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英文法で単数と複数についてなのですが
こんにちは。中学3年生です。今更単数と複数?とは思うのですが、いろいろな文章を読むうちに、はじめに習う基礎の方が難しく感じるようになったのです。例えば、りんごや人、などという実態のあるものについては明らかに数えられる名詞ですし、水や米、又パンといったものが数えられないものとみなされることは理解がしやすいです。(米やパンについては、なんとなくあちらでの考え方や文化、生活等から推測できます。)しかし具体例として「文化」というような実態のないものに関しては、微妙で、この場合は「数えられる」とされています。そして「夕食」つまりdinner、という単語などの場合、果たしてどちらなのでしょう?単純に考えると理屈っぽくなりますが、「各家庭の夕食」というような意味として考えるとこれは数えられる名詞だというような気がします。実際のところどうなのでしょうか?又そのような物に関して、見分ける方法はあるのでしょうか?更に質問をすると、「octopus」や「salmon」という単語に関して、教科書の本文中で、「I like salmon」のように、数えられないものとして扱われているのですが、これは、「sheep」などのように、単複同系だと思っていました。ところが辞書で調べると、これには別に複数形がありました。その教科書では「octopus」などを「すし」のネタとして取り上げていたのですが、複数形になっていないのには、何か理由があるのでしょうか?又、「sushi」のように、ローマ字で表記するものに関しては、どういう扱いになるのでしょう? いろいろとまとまらない質問なのですが、どうも細かいことが気になってしまいます。気にしすぎだとも思うのですが、こういうことを知っておかないと、英作文等で使える表現の範囲が狭くなってしまいます。欲張った質問で申し訳ないのですが、どなたか答えていただける方、わたしの疑問を解決してください。よろしくお願いします。
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はじめまして。 単数・複数形の説明は、このページでは書ききれないほど長くなりますから、ここではご質問にある具体例について、回答致します。 ご質問1: <「夕食」つまりdinner、という単語などの場合、果たしてどちらなのでしょう?> 可算・不可算どちらもあります。 1.可算の場合: (1)特別な日の特別な夕食の場合です。(下記の(2)と通じます) 例: It’s a special dinner today. 「今日は特別な夕食だ」 (2)形容詞によって形容され、一種の種類を表すような場合です。 例: It was an excellent dinner. 「素晴しい夕食だった」 2.不可算の場合: (1)日常的、習慣的な場合です。 例: I had dinner already. 「もう夕食はすんだ」 3.なお、上記は不定冠詞の場合ですが、特定の夕食を指す場合は、定冠詞もつきます。 例: I liked the dinner. 「その夕食が気に入った」 4.上記の法則は朝食、昼食などでも通用します。 ご質問2: <「各家庭の夕食」というような意味として考えるとこれは数えられる名詞だというような気がします。実際のところどうなのでしょうか?> 「各家庭」は関係ありません。 1.上記の回答の通り、各家庭の夕食でも、習慣的な夕食なら無冠詞、形容詞で修飾された特別な夕食なら不定冠詞がつきます。 2.また、特定の夕食なら定冠詞がつきます。 ご質問3: <「I like salmon」のように、数えられないものとして扱われているのですが> 「サーモン」を料理として扱っているからです。 1.魚介類、肉類、野菜など、調理可能な食材は、「調理」としてみなす場合は無冠詞になり、不可算名詞として扱われます。 例: I like fish. 「魚料理が好き」 飛行機の機内食などで「チキンorフィッシュ?」などと問われる際に、冠詞がついていないのもそのためです。 2.一方、食材を「材料」「生物」としてみなす場合は不定冠詞がついたり複数形になり、可算名詞として扱われます。 例: I like fishes. 「(生き物では)魚類が好き」 3.従って、ご質問の「鮭やたこ」も、魚介類とみる場合は、可算名詞となります。 例: I caught two salmons. 「鮭を2匹釣った」 ご質問3: <その教科書では「octopus」などを「すし」のネタとして取り上げていたのですが> だから、不可算名詞として単数扱いになっていたのです。 つまり、すしネタは「料理」になるので、不可算扱いになるのです。 ご質問4: <「sushi」のように、ローマ字で表記するものに関しては、どういう扱いになるのでしょう?> 「すし」は料理名ですから、不可算名詞にしかなりません。 1.「すし」の定義は広範囲に及び、ちらし寿司、にぎり寿司、押し寿司など種類もさまざまです。 2.従って、調理を総称する集合名詞として不可算扱いになります。 3.一方、握り寿司として1にぎり、という場合は単位を表す単語を用いて、次のように表します。 例: a piece of nigiri(-sushi) 「にぎり(寿司)ひとつ」 4.また、一皿ごとに出される場合は以下のようになります。 例: a dish of nigiri 「にぎり(寿司)ひと皿」 ひと皿にはだいたい2にぎりあります。 5.また、ちらし寿司などは箱詰めになっていることが多いですから、その場合は以下のように言います。 例: a pack of chirashi(-sushi) 「ちらし(寿司)ひと箱」 6.これらの単位を表す単語を用いる場合は、複数形になるとこの単語を複数形にして表し、不可算名詞が複数になることはありません。 例: two packs of chirashi(-sushi) 「ちらし(寿司)2箱」 以上ご参考までに。
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- lis385t
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受験英語では如何なる場合でも間違いとされるケースでも、実際の生活では通用するケースが多くあります。 例えばレストランなどで、 What would you like to drink? と聞かれた場合、 Two water, please と、言えば何の問題もなくコップに入った水が2つ運ばれてきます。 a glass of waterなどと言わなくても(通常は言いません)、質問の場所と内容から、答えの対象はコップに入って出てくるのが必然だからです。 質問にある「文化」についてもひとつの文化を述べる場合は不加算名詞ですが、世界中の異なる文化を比較表現する場合は可算名詞として扱います。 また「Dinner」については、I had a business dinner last night とも言いますし、夕食会という意味で a dinner party と表現し、可算名詞として扱う場合もあります。 一方、 I have dinner with one of my friends tonight という表現で不加算扱いの場合もあります。 魚の扱いは複雑ですよね。これは国・文化によって大きく左右されます。 生魚を食べる習慣のない国の中には単語も海魚・川魚の2種類しかない場合もあります。 切り身で扱うケースが多いところでは魚1匹としてではなく、切り身の集合体として不加算名詞として扱う場合があります。 日本語もそうですが、1+1=2と必ずしもならないのが言語です。 小さいころから時間をかけて「牛は1頭、2頭。 ニワトリは1羽、2羽。」と覚えたように、英語も時間がかかります。 高校受験もあり、「受験英語」を切り離すことは難しいかもしれませんが、将来にわたって「使える英語」を習得するようにがんばってください。
お礼
同じ単語でも使われるケースによって加算名詞になるか否かが異なるのですね。又確かに日常生活の中ではそういった細かい文法は気にされないのかもしれません。何が加算名詞なのかそうでないのか、違いは際どいようですが、ひとつずつ覚えていくことを心がけたいと思います。 ありがとうございました。
こんにちは。 以前に可算、不加算の名詞についての質問があります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4342255.html 私の考えでは 可算 … 一つ一つの具体的な形がハッキリしている 不加算 … 一つ一つの具体的な形がハッキリしていない ととらえています。 質問中の I like salmon. については不加算として扱われます。 具体的な salmon が想定されていない場合(例:メニューに載っている)は不加算として扱われます。 単数でも複数でもありません。 具体的な salmon が想定される場合(例:市場で一匹一匹みている)は可算として扱われます。 単数および複数で表現されます。 ご参考までに。
お礼
違いの見分け方、参考になりました。多分教科書で扱ったときは、すしの切り身として見た場合なので、不加算名詞とされたのだとですね。 とても参考になりました。ありがとうございました。
お礼
遅くなってしまって申し訳ございません。 非常に丁寧な回答、ありがとうございました。 肉や野菜などを、調理されたメニューとみなす場合、付加算名詞になるのですね。「dinner」についても加算、付加算になる理由がつかめました。 又、「sushi」のような語の扱いについても納得です。 大変参考になりました。