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二大政党制は・・・
ここ最近の与野党の政局はさすがにうんざりしました。 しかし、個人的には二大政党制という仕組みに無理があり、必ずしも政治家たちの質を問うても 不毛ではないかと思いました。(少数ですが優秀な政治家も現時点で存在すると思いますよ。) 今でさえ党内抗争、派閥抗争の激しい日本の政治の動き・・・ 多少の汚職があっても、昭和の自民党のようにどっしりと大きな与党になってほしいです。 同じような政策理念をもつ人たちが自民、民主にそれぞれ別れてしまうのは労力の無駄だと思います。 再び、中選挙区制にもどすという案についてみなさんはどう思いますか。
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私も中選挙区という考え方が良いように思っています。 派閥の弊害、政治とカネの問題がありますのでまずは世襲を禁止することが必要条件だとは思います。 世襲の問題点については後に説明するとして、先に二大政党制については和田秀樹氏の考えを紹介いたしますので参考にしてください。 アメリカには実質的に共和党と民主党の2政党しかない。しかしヨーロッパは、二大政党のイギリスを例外として、ほとんどの国が多党制で連立内閣を組む。多党制が面白いのはドイツの緑の党のような環境政党が与党に入ったり、あるいはイタリア、フランス、スペインといった主要国で共産党が連立内閣の一員になるといったことが起こる。 日本人が大嫌いな共産党の役割がヨーロッパでは非常に大きく、保守系与党がひどい政治をやると共産党が票を伸ばして連立与党に入ってくる。あまりおかしなことをやると共産党が伸びるという警戒心があるから、財界も無謀なことはできない。もしアメリカのような極端な格差をつけてしまうと共産党が躍進して私有財産を奪われかねないから、金持ちも悪いことができないのだ。 日本人は自民党と民主党の二大政党がいいといつのまにか信じ込まされているが、少なくともヨーロッパでは連立政権の共産党が政治のリベラルどころかソシアルに向かわせたり、弱者の味方をしたりと、国民にとって都合のいい役割を担っている。 日本も共産党が単独政権をとったらまずいが、連立政権に入る余地はあってもいいと思っている。さらにいえば、共産党が私有財産は認めないといった主張をしてもいいのである。そうすると共産党には政権をとらせたくないから、極端に金持ちに有利な政治はできなくなる。ヨーロッパは基本的にその路線だ。共産党が政権に入ってくると主要企業が国有化されるということが起こっている。 アメリカと交渉するにあたっても、共産党というカードがあったほうがいいのだ。一連の構造改革、規制緩和に関するものも含めて、アメリカが理不尽な要求をしてくることがあるが、そういうときに与党が「無理を聞いても構いませんが、そうなると共産党が票を伸ばして政権に入ることになりますよ。それではそちらとしても損でしょう?」といえるのである。自民党と民主党の二大政党ではどちらも親米政党だから、アメリカから「うちとしてはどちらが政権をとってもいいですよ」と押し切られてしまうのがいまの日本だ。 私たち自身も旧来の価値観にとらわれず、自分の国の現状にもっと関心を払い、この国をよくする方法を真摯に考えていかなければいけない。 (富裕層が日本をダメにした!「金持ちの嘘」に騙されるな 宝島社新書より) ※イギリスも昨年の総選挙で第三局の自民党が躍進しました。 次に世襲の問題についてです。世襲問題のど真ん中には「政治とカネ」の問題があります。 ◎世襲を禁止すれば政治家と業界とのつながりや利権についてもある程度断ち切れます。 ◎有力な政治家は帳簿にも載せていない裏の(地下金庫の保管しているような)お金を持っています。これを引き継ぐから血縁にこだわるのです。これについても断ち切ることができます。 このことが最も大事なことのはずです。小渕優子さんがお父さんが亡くなられて急遽出馬した時を思い出してください。何の志もなかったし、準備もしていなかったのに無理やり出馬しました。 他にも例えば中川昭一氏の奥さんの出馬が噂されるのもそうだと思われます。 裏に多額のお金の引き継ぎがあるからこそ血縁にこだわるのです。 そうでなければ一般企業のように後継者に前任者の片腕(血縁のない人間)でもいいはずなのです。 シロウトに引き継がせるような党の公認(人選)って・・。 秘書のなかには志を持った人間も多いはずでしょうし、地元の地方議会には地道に自治などを学んだ地方議員や党員もいるのですから・・・。そういう人のほうがよっぽどこの国の為になるでしょうし、権利の平等の面でも当然のことでしょう。 『政治とカネ』の問題を考えるのならまずは世襲問題を考えるべきなのです。 不思議なことに評論家筋は、このことにあまり触れようとしないですよね??? 自民党にも菅義偉(すがよしひで)議員のようにはっきり世襲を批判していた人間もいました。 小泉氏はこれらの意見を無視して自分の息子を出馬させました。 公認がもらえなくて出馬を断念する現職議員もいたのにです。 世襲とはエゴそのものなのでは・・・。 麻生家、鳩山家、安倍家などを含め・・私達の国に「可憐なる政治家一族」は必要なのだろうか?? 世襲一族を尊敬し崇拝する必要などあるのだろうか?? 皆さんも考えてみてはいかがでしょうか? ご参考まで・・・
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- hekiyu
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賛成です。 小選挙区制は不安定です。 その時の状況で、政権がコロコロ変わるのは 勘弁して欲しい。 もう絶対に民主党には政権与党になって欲しく ないです。 民主党はあくまで野党で頑張るべきです。 与党の能力も資格もないことがはっきりしました。 腐っても鯛、でまだ自民の方がマシ。
お礼
回答ありがとうございました。 マスコミはえらそうに政治批判を続けていますが、そもそも麻生政権末期の頃は二大政党制が到来するのを待ち望んでいるのではないかと思えるような報道姿勢だった気がします。 総理は最低でも2年、できれば小泉純一郎氏のように4年は続けてもらいたいものです。
お礼
回答ありがとうございました。 共産党が欧米では存在感が強いというのは初めて知りました。日本共産党はお飾りに等しいのに・・・ 意外にも、日本は金持ちに甘い国なのかもしれませんね。 世襲はいつか禁止しなきゃいけないのでしょうね。でも世襲議員、かなりの数が国会に いらっしゃるみたいで・・・禁止できるでしょうか?