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劣化ウラン弾は核使用にはならないの?

1.核廃棄物だったものが70年代後半から兵器として利用される こととなったものらしいですが、これは核兵器の使用には ならないのでしょうか?グレーゾーンなのでしょうか? 2.アメリカがイラク空爆、NATOのコソボ空爆で使用した と言われていますが、どうしてアメリカはこの兵器を使いたがる のでしょうか。 たぶん、実践での実験をしたいのだと思いますが、アメリカは この兵器の系列に属する兵器を今後作りつづけていくのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • jetplane
  • ベストアンサー率30% (140/459)
回答No.9

ごめんなさい、少し訂正があります。あの、劣化ウランはウラニウム235を取り出す際に生じる非放射性の副産物でして放射性廃棄物ではないです。しかし、放射性は有さないもののそれ自体に毒性があるという点で人に被害をもたらすのです。放射性廃棄物ではありませんでした。

  • jetplane
  • ベストアンサー率30% (140/459)
回答No.8

劣化ウランは、原子力発電所の放射性廃棄物です。だから、核兵器ではないのでしょう。そして、劣化ウランを使う理由ですが、劣化ウランは硬くて重いのです。ですから、爆弾の弾頭として使えば、空から落とすと地面深く貫通し、地下に隠れている指令所などを破壊できます。また、湾岸戦争時に戦車の砲弾や攻撃機の機関砲弾として使われました。これも同様に、固いので敵の戦車の装甲を打ち抜くのに効果的で、しかも衝突したときに自然に発火するため被害を拡大させることができます。この戦車の砲弾は徹甲弾という弾です。これは、砲弾の運動エネルギーを利用したもので、運動エネルギーは速ければ速いほどまた重ければ重いほど大きくなります。そして、重さが二倍になると運動エネルギーは二倍、速度が二倍になると四倍になります。ですから、アメリカ軍は、重くて硬い砲弾を使うのです。ちなみに、日本の自衛隊の戦車の使用している砲弾の弾頭はタングステン合金で、劣化ウランではありません。しかし、在日米軍が劣化ウラン砲弾を実弾演習で使用しているらしいです。それと、今後アメリカがこの兵器を作りつづけるかどうかは微妙なところだと思います。この劣化ウランの影響で、湾岸戦争帰還兵に白血病や奇形児の誕生、ガンの発生などが起きていて兵士に悪影響を起こすためやめるかもしれませんが、やはりこの劣化ウランを砲弾に使うことで攻撃力が上昇するので使いつづけるのではないでしょうか。ほかに、劣化ウランより硬くて重く毒性のない物質があればよいのかもしれませんが、何かの雑誌で見たのですが、劣化ウランは安価で効果が大きいからアメリカ軍にとってはとても重要なのだそうです。以上です

Evianus
質問者

お礼

丁寧に回答ありがとうございました。 重くて硬いんですね。

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.7

私は 化学会社に勤めてます。 化学の専門家や工学博士も 多数居ますね。 日本の場合 ほとんど米軍の資料を基に 化学物質の研究を 密かに研究していると思います。 自衛隊には 専門の部隊が有りますし。 私が普段使用している 薬物を 密閉した部屋(電車の中等)で蒔いたら気化して  数時間後に 目の中に トゲトゲが出来て 目が開かなくなります。 匂いも お酒に似た感じなので 誰も気が付かずに、 大量の人の 行動を阻止できますね?? 会社でも 床にこぼして 目が開かなくなった人が数人 居ます。 危ない人に 盗まれて、 デパートの床で蒔かれたら 大量の人に 被害が出るでしょうね。 長期に渡り 空気中に置くと 突然に爆発します。 私も一度 瓶の蓋を開けて 突然燃やしてしまったことが 有ります。 他の部署の会社の人は ビビリってますが? 会社の人はバカでは無いのでそんな人は居ませんね。 会社の中には、危険な薬品が満載です。 少しでも 盗まれたらエライ事です。 最近 漸く 薬品戸に鍵を掛けて帰るようになりましたが、一般的に良く知られている トルエンやクロロホルム何かも、その辺に置いて有りますね?? 会社の専門家の人なら、材料がその辺に幾らでも有るので 作る気になれば、 サリンでも有毒ガスでも すぐに出来てしまいます。 家庭に有る物でも 作る気になれば 簡単に有毒ガス 出来ます。真似をする人が居るので 書きませんけど。 自分の回りにも 化学兵器になる物質が幾らでも 有ることは覚えておいて下さい。    至る所に 転がってますので  悪い人が気が付かないと 良いのですが?? 参考になりましたか???  

Evianus
質問者

お礼

ううう。 参考になりました。 科学者の良心に期待したいと思います。

  • TEOS
  • ベストアンサー率35% (758/2157)
回答No.6

他の人が 書いてないことを書きますね。 ウラニウムは天然で存在する物質で密度が大きい(重い) ので、対戦車用の砲弾として使われます。 戦車に当たったときに ウラニウムは自然発火性が有るので、相手の戦車内部は火災が発生し、被害が大きくなります。 他の人も書いているように、ウラニウム自体には毒性が有るので、これを取り扱った米軍兵士にも健康を害する人が 多数出ています。 相手の戦車はもっと被害甚大でしょうけど。 相手の戦車も ラミネート装甲板を使用して、劣化ウラン弾が貫通しないように防げる最新装甲板も開発中です。 他にも色々な戦車砲弾が 開発されてます。 戦争がそのテストの場ですね。 最強を探します。 参考までに 化学薬品の取り扱いは 専門でございます。 有害性も色々勉強中です。 新しい物質がどんどん出来るので 追いつけないのが現状。  

Evianus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 化学薬品の取り扱いの専門家というと、薬学部の出身でしょうか。 理工学部・工学部・理学部(化学系学科)でしょうか。 それとも、独学でしょうか。 また、医学部の研究職でしょうか。 化学薬品の企業の方でしょうか。 よろしければ教えてください。 軍事に関する化学薬品をどのような人が考えているのか 興味があります。 単純な好奇心です。 僕は文学部仏文学科の何の力もない一般的学生です。

noname#136764
noname#136764
回答No.5

えー・・・ 放射能、放射線、半減期、このあたりは高校物理の終わりのほうでちょっと出てくるだけでしたっけ。(^^; 説明は面倒なので、たとえば参考URLなどご覧ください。 ウランの話も出ていますので・・・。

参考URL:
http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-genpatsu-2.htm
Evianus
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 参考URL見ました。 ウランについて興味が湧いてきました。

回答No.4

こんにちは。あまり詳しくないのですが一応(^_^ ) 劣化ウランをつかうりゆうはその重量にあるようです。 たとえば20mmバルカン砲ですがこれはすこし威力不足のようでEUなどでは30mmをつかっているようです。 その威力不足をおぎなうため重量のおおきな弾丸として劣化ウラン弾をつかっているようです。 アメリカとしてはただ重いというだけで放射能がどうということはかんがえていないのではないでしょうか。 日本でもバルカン砲はつかっていますが劣化ウランをつかうことが許されるはずもなくタングステンをつかっているみたいです。一発5000円とかいってましたけど。

Evianus
質問者

お礼

うむ…。 常識的に考えて、アメリカが放射能を無視しているとは考 えがたいのですが…。 また、環境への悪影響も甚大でしょうし…。

noname#136764
noname#136764
回答No.3

横槍ですが・・・ ウラン238の半減期は45億年、ウラン235の半減期は7億年ですから、どちらも弱いなりに放射能はありますし、化学的な毒性は235でも238でも同じです。 ウラン238がじゅうぶんに有害・危険なのであって、微量の235が残っているから危険なわけではありません。

Evianus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 僕はまったく化学の教養がないのですが、半減期という用語 はどういう意味でしょう。 ウラン238でいうと、45億年で原子量が半分になるということでしょうか。 残りは自然に崩壊してしまうのでしょうか(陽子崩壊?)? 追加で回答よろしくお願いします。

  • TK0318
  • ベストアンサー率34% (1260/3650)
回答No.2

建前上はウランの中でほとんど放射能のないU238を使っている(原発などに使うU235を生成した残り)ので危険がないということになっているようです。が、当然完全に生成しきれないのでU235が混じっていますので危険です。 アメリカがなぜ使うのかというと実は劣化ウランの特性にあります。この劣化ウランを砲弾の弾芯に使うと強い運動エネルギーがえられ、戦車をも貫通します。また貫通時に熱も発生するので有用な兵器となるらしいです。昔はタングステンが使われていたそうですがコストの面から劣化ウランが最適だそうです。(コストは十分の一) ちなみに放射能の飛散範囲は相当広く昔のベトナムの枯葉剤に匹敵するという指摘もあるそうです。 ・・・なんで使うのかなあ^^;

Evianus
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 戦車貫通の話は聞いたことがあります。 まぁ、安価な兵器として使用しやすく、破壊力も甚大であるなら 戦略兵器としては優れていると思いますが、それに関する マイナスの イメージがとても大きいと思うのですが…。 門外漢の一般的日本人の発想ですが、僕も「何で使うのかなぁ」 と感じます。 やっぱり軍関係の人は新しい兵器を実践で試したいのでしょうね。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 核兵器は通常、「核反応を使用した兵器」という意味で使われます。 劣化ウラン弾は、ウランの核反応ではなく、金属としての性質を利用しているので、この定義に当てはまりません。 但し、ウランという金属自体が有害物質であり、残留放射能も非常に高く、おまけに爆発時に飛散して環境を汚染する事甚だしく、とんでもない代物である事は間違えないので、国際的な非難を浴びています。 でも核反応を利用しない以上、核兵器としての位置付けはちょっと難しいでしょうね。 むしろ、その性質からみれば、毒ガス等や化学兵器に近い物があります。 アメリカが使いたがる訳は、現在の原子力利用では、必ず出続ける劣化ウランという廃棄物の有効な処理方法がないからです。 それゆえ、原子炉や原子力技術、燃料等を大量に使用してるアメリカでは、何らかの処理方法を模索志続けなければならず、この方法は簡単に大量に処理できるので魅力的なわけです。 しかも、相手の国を宣伝攻勢で悪魔的印象を植え付けてしまえば、それに対して使用しても非難を受け流す事ができると考えています。 恐らく今後も、国際的非難にあってもコソコソと隠しながら使い続ける事でしょう。 そうしなければ、行き詰まった原子力廃物処理の問題を解決する有効な方法がないからです。

Evianus
質問者

お礼

廃棄物からの兵器なので、比較的安価に作れそうですね。 (原料調達費はゼロ) 回答ありがとうございました。

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