量の(=若干の)確実な情報」ということで、おっしゃるとおり名詞句です。     (2)the insight it give into ancient speculations about Homer ここのところのitが指しているのは、その前のits valuesのitsと同じもので、The whole tractあるいは(前の文章に出てきているはずの)the "Contest"を指していると思います。 全体の意味は、素直に「ホメロスに関する古代の憶測についてそれが与える洞察」=「古代の人がホメロスに関してどのように憶測していたかについて、それ(=『競演』)を読むことによって得られる洞察」と解釈すればよいでしょう。 (3)the epic fragments included……について 「もともとの『競演』の掛け合いに含まれている叙事詩の断片」ということで、ここも名詞句ですね。 Contest properというのは、前のご質問の文章から判断すると、後から『競演』に加えられたホメロスの一生や子孫についてのまとまりのないエピソードの部分を除いた、もとからある『競演』(=プルタルコスが使用したというバージョン)の部分のことを言っていると思います。 stichomythiaは、オンライン辞書に出ていました。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=stichomythia&stype=1&dtype=1 “did we possess the clue”は挿入句ですね。倒置の形と解釈して、「私たちには、その(ように推理する)手がかりがある」のような意味に取ればよいのではないでしょうか。 挿入句を外した、many which would have to be referred to poems of the Epic Cycle.という文は、「それらの断片の多くは、叙事詩環の詩群に帰されるべきものであったろう=(叙事詩環の詩群から題材を取ったものだっただろう)」の意味だと思います。 ついでに言うと、its only values are...(=それの価値は~しかない)のニュアンスは、「高く評価されるべき」とは少し違うような気がします。

noname#171580
質問者

お礼

(1)its only values are...    苦し紛れの訳は、やっぱり間違いでした。     (何度も経験しているのに) (2)stichomythia   (詩の)掛け合い、やり取り/でしたか (3)回答の意味は分かりました。    もう一度、点検してみます。 ありがとうございました。   

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