- 締切済み
二次方程式
整数、a,bを係数とする2次方程式x^2+ax+b=0が有理数の解をαをもつとき、αは整数であることを示す。 これは、例えば√3は無理数である証明のしかと同様に求めるのですか? α=n/m(m、nは自然数でお互いに素)と仮定するといっったふうに??
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- oshiete_goo
- ベストアンサー率50% (374/740)
#5のご回答でeatern27さんが模範解答を大部分示して下さったのですが,質問者さんの反応がずっとないようなので,このあたりの分野は不慣れなものと判断して,解答の続きを示しておきます. ただし,#5のご回答中の「αが整数でないとすると、」 という部分は[解1]では仮定せずに,次のように話を出発することにします. [解1] 有理数解αが存在したとすると, 一般性を失うことなく α=n/m ただし「m,nは整数で互いに素,m>0」 とおける. 以下,#5さんのご回答と同様,与式のxにα=n/mを代入して,m^2を掛けて整理,変形すると n^2=-m(an+bm) まで来ます. ここで,a,b,m,nは整数より,an+bmは整数だから,右辺はmの倍数なので,mで割り切れます. すると,左辺のn^2もmで割り切れなくてはなりません. ところが,そうするとmとnが互いに素(つまり最大公約数が1・・・@)であることと,m>0の仮定により,m=1に限られます. なぜならば,もしm≧2とすると,mは2以上のある素因数k(≧2)をもちますが,n^2がmで割り切れることより,nも素因数kで割り切れることになります(∵素数kはこれ以上分解できないので,nそのものがkで割り切れなくてはならない). そうすると,mとnが1より大きな公約数kをもつことになって,「互いに素」(条件@)に反することになるからです. したがってm=1なので,解α=n(=整数)となる. (証明おわり) [解2]#5のように,背理法でいくとすると, 有理数解αが整数でないと仮定すると, α=n/m と表せる.但し「n,mは整数で互いに素,m≧2」を満たすように一般性を失うことなく表現できる.[m=±1だとαが整数になるから] というように出発して, n^2=-m(an+bm) のところから続けます. 右辺がmで割り切れるので,左辺n^2もmで割り切れなくてはならない. ここで,m≧2の仮定よりmは素因数k(≧2)を持つが, そうすると,左辺n^2もkを素因数に含むこと,すなわちn自身がkで割り切れることになる. ところがそうすると,mとnが2以上の公約数kをもつことになって互いに素の仮定に反す. これは矛盾であり,したがって有理数解αが存在したとすればそれは整数である. (証明おわり)
- eatern27
- ベストアンサー率55% (635/1135)
αが整数でないとすると、 α=n/m と表せる。但しn,mは整数で互いに素、m>0を満たす。 x^2+ax+b=0にx=α=n/mを代入すると (n/m)^2+a(n/m)+b=0 両辺にm^2をかけて n^2+anm+bm^2=0 両辺からanm+bm^2を引いて n^2=m(-an-bm) (-an-bm)は整数だから、右辺はmの倍数です。左辺は?
- hinebot
- ベストアンサー率37% (1123/2963)
>一般性を失うことなく >α=n/m ただし「m,nは整数で互いに素,m>0」 >とおけます. あとは解と係数の関係を使って、m≠1だと矛盾することを導きましょう。 (解αが有理数なら、もう一つの解も有理数であることはすぐに言えますね。) 【2次方程式の解と係数の関係】 ax^2+bx+c = 0 (a≠0) の2つの解をα、βとすると α+β=-b/a、αβ=c/a である。
- oshiete_goo
- ベストアンサー率50% (374/740)
再度#1です. 一般性を失うことなく α=n/m ただし「m,nは整数で互いに素,m>0」 とおけます. (nは0でも負でも良い) こうしないで#1のままだと,m=-1もありです. 結論(αが整数)は変わりませんが.
- oshiete_goo
- ベストアンサー率50% (374/740)
>α=n/m(m、nは自然数でお互いに素)と仮定するといっったふうに?? 全くその通り.ただし,「m、nは自然数で互いに素」ですね. 分母を払って,m=1を示すことを目標に.
補足
すいません。 いろいろかんがえたのですが、解き方がわかりません。 できれば詳しくおしえてもらうのは駄目ですか?