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発生主義と費用収益対応の原則について

費用は発生主義によって認識されますが、 (仕入)について質問があります。 仕入額は『発生主義』に基づいて計上され、『費用収益対応の原則』によって売上原価として売上と対応することになると思うのですが、 経過勘定項目については費用収益対応の原則ではなく、『発生主義』を根拠に発生しています。 経過勘定項目とは、発生した販管費などのうち、当期に属するものだけを当期の費用として計上しようとするものだと思うのですが、 それならば、売上原価についても、仕入として計上された額のうち、当期に属するものを売上原価として計上しようとしているので『費用収益対応の原則』ではなく、『発生主義』を根拠に計上されるのではないでしょうか? どなたかご教授お願い致します。

みんなの回答

  • putidenny
  • ベストアンサー率43% (160/369)
回答No.1

仕入額は『発生主義』に基づいて計上され、『費用収益対応の原則』によって売上原価として売上と対応することになると思うのですが、 →一応そのとおりです。 経過勘定項目については費用収益対応の原則ではなく、『発生主義』を根拠に発生しています。 経過勘定項目とは、発生した販管費などのうち、当期に属するものだけを当期の費用として計上しようとするものだと思うのですが、 →経過勘定項目は、『発生主義』を根拠に発生したものの中から、  費用収益対応の原則を適用して当期の収益に対応させた残りを  次期以降に繰り越すものと考えます。 それならば、売上原価についても、仕入として計上された額のうち、当期に属するものを売上原価として計上しようとしているので『費用収益対応の原則』ではなく、『発生主義』を根拠に計上されるのではないでしょうか? →売上原価については、『発生主義』を根拠に計上された仕入から、  経過勘定項目にあたる繰越商品を実地棚卸しなどて求めて控除し、  逆算する仕組みになっています。

do-_-ob
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 問題集に「発生主義の適用の典型例として、経過勘定項目があげられる」とあったので、経過勘定項目は『費用収益対応の原則』を根拠にしていないのかと思ってしまいました。 経過勘定項目は『費用収益対応の原則』を根拠にしているが、その前提として費用を『発生主義』に基づいて計上しているということだったんですね。 発生主義と費用収益対応の原則はまた別の考え方だと捉えているので混乱してしまいました。 つまり正確には「発生主義会計の適用の典型例」ということだったんですね。

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