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「を」と「が」

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回答No.7

こんにちは。 主格以外を表す「が」について、ご質問文にある「~が(を)気に入る」「~が(を)理解できない」などと同じ部類に属する用例を、ご参考までに挙げておきます。 この「何が」は、「何を」に近い意味で用いられ対象語となります。 No.6様のご説明文でも示されていますが、文型としては ・~が~たい ・~が欲しい ・~が好きだ ・~が嫌いだ ・~が気に入る ・~が分かる ・~ができる(可能の意) ・~が~られる(可能の意) などがあるようです。 この場合も、一応「が」「を」のどちらでもとれるようです。「が」「を」両方の用例を挙げます。 「が」 ・「【野球が】好きだ/嫌いだ」 ・「当地でもうまい【魚が】食べられます」 ・「この【家が】とても気に入った」 ・「あの外国人は【日本語が】分かるようだ」 ・「彼女は【中国語が】できる」 「を」(小説などでの使用例) ・「村上が【英子を好きになって】、宴会の流れには必ずその店に寄った」 ・「君は【ハリーを好き】だったんじゃないのか」 ・「谷崎さんは母の【脚色を気に入って】くださり、」 ・「加川夫妻は【津也子を気に入って】いた」 ・「内弁慶で学校にいる時は一言も【口を利けない】私は、三好さんから水色の雨合羽を受け取ると“ありがとう”とも言えなかった」 ・「ギターの方は先生について習おうとしたら、【マンドリンを】それだけ【できる】ならおことわりするといわれたそうで、しかたなく独学でやったらしい」 ・「そういったものを注文されるのを非常に嫌うということはまた書くにも全力投球で【いいかげんなことをできない】。」 前回お話しした「~が~てある」「~を~てある」の文型の場合における使用法のように、『主体Aを立てて「AはBを~」とAの意志によってBをそのような状態に意図的に作り上げる』場合には、作家たちの自然な表現として、ここでも「を」が好まれる傾向があるようです。(上記「が」の用例には反例がありますが) しかし、これらはどちらを用いても特に全体の意味に差が生じないため、どちらかといえば、より“規範的”な形式「が」を使用する方が好ましいとされています。『助詞・助動詞の辞典 東京堂出版』より 上に挙げた八つの文型に当てはまる場合、意味に違いが生じない限りは、「が」を優先させるという考えでもいいかもしれませんね^^ それと、前回の補足になりますが、 【やる】他動詞 …職業としてある仕事をする。また店などを開いて営業を営む。「農業を――」「店は夜八時まで―っている」 …興行や催しを行う「いま歌舞伎を―っている」「特売を――」 …学問・技芸・遊戯などを(身を入れて)行う。「何かスポーツを―っていますか」明鏡国語辞典より 上記例文を変えて、「農業【が】やる(やっている)」「特売【が】やる(やっている)」などが明らかにおかしいことから更に考えてみると、 > ・(Aガ)Cヲ他動詞 → Cガ他動詞ラレル > (人々が)個性を尊重する → 個性が尊重される > > ・(Aガ)イベントを開催します → イベントが開催されます > ・(Aガ)CDを発売します → CDが発売されます 「やる」にも、これを当てはめれば解決しそうな気がします。 > > 「あそこで金魚すくいがやってるよ」 > > 「あそこで射的がやってるよ」 つまり「やる」は、上記の意味では他動詞となるため、 ・あそこで金魚すくいが【やられてるよ】 ・あそこで射的が【やられてるよ】 と受動態にすればすっきりするような気がいたします^^ 参考 【あがる】自動詞 物が空間を動き進んで高い位置に移る。「花火が――」

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