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高校 数III 関数の極限の問題です

f(x)=(ax^3+bx^2+cx+d)/(x^2-6x+8) であるとき、 lim_[x→∞]f(x)=6 , lim_[x→2]f(x)=-10である。 a,b,c,dを求めよ。 ―――――――――――――――――――――――― 助けてください。お願いします。

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回答No.2

数3の一部をなす「微分・積分」という古い科目を24年前に履修しました。 aについて 分子が3次式、分母が2次式である。x→∞とすると、a≠0では発散 するのは明らかである。 従って、有限確定値を持つためには分子は2次式でなければならず よってa=0 bについて 分子分母をx^2で割れば f(x)=(b+c/x+d/x^2)/(1-6/x+8/x^2) x→∞とするとf(x)→6であるから f(x)→(b+0+0)/(1ー0+0)=b=6 c,dについて 分母は次のように因数分解できる 分母=(x-2)(x-4) x→2では分母が0となるので、分子がxー2で割り切れなければ この極限は発散する。そこで分子をg(x)とおき g(x)=6(x-2)(xーα)とおける。(αは実数) このときf(x)=6(x-2)(x-α)/(x-2)(x-4) =6(xーα)/(xー4)=-10 x→2なのでx=2を代入して 6(2ーα)/(2ー4)=-10 2-α=-10・(-2)/6=10/3 -α=10/3-2 α=2-10/3=-4/3 ゆえに g(x)=6(x-2)(x+4/3) =(x-2)(6x+8) =6x^2ー4x-16 これはf(x)の分母にほかならず、係数を比較することにより、 c=-4 d=-16 すなわち a=0 b=6 c=ー4 d=ー16 ======= 検算用に覚えておきましょう。 「0/0不定形の極限は、分母、分子それぞれを微分したものの極限に等しい(ロピタルの定理)」 (これでもだめなら再度微分していく) 過程を書かせる問題でつかってはいけません。高校数学では定理を証明していないからです。 (大学数学微分積分学で証明します) この問題の、x->2の条件は次のように検算されます。 (6x^2-4x-16)/(x^2ー6x+8) →(12xー4)/(2x-6) (分母分子を微分) x=2を代入 (24-4)/(4-6)=ー10となり、条件の極限値が得られる。 =========== こうしてみると ・整式の分数式の極限の特徴(分母分子で次数は同じか(種々の値)、分子が小さい(0)こと。分子次数が大きいと必ず発散する) ・∞にすっ飛ばしたときの整式の極限の基礎的解法(最高次数で分母分子を割って次数の低い項を0に収束させる) ・有限確定値に飛ばしたときの0/0不定形極限の基礎的解法  (因数分解・約分などをして、その点の影響を消す) でとける問題です。 まだ簡単な方に入ります。類題をよくさらっておいてください。

bitaminbb
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 ロピタルの定理というものは知らなかったので 今後の勉強に活用していきたいです。 受験生の夏にこの程度の問題が解けなく とても恥ずかしいです。 これからもっと精進していきます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.1

lim_[x→∞]f(x)=6 から a=0,b=6 このとき f(x)=(6x^2+cx+d)/{(x-2)(x-4)} lim_[x→2]f(x)=-10 から f(x)の分子が(x-2)で割り切れなければならない。 分子にx=2を代入すると分子=0 24+2c+d=0 → d=-24-2c…(■) このとき f(x)=(6x^2+cx-24-2c)/{(x-2)(x-4)} =(x-2)(6x+12+c)/{(x-2)(x-4)} =(6x+12+c)/(x-4) x=2を代入して (12+12+c)/(2-4)=-10…(●) (■)と(●)からc,dを計算して下さい。

bitaminbb
質問者

お礼

迅速な回答ありがとうございました。 学校で求められているであろう回答のようで助かりました。 ありがとうございました。

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