なかなか諦められない人の心理を教えてください。

質問

どう見ても嫌がられているのに諦められない友人がいます。
（彼３０代前半、彼女４０代前半）
前にも相談させていただいたのですが、今回の質問は、私の疑問です。
彼女は皆様のアドバイス通り、本人が気づかないと何を言ってもムリ・・ということで、言うのはやめました。
しかし、私の中で、彼女の心理がどうしても理解できないので、自分の中の疑問として人間勉強の為に相談させてただきました。

クリスマスも誕生日もバレンタインも完全にスルー。
何ヶ月も無視。職場で会って話がしたいと申し出て、約束しても当日にすっぽかし。
こういう状況におかれても友人は彼を待っています。
『きっと何か理由がある』『周りは辞めろといってるけど、本人から聞いたわけじゃない』等です。
こういう風になってしまう人の心理はどんなものですか？
私は性格が違うみたいで全く理解ができずにいます。
わかりやすように、()の中に私だったらこう考えてしまう・・という事も書いておきます。
理由として私が想像したのが。。。。

(1)終わってしまうのはいいけど相手がハッキリした理由を言わないので確かめないと納得がいかない、納得すれば諦められる。
（行動に全然気持ちや誠意が見られないのだから、もうダメとして判断して身を引いたほうが傷つかない。問い詰めてもお互いに不快な思いをするだけ）

(2)彼は私を好きに違いないと思っている。
（好きな相手なら一般的な頻度ではできなくても何かしらアクションがあると思う。完全無視は好きだとはとても思えない）

(3)彼が好きだから、しょうがない。
(いくら好きでも、相手が嫌がっているのにしつこくするのは、本当に好きでないのでは？好きなら迷惑をかけないほうがいいと思う。)

(4)せっかく恋愛したのに、終わってしまうのが嫌。
(一方通行の恋愛なら辛いだけだからしないほうがいい。)

(5)自分が好きだということをいつか相手がわかってくれて、同意してくれると信じている。
(長い恋愛を経た相手ならそれもあるかもだけど、最初からスルーされるようであれば元々相性が悪い相手。相手が振り向くとは思えない。)

(6)自分を否定されたようで悔しいという気持ちからくる執着心。
(恋愛がうまくいかなくても、自分の価値が落ちるわけではないし、
その悔しさを取り返すために相手を動かそうとするのは他力本願であって、プライドは自分で取り返すべき)

(7)いくら苦しくても、恋愛をしてるという実感が好き。
(苦しい事を保ってまで恋愛してる状態がほしいとは思えない。)

(8)その他

友人、私。
どちらが正しいとか間違っているとかはないと思います。
でも、私の脳細胞だと理解ができません。

こういう経験のある方、想定できる方。
彼女はこうなのでは？という意見を聞かせてください。

なるべく彼女に近づいて、話を聞いてあげないといけないと思うからです。

回答No.6

ame830

単純に「好き」っていう感情があり、それに対して自分で自分に言い訳をしてる状態なのだと思いますよ。

「好き」って感情は理屈じゃないですよね。
どんな変な人間でも好きになるときはなるし、どんな素敵な人でも好きにならないときはならない。
で、自分が好きになった相手が振り向いてくれないというとき、「じゃあもう好きじゃなくなりました」なんて風に簡単に気持ちを切り替えることはできないですよね。
振られても、やっぱり好きなものは好き。
理屈じゃないですから。

で、多くの人は好きな人が振り向いてくれなかったら、その人へのアプローチは諦めるものの、心の中ではなかなかその人を忘れられなかったりするものですよね。
心は諦めてないけど、行動は諦める、って状態ですよね。
心でどれだけ泣いてても「しょうがないさ！」なんて空元気出したりしてね。

でも時々、その諦めきれない心に自分で言い訳を与えて、行動まで諦めない人がいたりします。
「きっと何か理由がある」「本人から聞いたわけじゃない」
→だからまだ可能性はあるんだ
なんて風にね。

多分彼女も、頭のどこかでは分かってると思うのですよね。
もうダメだ、って。
けどだからといって、心から簡単に「好き」って感情を消せるわけじゃない。
普通の人ならそこで行動を諦めて、ジッと悲しみに耐えるわけです。
でも、彼女は自分の心に「○○だからまだまだ可能性はある！」って言い聞かせて、自分で言った言い訳を信じて行動まで諦めないわけですね。
自分で自分を騙してるようなものです。
こういう人は、ひどく思いつめてる感じ、周りが見えてない感じ、精神的な余裕がなさそうな感じ、そういった感じの人が多いです。
自分で自分を騙すためには、冷静ではダメなんですよ。

そういうときは、彼女の話を聞きながら、質問をたくさんしていくといいかもしれないです。
「それで彼の反応はどうだったの？」「彼って食べ物は何が好きなの？」「あなたはそのときなんて言ったの？」「なんでその日にデートしようと思ったの？」
みたいな特に深く考えず適当に、会話の節々に。
人間って質問に答えることで、徐々に客観的になっていくんですよね。
質問に答えるためには、ある程度思考を整理しないといけないわけで、それを繰り返すうちに、思考がどんどん整理されて客観的になっていきます。
悩みってのは得てして主観的なものが多いですから、たくさん質問に答えていくうちに客観性が戻って悩みが消えることって多いです。
「あれ？なんでこんなこと悩んでたんだ？」とか「なんだ、ああすればよかっただけのことじゃん」なんて風に。
こっちは何の考えもなしに適当に質問してるだけなのに、勝手に向こうが「ああ！分かったぞ、そうか！たったあれだけのことじゃん！」って何か気づくことも多いです。
彼女も自分で自分を騙してるだけで頭のどこかでは分かってると思うので、そうやって質問にたくさんしていけば、客観性を取り戻して自分で気づくのではないでしょうか。

お礼

ご意見ありがとうございます。

なるほど！！
（こればかりですみません、目からウロコのご意見が多くて本当にその言葉が出てしまいます。）

失恋ってほとんどの方が自然にそうしてる（行動は諦める）のだと思いますが、それをできない、もしくはしようとしない方もいるのですね。

それは痛みから逃げようとする逃避なのか、自分の思い通りに事が運ばないと納得できない頑固さなのか、絶対に成功するという自信家なのか・・・・・
すぐにヘタれて諦める私には全くない部分だったので、勉強になります。

そうですね、衛星になれず、自分を騙して言い訳してる人に大切な事は？と考えると、現実を見てもらうことですものね、
質問形式はすごくいい話し方だと共感しました。

っていうか、皆様、何でそんなに頭がいいのでしょう・・・・
私は単純すぎて、ひたすら思ってる事を伝えてしまい、最後には
『貴女の中で彼がどんどん悪くなっていくね』
なんていわれる始末・・・・(ーー;)
彼女をよく観察して、それにあった相談ができてない私にも気がつくことができました。
人との関わりって、ムダはないですね！