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連続したn個の整数の積にはnの倍数が含まれるか?
- 連続したn個の整数の積には、必ずnの倍数が含まれるかを証明する問題について説明します。
- 与えられた2次方程式f(x)=x^2+ax+bの解が有理数αである場合、(1) αは整数であること、(2) 任意の整数lと任意の自然数nに対して、n個の整数f(l), f(l+1), ..., f(l+n-1)の中には少なくとも1つがnで割り切れることを証明します。
- 解答では、αが整数であることを示すために有理数としてα=m/nとおき、mとnが互いに素な整数であることを利用します。また、2次方程式の解と係数の関係から、αともう一つの解βは整数であることがわかります。さらに、2次方程式を因数分解することで、f(l)をl-αで割り切れることが示されます。したがって、連続したn個の整数の積の中には必ずnの倍数が含まれることが証明されます。
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L-αをnで割った商をp,余りをrとすると L-α=np+r 0≦r<n だから r=0の時 L-α=np がnの倍数になる 0<r<nの時 L-α+n-r=n(p+1) がnの倍数になる 0<n-r<nだから L-α<L-α+n-r<L-α+n ↓L-α+n-r=n(p+1)だから ∴ L-α<n(p+1)<L-α+n
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- 178-tall
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>余りが1からn-1のn-1個あり、割られる数f(l+a)がaは0からn-1までn個あり、余りはf(l+a)ごとに違うから、余り0がでてくるという考えでよろしいでしょうか? 当方のレスでは、「整数 f(l), f(l+1), … , f(n) 」を連続した n 個の整数とみなしており、 原題中の「2次式 f(x)=x^2+ax+b) 」とは別物でした。 そう割り切れば、f(l), f(l+1), … …, f(n) の中に n で整除可能なものが 1 つあるのは当然…という論法。 「2次式 f(x)=x^2+ax+b」を利用する利点が理解できなかっただけです。 蒙御免。
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お返事ありがとうございます。
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
>整数a,bを係数とする2次式f(x)=x^2+ax+bを考える。f(α)=0となるような有理数αが存在するとき、以下のことを証明せよ。 は飛ばして、 >(2)任意の整数lと任意の自然数nに対して、n個の整数f(l),f(l+1),・・・,f(l+n-1)のうち少なくとも1つはnで割り切れる。 を考えれば良さそう。 f(l), f(l+1), … …, f(l+n-1) は 1 ずつ増えていく n 個の整数列。 ↓ まず f(l) を n で割ったときの余りが 0 なら、f(l) は n で割り切れる、ということ。 (f(1) = 0 の場合を含む) また、f(l) を n で割ったときの余りが 0 ではない場合、その余りは 1 以上で (n-1) 以下。 それに続く n 個の f(l+1), … …, f(l+n-1) は順に 1 ずつ増えていくから、f(l+n-1) まで の間で必ず 0 になる (ちまり、n で割り切れる、ということ) 。
お礼
お返事ありがとうございます。
補足
よかったらお返事ください。 余りが1からn-1のn-1個あり、割られる数f(l+a)がaは0からn-1までn個あり、余りはf(l+a)ごとに違うから、余り0がでてくるという考えでよろしいでしょうか?
- asuncion
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ある整数は1で割り切れる。 その整数より1小さい整数を左隣に、または1大きい整数を右隣に並べる。 このようにして2つの整数を連続して並べると、どちらかは必ず2で割りきれる。 連続している2整数を1つのかたまりとしてとらえ、その左隣に2整数の小さい方よりも 1小さい整数を並べるか、右隣に2整数の大きい方よりも1大きい整数を並べる。 このようにして3つの連続する整数を並べると、その中に3の倍数が必ず1個存在する。 以下同様に、n個の連続する整数を並べると、その中にnの倍数が必ず1個存在する。 よって、連続するn個の整数の積は、nで割り切れる(実はnの階乗で割り切れる)。
お礼
お返事ありがとうございます。 パズルのような証明ですね。
お礼
計算による証明ありがとうございます。