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次の内、実現可能な機械はどれ?
SFに夢のような機械が多く登場しますよね。 次の内、何百年、何千年先には実現可能かなと思われる機械や装置はどれでしょうか? また、何年経とうと物理的に不可能と考えられるのはどれでしょうか? 1. タイムマシン やっぱり第一にはこれですね。 理論的には可能と聞いた事があるのですが ・・・ 2. 瞬間移動装置 「スタートレック」 に登場しますよね。 あるポイントに人間や物体を瞬間的に移動させる機械です。 物体を原子や分子のレベルに分解して送り、再度元どおりに組み立てる事が出来るのかどうか ・・・ いつも遅刻しそうな時に、こんな機械があればなあと感じています。 3. 人間冬眠装置 「2001年宇宙の旅」 に出ましたよね。 熊のように体温を下げて冬眠状態にし、何年も何十年も宇宙を旅する事が可能になる機械です。 これだと食糧も水も不要になり、また年をとる事も無くなりますよね。 但し、地球にいる家族は普通に年をとると思いますが ・・・ 4. 携帯気温調整装置 小さな機械のスイッチを入れると、バリアーのように人間の体の表面の気温を20度くらいに調整してくれる装置です。 これだと真夏でも真冬でもシャツ一枚で大丈夫になります。 汗をかく事も無くなるでしょう。 あるといいなあ ・・・ 今の宇宙服にはこの能力があると思いますが、あれで街を歩くのはシンドイと思います。 5.重力を利用して空中を移動する乗り物 いわゆるUFOがこれですね。 エンジンの推力で揚力を強制的に生み出す、今の航空機と違って、重力・反重力を利用しますので、極めて滑らかに、また化石燃料を一切使用しない夢の乗り物になると思うのですが ・・・ やっぱり、どれも実現は無理なんでしょうか?
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人間って、「物理」をどこまで理解しているか。 人間って、「自然」をどこまで理解しているか。 「科学的に証明」?。「物理的に不可能」?。 人間が知っていること。理解していること。作ることができること。 これらすべては、「現在」を基準にしての話であり、決して将来は現在のレベルではないと考えると、加えて何百年、何千年のスパンで考えると、すべて可能な装置だと思います。 じゃあ具体的にはどうするのかと聞かれても、今はまだ発見されていない「元素」や「エネルギー」や「法則」があったり、発明されていない「技術」があるのでわからない。 現在の「理屈」が100年後にも通用するでしょうか。 過去の経験から見ても、通用しているとは思えません。 逆に100年前の学者が、現在の技術を想像できるでしょうか。 当時では不可能と言われていたことが、実用化されている技術はたくさんあります。(壁掛けテレビ、携帯電話、原子力、人類の月面着陸など) 「天動説」が信じられていたころは、これがこの当時の天体に関する「物理」なわけで、真理は別にあったわけです。 今の我々が信じている「物理」が完璧である証拠はどこにもなく、それどころか部分的に修正が加えられたり、根底から覆る事実が日々発見されているのが現状なので、すべての装置や機械が実現できるできないの判断を、現在のレベルで「できない」と断言できないと思います。 それでも断固として「できない」と言う人は、将来の人から見ると、「天動説」を本気で信じている人と同じだと思います。 量子の世界では、ある切っ掛けで宇宙は別れると言う考え方があり、それであるとタイムマシンによる時空のパラドクスは解決できるわけで、これが真理なのかどうかは別にして、技術や理論は日々少しずつ進歩しており、将来は今から考えると、まったく新しい理論が発見されたり技術が発明されたりするので、今は矛盾していてもそれが絶対に不可能と判断する材料にはならないと言うわけです。 やはり今の「科学技術」や「物理法則」などは、過信したり誤った使い方をすることなく、歴史の上から客観的に見ることが大切だと思います。 固い内容になってしまいましたが、ここはみんなで教え合う場なので、あくまで個人的な意見です。 私は、絶対にできないと断言できるものはないと考えるのが無難だと思います。 現在のレベルに固着してしまうと、進歩の切っ掛けがなくなるからです。
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>例えば紙飛行機を高い所まで持ち上げるのに核エネルギーを使う 核エネルギーは不要です。 紙飛行機を飛ばすには人間の手で持ち上げればいいだけの話です。もっと高く持ち上げたければ、クレーンや気球、航空機を使ってもいいでしょう。 「エネルギー」とは、他の物体などに対して仕事をする能力のことです。他の物体に対して仕事をすると、エネルギーはしばしば形を変えて他の物体に移ります。ここで、紙飛行機を手で持ち上げるという行為は、人間の筋肉のエネルギーを紙飛行機の位置エネルギーに変換すること(=紙飛行機にエネルギーを溜め込むこと)になります。 一方、ただ地面に置かれた紙飛行機には、重力という「力」が掛かっていますが、「力」だけでは何も仕事をしないので飛行機は飛びません。
お礼
有難うございました。 何となく理解できたような気がしています。
No.5です >重力を利用する乗り物ですが、エネルギーを溜め込む必要があるわけですね。 つまり、例えば紙飛行機を飛ばすには、まず紙飛行機を地面より高い所に持ち上げる作業が必要なわけです。そのためには、人間によるエネルギーが必要と言うことです。 つまり言いたかったのは、重力は「力」であって、「エネルギー」ではないという事です。 まず反重力というものが存在するかどうかという壁にぶち当たります。これは数学上の仮定で現れるものであり、現実のものとはいえません。 従って、将来、UFOのように飛ぶものを開発しようと思えば、反重力とは違う、別の技術の応用で、同等のものを作らなければならない可能性が高いと思います。 ひょっとすると、現在の技術の延長線上で、極めて効率の良い航空機を開発すれば、UFOと言って恥ずかしくないものが出来るのかもしれませんし。
お礼
有難うございました。 力とエネルギーは違うものなんですか。正直、文系の私にはなかなか理解し難いです。 例えば紙飛行機を高い所まで持ち上げるのに核エネルギーを使う、そして飛ばして地面にある紙飛行機をまた核エネルギーを使って高い所まで持ち上げる ・・・ この作業を繰り返していけば、重力を利用したUFO(機内に原子力エンジンを搭載)のような乗物が出来ないかなと感じました。 頭が固くてすみません ・・・
- phobos
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ANo.6です。早速のお礼をありがとうございます。 さて、いくつかの追加情報を提供させていただきます。 1) 現在アメリカで行われているのは「人工冬眠」や「冷凍睡眠」ではありません。 未来の医学、ことに蘇生技術に望みをかけて「遺体を冷凍保存」しているものですので、お間違いないように。 維持費はかなり高額ですが「頭部だけ保存する」というお得なコースもあるそうです。 詳しくは ワイアード・ビジョン/ニュースアーカイブより「遺体の冷凍保存への期待と現実」 http://wiredvision.jp/archives/200207/2002071003.html に載っています。また、実際に遺体の冷凍保存をしている会社のサイトはこちら。 アルコー社 http://www.alcor.org/AtWork/index.html クライオトロン社 http://www.cryonics.org/ 2) 「未来のプロフィル」は小説ではなく、科学エッセイ集です。原著は50年ほど前に書かれたものですが、科学技術に対する考え方や未来の予測方法という点で、今でも十分参考になると思います。 有名な「クラークの法則」……「十分に発達した科学は、魔法と区別が付かなくなる」とか、「ある高名で権威ある学者が『これこれのことは実現可能である』と述べた時、ほとんどの場合それは正しい。しかし同じ人物が『これこれのことは実現不可能である』と述べた時、ほとんどの場合それは間違っている」も、確かこの本からの引用だったと思います。
お礼
有難うございました。 現実にあるのは人口冬眠では無く、遺体体冷凍保存というわけですね。 さすがアメリカは凄い事をしますね。 「これこれのことは実現不可能である」と決め付けるのは間違い ・・ やっぱり未来の科学技術の水準を知らずして断定するのは間違いですよね。 となると、質問の例に挙げたような瞬間空間装置というか、「スタートレック」に登場する転送装置も、もしかすれば遠い将来、可能になるかも知れませんね。 ただ、今生きている人の誰も自分の目でそれを確認出来ないのが残念です。 やっぱりSFの世界で空想するしか今のところ方法は無いですね。
- phobos
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こういうときには、まず (A)「原理的に不可能ではないが実現するためには大きな技術革新を要するもの」と (B)「原理的に不可能なもの=実現するには原理そのものを再構築しなければならないような大発見を前提とするもの」 に分けて考えてみましょう。 前者の方は技術の積み重ねでいつかは実現可能と予想できますが、後者の方は予想すら困難です。とはいえ「不可能」と言い切ることは誰にも出来ませんが。 さて質問者さんの上げた例を見ると、私は以下のように分類できるのではないかと思います。 (A)……冬眠装置、携帯気温調整装置、 (B)……タイムマシン、反重力装置、瞬間移動装置 また、実現が難しくない順に並べてみるなら、以下のようになるのではないでしょうか。 (↑易) ・人間冬眠装置 ・携帯気温調整装置 ・物質電送装置(≠瞬間移動装置) ・反重力装置 ・タイムマシン (↓難) なお、例えば50年前には現在のインターネットを誰も予想していなかったように、現在の私たちが想像すらしていないようなものが今後も実現していく可能性は、大いにありますね。 それから、同じような機能・効果を、別の原理で、もっと効率よく実現する方法も発明される可能性もあります。 質問者さんの例で言えば「携帯気温調整装置」の代わりに「薄手・柔軟でありながら外気温をほぼ完璧に遮断する新素材布による、防寒・防暑兼用の衣服」などのように……。 質問者さんには、A・C・クラーク「未来のプロフィル」(ハヤカワ文庫NF 45、ISBN-10:4150500452)をぜひお読みになるようお薦めします。私も数え切れないほど何度も読みました。名著です。
お礼
有難うございました。 携帯気温調整装置ですが、私が想定したようなバリアーではなく、衣類で温度を調整する方が先に開発される可能性もあるわけですね。 お勧めの小説、一度本屋さんで探して見ます。 有難うございました。
1. 現在から未来へ行くタイムマシンならすでに実現しています。(逆は不可) 方法は、なるべくスピードの速い乗り物に乗るだけです。 ジェット旅客機に乗るだけでも、わずかながら未来にいけます。 これを検証するためには、正確な時計を2つ用意し、1つは地上に置き、もう1つは機内に持ち込みます。 測定に使用する時計は、極めて正確なセシウム原子時計を使ってください。 飛行して帰ってきた後、地上の時計と、機内持ち込みにした時計を比べてみて下さい。わずかに時間がずれています。これは、飛行機の中の時間がゆっくり流れたためです。 詳細は、下記URLの「特殊相対性理論における時間の遅れ」の項を参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%A6%E5%B3%B6%E5%8A%B9%E6%9E%9C また重力が異なる場所でも、時間の流れが違います。エベレスト山頂と、標高0mの地点でも、正確に測定すれば時間の差が生じます。 カーナビのGPS衛星は正確な時刻データを必要としますが、地上より重力の弱い場所を高速で飛行するため、上記の時間の差が発生します。常にこれを補正しないと、正確な測位ができません。もし時計を補正しないで1ヶ月放置すると、地上の時間とのずれが蓄積し、カーナビの車の位置に数kmの誤差が発生してしまうそうです。 5. 重力はエネルギーではないので、ものを動かすには重力に対抗して位置エネルギーを溜める必要があります。 つまり、ぜんまいの力で物を動かすことは出来ても、ぜんまいを巻くエネルギーは別に必要だということです。
お礼
有難うございました。 重力を利用する乗り物ですが、エネルギーを溜め込む必要があるわけですね。 もし機内に原子力エンジンを積み込んだ場合、どうなんでしょう、UFOのように、フワーッと浮き上がり、スーッと流れるように飛行する事は可能になるでしょうか?
3.は「部分的」に使用されていることは最近の「手術ドラマ」に出て来てご存知の通り。 ベッドを冷却し仮性冷凍睡眠状態にするのです。心臓の鼓動も、脳の動きも遅くなり、手術し易くなります。 4.は既に船外遊泳用の宇宙服では使用中で、液体をグルグル循環させます。 そうしないと太陽側は百度を遙かに超え、反対側はマイナス数十度になることも…。 地上での使用の場合電源をどこから取るのかそれが問題。太陽電池で上手くいけば即市場に出せます。 2.には「哲学的な問題」があります。たとえば情報だけを送るとすると「私」が何人もできたり、「あなたは向こうに無事届きました。装置の故障で残ってしまった元のあなたは不要なので殺します」となったり、どれが本当の自分なの???これについてはホーキング先生の共同研究者で数学者のロジャー・ペンローズ先生が「皇帝の新しい心」のなかで扱っています。
お礼
有難うございました。 瞬間移動装置ですが、物理的に移動させる事が可能になっても、意識や情報が元どおりになるのか保障は無いわけですね。 言われてみれば、たしかにそうですね。 簡単にいきそうにないですよね。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
>1. タイムマシン >理論的には可能と聞いた事があるのですが 理論的に可能であっても、過去に時間旅行するのは無理だと思われる。 なぜなら「タイムマシンで未来から来たと言う、未来人の記録」が、過去、一切見付かってないから。 「過去への逆行が可能なら過去に証拠が残ってる筈。証拠が無いって事は無理だって事」と言う理屈。 >2. 瞬間移動装置 「ワープは不可能である」って事が証明されてますね。 あるマンガで「分子レベルに分解して瞬間移動させて分子レベルで再構成したら、分子の振動が停止してて、絶対零度の状態で出現した」ってネタがありました(「あろひろし」のマンガだったような) >3. 人間冬眠装置 現在、不治の病に冒され、コールドスリープ(冷凍睡眠)している人達が居ます。「将来、病気の治療法と、解凍方法が発見、発明される」のを期待して、生き返るのを夢見て眠っています。 >4. 携帯気温調整装置 そうする前に「惑星規模で気温調節しちゃえ」って考えそうですね。 それか、都市をスッポリとドームで覆うか。(んで、ドームに入れない貧民と、ドーム内の市民と、差別が進んだり。SF小説にありそう) >5.重力を利用して空中を移動する乗り物 ショートショート小説に「重力遮断装置が止まらなくなって、宇宙空間まで浮遊してしまい窒息して死んじゃう話」ってのがありましたね。
お礼
有難うございました。 人間の冬眠ですが、既に開発されているのですか ・・ 本人は全く意識の無いまま冬眠状態になっているわけですよね。 質問に挙げたのですが、この場合、食料も水も不要になるのでしょうか? それと、肉体的に年をとる事は無いのでしょうか? 例えば100年先に目が覚めるとしても、肉体的には冬眠前の若々しい状態のままなんでしょうか? また、その場合、100年先の社会で生きる事になるわけですが、問題は無いのでしょうか ・・ ちょっと気になりました。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
いいえ、私はどれも」「実現可能」と思っています。 1が出来れば2も可能でしょう。 場所の移動というのは時間に左右されているわけですから。 3に関しては100年と経たないうちにも出来ると思います。 4も可能でしょうね。 「ナノマシン」がどこまで応用できるか?です。 5の「反重力装置」は、難しいとは思いますが不可能とも思えません。 ただ最初のうちは多大な電力を使うことになるでしょう。 核融合のプロセスが確立すれば夢じゃないかもしれませんよ?。
お礼
有難うございました。 3の冬眠なんですが、近い将来に実現可能なんですねえ。 でも、目が覚めたら何十年も経っていて、浦島太郎のような存在になるって可能性があるのかしら ・・ 興味深いですね。
お礼
有難うございました。 なるほど、現在の技術水準、現在の物理の法則で、将来の世界を判断する事は不可能という事なんですね。 たしかに、100年前、いかに偉大な科学者であっても、現在の世界は予測もつかなかったと思います。 車に乗っている人が携帯電話で外国にいる友人と会話出来るなんて、誰が想像したでしょうね。 また、リニアモーターカーがあと20~30年で現実のものになり、東京~大阪間を1時間で行ける時代になると思いますが、その時は、通勤定期で大阪から東京の会社に通う人も出るでしょうね。 これなども明治時代の科学者には考えられなかった事だと思います。 その意味では、質問に挙げた機械や装置は全て実現化するという可能性もあるわけですね。 でも、実際、見てみたいですね。