• ベストアンサー

ソマリア沖の海賊対策へ海上自衛隊派遣について

oas555の回答

  • ベストアンサー
  • oas555
  • ベストアンサー率35% (5/14)
回答No.10

NO3を書きましたが、再度の投稿です。 自衛隊派遣について現段階では法的に不十分な部分があり、自衛隊による民間護衛が充分機能するかどうか、自衛官・船体装備の安全確保が充分保証されるか、これらについて不安があります。 現段階では、自衛隊の武器使用基準が曖昧(曖昧と言うより武装部隊としては手かせ足かせ状態)で、そして警護多国間のとの協調行動が取りにくく、他国関係船舶の警護もまっとう出来ない、等の不備があります。 これでは護衛部隊としては現実にそぐわず不完全であり、政府も緊急に法整備を行う予定でありますが、本来ならその法が成立してからの出動が望ましかった。 急遽自衛隊派遣を決定したのは、海賊からの日本関係船舶保護が「具体的に」急務を要する事項であった事、他国・海外他組織からの要望が強かった事、中国等も派遣していてそれが羨ましかった事 (中国は大喜びで出かけましたからw)、 政争の道具 (民主党分断と民主・社会その他野党の離反狙い。野党各党の戯言発言期待。もって自民党支持取り付け) に使用された事。これら理由があるようです。 しかし、日本の防衛組織にとっては今回の出動の意義は大きい。 本拠地から遠く離れた地点での陸・海・空の各自衛隊組織間の連携行動を、友軍との連携により運用する事になる。(法が確実に整備されればですが) 単なる後方支援ではなく、軽微とは言え(ロケット砲も現在では軽微な装備)武装された組織に対し、敵対的警護活動並びに一触即発的武力行使を行う。この経験は自衛隊(とその他関連組織)にとっては貴重でしょう。 相手は海賊ですから、大きな覚悟が必要な相手ではない。 しかし、海賊は軍隊ではないから、それなりの対処法も護衛部隊側には必要。敵ではなく、「暴徒」であり、思想目的のテロリストではなく「金目的」の貧困者(或いは成金)であり、あちらには警護部隊や平和目的船舶を殲滅する意図は無い。 謂わば半平和的な武力弱者を、双方の安全を確保しながらどうさばくかの問題。 あちらは捕まっても死刑にはされないと気楽に襲ってきますので。 今後の本格的な自衛隊等武力部隊の平和維持活動の為に、今回の派遣を大きく役立てて欲しい。 平和主義的な思想の方々や護憲思想尊重の人たちの中で、派遣反対の主張が見られますが、今回の件に付いてはNO3で書きましたのが私の考え方です。 しかし極端な平和主義や過剰な護憲思想は一方の極として大変重要な日本のカナメ石ですが、もう少し現実的に成らないと何を主張しても無視されるだけです。 この場合の平和主義とは、海賊側の主張や海賊行為の背景を考え、総合的に地域に平和をもたらすにはどうなれば良いのか、それを考え主張する事だと考えます。 海賊が悪いから撃退する、だけでは済まさない、それが平和主義の根本のはずです。 派遣される自衛官の方々は悪くすると負傷落命してしまいます。彼らが命を張れるのも日本の平和的思想や国際貢献意欲が彼らの背後にあるからで、その為にも平和思想家は主張し続けてください。

lions-123
質問者

お礼

再度のご回答・ご意見を賜りましてありがとうございます。 字数制限より、ご回答の一部分のみへの感想感慨となりますが、丁重なる説明とアドバイスに茲もとお礼を申し上げます。 >現段階では法的に不十分な部分があり、自衛隊による民間護衛が充分機能するかどうか、自衛官・船体装備の安全確保が充分保証されるか、これらについて不安不備があり、本来ならその法が成立してからの出動が望ましい。                 ↓  全くそのとおりだと思います。 ただ、日本の場合、民主主義のコストとして、合意形成に非常に時間と手順が掛かり、結局はタイミングを逸したり、目的にそぐわない中途半端な(出来る事しかやれない、お金だけが多い)対応となる懸念がある。 かっての湾岸戦争時の先例の如く成果も評価も低くなる。 >急遽自衛隊派遣を決定は、海賊からの日本関係船舶保護が急務を要する事、他国・海外他組織からの要望が強かった事、中国等も派遣しそれが羨ましかった事 、 政争の道具、これら理由があるようです。                   ↓ 船舶や乗員の警護は国家の重要な義務・役目。 世界の自由な市場や貿易の成長に存亡・発展を依存している我が国という観点・立場からの→国際社会の一員として名目的な責任だけでなく、今回の海自派遣には仰るような内向き、政争、受け狙い等の不純な動機が含まれるのは否めません。 しかし、小異を残し大同に付く、普通の国の普通の感覚で行うべき事を行う。 自国並びに眼前に航行する該当国の船舶・乗員・積載品の護衛、救援に当たるは→難しい事を言わずとも、人道的・自然法的な当然の権利・権限・義務なのではと、私は思います。 漸く中味の安全性、効果的な行動規範、派遣組織のチェックと装備やリスクミニマム化へ意見集約化が見られる事は遅まきながらも進歩だと思います。 我が国の自決権・自衛権・安全保障問題の成熟化・正常化・重要さの確認過程であると思います。 かってのペルー大使館人質事件、イラクやアフガンでの民間人の人質事件では、解決に向けて→他国・国際機関の軍事&警察力とネゴエーションや明かされる事はないが見返りによってしか改善、解決が出来なかった反省を少しでも事前に予防、警告、抑止行動が今回は行われようとしているのは今後の展望も含め素直に頼もしいと評価したい。

関連するQ&A

  • 新憲法草案について(第九条

    自民党新憲法草案より、 第九条の二 わが国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指導者とする自衛群を保持する。 2 自衛軍は前項の規定による任務を遂行するための活動を行うにつき、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。 3 自衛軍は、第1項の規定による任務を遂行するための活動の他、法律の定めるところのより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。 4 前2項に定めるものの他、自衛軍の組織及び統制に関する事項は、法律でさだめる。 この草案に賛成するか、反対するか、あなたのご意見・根拠を教えてください。

  • 参議院選挙が近いのに中国軍の動きが解せぬ。

    あんな行動すれば日本危しで、 自衛隊を軍にせよと世論が憲法改正を後押しをする。 そして圧勝となり現首相の思うつぼ。 現法では自衛隊は先制どころか国会の承諾なしの反撃ができず、 撃墜されて隊員が犬死をする。 逃げるしかないなら航空自衛隊の運用は無理。 制空権を失えば海上自衛隊も運用できない。 憲法改正は共産圏が資金を出して長年阻止してきた。 その中国が日本を憲法改正に向かわせる。解せぬ。

  • ソマリア沖の海賊対策について

     質問タイトルにかかる別の人の疑問に対して、自分の意見を投稿したのですが、前から疑問に思っていたことなので改めて質問します。  ソマリア沖の海賊対策について連日報道されていますが、みんな複雑に考えすぎていませんか。要は海賊をしているほうが悪いわけですから、精密攻撃ではなく、殲滅することを主眼にしてソマリア海岸線を総攻撃して廃墟にすれば終わりなのでは?と単純に思ってしまうのですがだめなのでしょうか。ソマリアの海賊には遠洋の日本や米国を攻撃する能力はないのですから、徹底的に攻撃し、ソマリア海岸線を機雷封鎖するか、地雷で人が近寄れないくらい殲滅すれば海賊は防げるのではないでしょうか。

  • ソマリア沖の海賊対策

    自衛隊を派遣した場合と派遣せずに商船の航路をソマリア沖を避けて、遠回りさせる場合の費用的な差を教えてください。 ソマリア沖に海賊が派遣されましたが、費用はどのくらいかかるのでしょうか。 また、自衛隊を派遣せず、全ての商船の航路をソマリア沖を避けて、遠回りさせるとしたら総額としてどのくらいになるでしょうか。 よろしくお願いします。

  • ソマリア沖海賊対策

    こんにちは。 先日、海上自衛隊の護衛艦が第七次部隊としてソマリア周辺海域の海賊対策として出港したというニュースを見ました。その護衛艦に海上保安官8名が乗り込んでいますね。 質問なのですが、この海上保安官8名はどのようにして選ばれているのですか?年齢など関係なく、全国から優秀な海上保安官が任命されているのでしょうか? 教えていただきたいです。

  • 戦争は起こらない??

    昨日友人と、平和問題について議論していました。 私は、ゆくゆくはもちろん世界的に武装は放棄すべきだと考えておりますが、当面日本は、アジア圏だけでも防衛費が増え続けており、いつ攻められても対処できるように自衛隊は必要であり、戦争できる準備をしておくことは当然のことと考えております。 また、ソマリア沖の海賊から日本の艦船を守るためにも、自衛隊を派兵すべきであると考えております。 おそらくこの考え方はスタンダードな保守の考えとほぼ同様ですので、詳細は割愛致します。 友人の反論として、そもそも戦争自体は絶対してはいけないもので、自衛隊は警察組織の下置き、行政権の及ぶ範囲内のみで活動する。また、これだけ国際的に経済交流が進む中で、侵略戦争をした国は世界から制裁を受けることになるため、いったいどこの国がそんなリスクを冒してまで日本に攻めてくるんだ? ソマリア沖の海賊の対処としては、いくら遠回りになっても航路を変え、たとえば太平洋を横断すれば、遠回りになる分国民はリスクを負うが人は死なない。また国民への負担は、海外派兵する分のコストを回し、補助金として交付すればいいのでは? とのことでした。 以上のことは、確かにもっともなことであると思います。しかし私としては、数パーセントでも敵とみなすことのできる国がある以上、防衛は最重要課題の一つであると思うのですが。 ちなみに私は、そのときは思いつかなかったのですが、国連の安全保障理事会で、中国・ロシアが拒否権を握っている以上、やはり国際的に一致して攻撃国に制裁が下ることはなかなか難しいのではないだろうか?と考えましたが、反論としては弱いと思います。 皆さんなら、友人の考えにはどのように反論しますか?知恵をお貸しください。

  • ソマリア沖への自衛隊派遣

    海賊対策の為、海上自衛隊をソマリア沖へ派遣するかもしれないことになっていますが、疑問があります。 他国の水域に軍隊の戦艦を派遣し、さらには軍事行動(警備行動?)をすることがなぜ可能なのでしょうか? (この際、自衛隊が軍隊かどうかの論議は加味しません) 例えばロシアの水域にアメリカの軍艦が入って、軍事行動をとるなんて考えられないと思うのですが・・・

  • 200字で安倍内閣の憲法改正について思うこと

    「安倍内閣の憲法改正について思うこと考えること提言したいこと」200字でお願いします。字数を埋めればいいので簡単な言い回しで大丈夫です。 ○目指す改正条項 憲法96条(改正手続きに 関する規定):まず国会が3分の2以上の多数での改正案を発議し国民投票で過半数が賛成すれば憲法改正。 →→この規定の国会の発議可決数を過半数に引き下げたい。 その後憲法9条の改正も視野に入れる。 改正したい内容 →→自衛隊の規定、集団的自衛権の行使などの改正をおこなう。自衛隊を国防軍と表記。 ※集団的自衛権とは? 自国と同盟関係にある国が他国から攻撃されたとき、自国が攻撃されていなくても同盟国を守るために戦うこと。 ○期待と課題 期待:世論調査では改正支持は60パーセント以上。(ただし消極的賛成も含むまた改正すべきとする条文については色んな意見がある) 課題:改正の主旨目的必要性が国民にはわかりにくい。改正を目指す自民党は国会で3分の2の議席を持たない。→政策をおろそかにして数合わせのために他党と連立する可能性。

  • 日本国の領海を犯す行為と海賊対処法の関係について

     ソマリアの地の海賊対処のために立法された海賊対処法をベースにして質問したい 参考資料:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H21/H21HO055.html (1)1条は、我が国の領海を想定していると解しえるか? (2)(2条について)我が国の領海において領海侵入を犯す船舶は後を絶たない。それらには2条の海賊行為を看做せる行動は存在しえるか? (3)6条条文は、海上保安官又は海上保安官補の武力行使は、警察比例原則に留まるか?

  • ソマリア沖海賊船対策で自衛隊が派遣されてますがその中で航空自衛隊が着用

    ソマリア沖海賊船対策で自衛隊が派遣されてますがその中で航空自衛隊が着用しているデザート迷彩服はあまり知られておらず写真等も見つかりませんが陸上自衛隊の特殊迷彩服と同じく極秘扱いなのでしょうか?航空自衛隊の砂漠迷彩服はチョコチップ付きスリーカラーや陸上自衛隊の防寒外皮ではないか?と思われると思いますが、探しているのは陸上自衛隊と同じく斑点(フリッツ)パターンのデザートのスリーカラー?です。 詳細な情報やや画像等が見れる場所を探しています。