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どの政党に投票したら良いですか?
bismarks05の回答
- bismarks05
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政党に投票しなければならない、という前提での質問でしょうか? 多くの人が誤解してますが、比例代表に限らず、投票は”絶対的義務”ではありません。 選挙権は国民に与えられた権利であって、国民が行わなければならない義務ではありません。 従って、「投票しない」という選択肢は一向に問題がありません。 むしろ、投票しないという選択肢を提示するならば比例代表選挙の投票を行わなければいいだけです。 そもそも投票は憲法前文にあるように厳格な国民の政治信託であり、軽い気持ちで行うことではありません。しかし、実態は、選挙を義務化して深く考えることなく投票が行われているのが現状でしょう。 そもそも、「政党政治」で政治を考えることが果たして良識ある政治なのでしょうか? 日本の政党政治の歴史は原敬(小沢氏と同じ岩手県民)の政党内閣から始まったものですが、二大政党制を実現させたあと、大政翼賛会体制に移行した歴史などを考えれば、決して世界基準の政党政治とは異なり、政党の価値が国民主権に寄っているとは言えません。 むしろ、政党が政党構成員のための団体になっていることは政党助成法や国会法を見れれば明らかではないでしょうか?既存の日本の政党は、単なる「選挙互助会」と揶揄される状況は悲惨な日本の政党政治の現況を指摘したものと言えるでしょう。 多くの回答を見る限り、政党政治の上で政治を語っているようですが、それは果たして世界の政党政治を俯瞰した上での回答でしょうか?私にはそうは思えません。 結びに変わった話を。 世界の政党政治では日本人では理解できない形体が存在します。 一般的には政党は一致団結して、同じ政策・同じと公約を仰ぐのが一般的ですが、諸外国の政党は必ずしも一致・同質性を見せていません。それが顕著なのはアメリカ二大政党制であり、欧州諸国の政党です。 そもそも政党とは、一定方向の政治的一致を見た政治意思の持ち主の団体にすぎません。政党が個人の政治意思を縛るものでありません。 しかし、それが日本の政党では党議拘束が一般的であることを考えれば、その不健全さが見えてきます。(司法では党議拘束を違憲としていませんが) 世界には、政党の枠を軽く超えて政治が行われる事例がありますし、日本でも超党派という枠組みでの政治活動が活発化しています。 「すでに政党政治で政治を考えるのは時代遅れ」、とも言えるのです。 各国で比例代表が制度化しているのは、あくまでも政党政治が健全な個人の政治的自由を保守できるからです。それに比べれば日本は悲惨な状況です。 決して、「政党政治」で政治を考えるのではなく、個別の政治問題を個別に精査して政治を考えるべき時代が日本にも到来したというべきでしょう。 ちなみに、日本では公約にしろ、マニフェストにしろ、履行義務規定を政党綱領に設けていません。政権獲得しないでも公約の実行責任はあるはずです。それすら守れないで、政権与党になって政策履行ができるとは思えません。日本の政党は嘘つき団体であることに全く警戒感もなく、国民も警戒感がないのです。こんな不健全な日本の政党政治の現況は世界的に見ても極めて不健全であり、破綻していると言えるでしょう。 その象徴が、政党助成法であることは、世界の各国を見れば明白でしょう。 「すでに政党に期待する政治の時代ではない」・・・というのが結論です。
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お礼
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