サブプライムローン焦げ付きによる金融危機とは?

このQ&Aのポイント
  • サブプライムローンが焦げ付き、金融機関に損失をもたらした結果、金融危機が広がっています。
  • 質問のなぜ、金融機関以外の株式の価値も大幅に下がっているかについて、材料高や原油価格の下落、個人消費の低迷などが影響している可能性があります。
  • さらに、信用収縮による銀行の融資制約や企業倒産による消費と雇用の減少も個人消費の落ち込みの要因となっている可能性があります。
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サブプライムローン焦げ付きによる金融危機について

サブライムローンが焦げ付き金融機関に多額の損失をだし、経営不安に陥っていることが表面化し、金融危機が広がり始めたと思うのですが、ではなぜ、金融機関以外の株式の価値も大幅に下がっているのでしょうか?? まず、材料高、原油だか、アメリカでは住宅価格の下落が続き、個人消費が落ち込むということから外需に頼って成長を続けてきた日本の輸出企業の業績が低迷しそうことから株式の下落があるのはわかりますが、なぜ、米国の企業の株価がこれほどまでに落ち込むのでしょうか?やはり個人消費の落ち込みが原因でしょうか??個人消費の落ち込みの原因となるものとして株式価値の減少があり、個人消費と株式価値の減少という二つのことが負のスパイラルに入っていると思うのですがこの二つのうちはじまりはどちらなのでしょうか?? また個人消費の落ち込みの理由の一つとして信用収縮により銀行の融資が厳しくなっていることで企業倒産がおき消費、雇用が減ることが原因でしょうか?? そもそもこの問題が表面する前からアメリカの景気は悪かったのでしょうか??ローンが焦げ付くということは景気が悪かったことを意味しているといえますか??その原因は何でしょうか?? わからないことが多く困っているのでどうかみなさんの理解していることを教えていください。

  • 経済
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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

>なぜ金融機関以外の株式の価値も大幅に下がっているのでしょうか? という問題ですが1番簡単な言い方をすれば『疑心暗鬼』です、証券化されたサブプライムが世界中に飛び散っていますよね。それが姿形を変えて様々なものに紛れ込んでしまったので、問題の無いものまでも怪しく見えてしまう。市場がそういった疑心暗鬼な状態になってしまった為に、投資家達が株式市場から資金を引き上げてしまったんです。 ですから株式全般が下落を続けてしまっている訳ですね、本来なら株価が安くなれば『割安』と判断して誰かが買います。しかし今は『儲け』よりも『保身』が先行してしまっているので誰も買おうとしません、出口の見えない迷宮に率先して入る人はいませんからね。 これは金融の問題ですので住宅の問題となるとまた話は変わります、アメリカ人にとって住宅とは重要な資産なんですね。『住宅を担保に普段の生活費を借りる』という、日本人はやらない方法で生活したりもしていますから。住宅評価額が下がればお金も借りれなくなる→自ずと消費を抑える→個人消費が落ち込むという状態になっていきます。 アメリカの景気は悪かったという訳ではないのですが、「無理に作り出していた景気」なんだと思います。ITバブルが弾けた後に今度は住宅バブルを作り出した、元々がサブプライムとは低所得者という意味ですから家を買うのには最初から無理があったはずです。その相手に対して高い金利で住宅を売り続けたんですから、いつか焦げ付くのは当然の流れだったと思います。 サブプライム問題というのは:住宅バブルの終焉→住宅価格下落→それによる個人消費の冷え込みという問題と、細分化されて混ぜ込まれたサブプライム証券→疑心暗鬼による投資家の撤退→アメリカの金融崩壊という問題。ただ住宅を売っていればこうはならなかったのですが、証券化して世界にバラ撒いた為に金融をも巻き込んでしまった。一見すると違う問題に見えますが『コインの表と裏』なのです、ですからどちらが先という事はないんですね『元々が同じコイン』なのですから。

fukushi
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 サブプライム問題が少しずつ理解できてきました。 いかに自分が新聞やニュースをしっかりと見聞きしていなかったかがわかりました。また何かありましたら教えて下さい。

その他の回答 (2)

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.2

景気はすこぶる良かったです。貯蓄0の世帯までもが借金をしてそれを消費に回していました。また米国の個人消費は米国の小切手配布政策(所得税の戻し減税)や企業向けの設備投資減税などの効果もあってか、今のところ大きな落ち込みは見せていません。 基本的に会社というのは資産を担保に借金をし、事業を行い、人を雇い、儲けを出して経済活動を行っています。なので資産としての不動産や物件や金融商品などの資産価格が大幅に下落すると、担保価値が下がったことで借金と担保のバランスが崩れる事になり、早急な借金返済に迫られる事になります。 そこで資産の一部を売って借金返済を行い借金と担保のバランスを整えるのです。しかしそれが社会全体で行われると、資産価格が連続的に下落する事になるため、一度担保と借金のバランスを整えたとしても、社会全体が借金返済をしているため、また資産価格が下落し、更にまた資産を売るといった借金返済ループへ陥る事になります。 で、これらの根本は住宅バブルが原因です。住宅が常に値上がりすることが前提となり、それを担保に借金をしたり、それら住宅を元に金融商品が作られ世界中に販売され、それら金融商品の価格も、金融機関の株式も債券もが一斉に売られ、売りが売りを呼ぶ自体に陥っているというのが現状です。 また、米国同様のバブルはイギリスやEUの一部にも波及していましたから、ヨーロッパ圏においても似たような事が起きています。

fukushi
質問者

お礼

回答ありがとうございます!! やっと少しずつサブプライムローン問題、金融危機についてわかってきました。また似たような質問をさせていただくかもしれませんがその時はまたよろしくお願いいたします。

  • denden321
  • ベストアンサー率27% (88/322)
回答No.1

>米国の企業の株価がこれほどまでに落ち込むのでしょうか?  将来の企業業績に対して不安感があるからとしか言いようがない。  投資家にとっては未来が描けないことほど不安なことはないから >個人消費の落ち込みの理由の一つとして信用収縮により銀行の融資が 厳しくなっていることで企業倒産がおき消費、雇用が減ることが  原因でしょうか?  確かに失業者の増加、株価下落による資産減少、ドル安による  輸入品の価格上昇などが理由にあげられるかと思います。 >そもそもこの問題が表面する前からアメリカの景気は  悪かったのでしょうか?ローンが焦げ付くということは  景気が悪かったことを意味しているといえますか?  健康であると思っている人でも、実はがん細胞に侵されている  という例はたくさんあると思います。どの段階で好景気、不況と  判断するかは難しい。  日本でも政府は景気拡大が戦後最長を記録などと言っていたが  実際にその恩恵にあずかれたかは人それぞれですから

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