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マルクスの資本論って?

参考書を2冊持ってまして、マルクスの資本論の内容で 「資本家が労働者から剰余価値を摂取する。」までは同じなんですけど、その後が少し違うんです。 「生産過剰により恐慌が発生し、資本主義は倒れ社会主義に移行する。」 というのが1つ目で、もう一つは 「プロレタリアートが資本主義を倒して社会主義になる。」 と言う風に書かれていました。 どちらが正しいのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • HANANOKEIJ
  • ベストアンサー率32% (578/1805)
回答No.2

「資本家が労働者から剰余価値を摂取する。」 「資本家が労働者から剰余価値を搾取する。」? 「生産過剰により恐慌が発生し、資本主義は倒れ社会主義に移行する。」 マルクスの資本論(三千ページ以上)を要約すると、こうなるのか?と感心します。何か、資本主義社会が自動的に倒れて、自然に社会主義に移行するように読めますね。果報は寝て待て、とは、うまくいきません。 「プロレタリアートが資本主義を倒して社会主義になる。」 これも、そうなのですが、時期が来て、もうこれ以上この制度を続けたくないという国民の総意で、政権の交代が起きるのでしょう。 答えは、資本論に書いてあります。図書館で読んでみて下さい。 新書版で13冊で、でています。全部読むのは、たいへんでしょうから、第1巻の序言とあと書きと、「フランス語版への序言とあと書き」、第三版へ、「英語版への編集者の序言」、第四版へ、を読んでみて下さい。50ページくらいの文章です。 初版が1867年に出版されていること、238ページに(全集では155ページ)「もし、ヨーロッパによって押しつけられた対外貿易が、日本において現物地代(米による年貢:私的な注釈)の貨幣地代への転化をもたらすならば、日本の模範的な農業もおしまいである。」 なんと、マルクスは、日本の農業が、明治維新後、衰退する予言をしていた。

sankagetu
質問者

お礼

ありがとうございます! 大変参考になりました。

その他の回答 (1)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

実はマルクスは資本主義の分析を資本論で行ったが、その後どうなる?というのは、何も言っていない。 だから、解説書は解説書を書いた人の解釈となります。 よって、どちらが正しい(マルクスが言ったかどうかという意味で)かというと、 どちらも、正しくない となります。

sankagetu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 マルクスはその後のことを書いてなかったんですか。 それなら参考書ごとに違うのも納得できます。

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