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皮算用
小生は皮算用とは、期待する事で中でも一般的に金銭が絡む事だと認識していますが、金銭以外でも皮算用 と言うのでしょうか。 例:(1)怪我の回復の皮算用 (2)景気回復への皮算用 (2)は最終的に金銭に絡みますが・・・
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「皮算用」はNo.3様が書いておられるように「取らぬ狸の皮算用」から出た言葉で、意味は「(まだ捕えないうちから、狸の皮の売買を考えることから) 不確実な事柄に期待をかけて、それをもとにした計画をあれこれ考えること。」(広辞苑)です。 「算用」は「金銭などの計算をすること」なので、多くは、「まだ手にはいらない収入をあてにして計画をたてること」(三省堂 現代国語辞典)に使いますが、「合格もしないうちに入社したらなんていうのは、取らぬ狸の皮算用もいいところだ」(三省堂 必携故事ことわざ辞典)という用例もありますから、現在では金銭に絡むこと以外にも使われる場合があるようです。 ただ、質問者様だ挙げている「怪我の回復の皮算用」というのは正しい使い方ではなく、「治療する前から怪我が回復した後の計画を立てるなんて取らぬ狸の皮算用だ」というように「前」と「後」ことを明示する必要があります。
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- cyototu
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他の方が書いてあるように「捕らぬ狸の皮算用」から出てきた言葉ですが、何故,狐や狢(むじな)や兎では無いのかが説明されていないと、この言葉の因って来るところが判らないでしょう。 狸の毛は、筆の毛として最高とされています。ですから、狸を捕まえた猟師は多額の金が入るのでほくそ笑むのです。とくに、狸と良く似た狢の毛は品質が悪く二束三文に切り成りませんので、狢だったらがっかりするのです。もちろん、狸の毛は筆としては、狐よりも兎よりもずっと高級なのです。
- debukuro
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本来の意味は 毛皮猟師が狸を獲る前から獲ったつもりになって皮の数を数える こういうことから何かを手に入れる前から手に入れたつもりになることを「獲らぬ狸の皮算用」というのです 省略しすぎて意味が正しく伝わっていないようですね
- Us-Timoo
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『期待する』 という意味では『皮算用』は使いません。
- carrotcake
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私も金銭が絡むことに関して使う言葉だと思います。 「怪我の回復の皮算用」といえば、治療費に対して医療保険がいくら入るか収支計算をしているイメージを持ちます。