• ベストアンサー

我が国のリーダー誕生を何故に揶揄貶めるのか?

gee2992の回答

  • gee2992
  • ベストアンサー率52% (32/61)
回答No.14

なぁ~んとなく全体的に解りました(質問者さん幅広くて難しいんで^^) 私はですね、結局「正統性」に納得がいかないのです。 充分ご承知かと思いますが、民主国のリーダーには正統性のあることを前提としてその権力の行使に正当性が生まれるはずです。 「絶対正しいことなんてない、国民の多数が支持したリーダーであるが故に、その行動に納得できる」ということではないですか。 今の政権政党は「少なくとも先の参議院通常選挙にて国民から不信任を受けた」のです。 これは、どう言いつくろうが間違いのない事実です。 ('05年郵政選挙が小選挙区制度による獲得表と大きく乖離した大差の生じたこと、公明組織票の上乗せ無しでは実質負けてさえもいたこと、これらの疑念が払拭されなかろうが、それでも小泉自民党が歴史的大勝をした事実自体は否定しようがないことと同じことです) もちろん、だとすぐに信頼を取り戻すために総選挙を早期実施しなければいけないルールもないし、解散権は事実上総理の専権事項(性格には「内閣」)であり強制的な行使を要請できようもありません。 だが彼は「自分と野党党首、どちらを選ぶか」と自ら選択要件を設定し迫り、結果「負けた」にもかかわらず、続投を宣言し職に留まりました(これは当人の覚悟の上での決意決断ですから構いません)。 でも、それから一月足らずで、国会召集直後の辞任です(私に言わせれば、続行時の覚悟と決意に見合わない上、職責の大きさにも相当しないこじ付け理由での「職場放棄」です) で、その彼を大多数の意思で選んだ与党議員の、まるで同じように大多数の与党議員で前総理を時間使い選出しました。 国民に不信任を受けた総理大臣の次に、信任を受けていない総理大臣が生まれたわけです。 これは、まぁ手続き上許されているし、前述同様変わったからすぐ解散権行使で信を問わなければいけない決まりはないし、それ自体総理自身にしか決める権利のない権限です。 だけれども、現在のこの山積した未曾有ともいえる問題に着手するためには、議院内閣制議会制民主主義制度での最高権力を持つ内閣総理大臣の強烈なリーダーシップが必須です。 そしてこのリーダーシップの権限行使の根拠は「国民からの信任」(=正統性)であり、これは強大な求心力となります。 まぁ、一応何もまだ仕事はしていないということで、一定の猶予期間を得たわけです。 ご承知のように、彼は自らに正当性があると信じることもできす、これを避け続けました。 #6さんの仰るとおり、自らに理があるのなら与党政党の権限のもと、粛々と実行実現し結果を示し、国民に信を問えば済むのにです。 (3分の2を失おうが、参議院勢力に変化がなかろうが、政権政党の持てる権力のもと取れる唯一の打開策であるはずです) で満一年後のデジャヴゥ会見での、再びの「職責の大きさにも相当しないこじ付け理由での『職場放棄』」です(「野党の反対云々??」という彼の理由が正当なら、世界中の民主国のリーダーは仕事ができません、独裁国家を目指さなければなりません) で、またデジァヴゥです。 その彼を大多数の意思で選んだ与党議員の、まるで同じように大多数の与党議員で前総理を時間使い、 また『さらに国民の意思と遠い論理』で新たな「国民のリーダー」が生まれたわけです。 さぁ、我らがリーダーを国民一丸となり支えていこう、となりますか? 彼は王様でも徳川の将軍様でもありません。 彼が彼の信念のもと、抱く理念に基づいてこの国を導いてゆくつもりなら、 まず、国民から信任を得ることこそが最優先前提条件と、主権者が抱くことは不自然ですか? ちなみに、私は基本的に小沢一郎氏の政治理念に共感を抱いております(彼の欠点も承知した上ですし根幹にブレが無いのであれば、自分を省みず人にだけ完璧を求める愚行は慎みたい所存です)。 質問者さんが挙げたのは、私から見ればそれこそ重箱の隅の感情論で、 本質的な、終始一貫変わらない政治行政理念や、政権政党の大幹部時の政権交代の起き易い「小選挙区制度」の導入や自自連立条件の「議員定数削減実現」や国会における政治家答弁のための「政府委員の廃止」などなど彼の実績、また「政権政党権力の本質を知っている、その胆力(おそらくこの本質を本当に理解してるのは、小沢氏と、私は嫌いだが小泉氏くらいのでしょう)」など考慮に入れられていないようです。 そして今、まだまだまだ不完全ながらも、国民の意思によって時の政権の選択のできる道を開きました。 これは明治以来150年余にわたり続いた官僚行政統治機構からの大変換でもあり、我が国の憲法の定める国民主権民主主義へのほんの入り口と確信しています。 これらの支持不支持は個人の自由に他なりませんので、たんなる見解の相違としか言いようがありません。 長々と失礼いたしました。

lions-123
質問者

お礼

ありがとうございます。 卓見や人物評についてのお考え、価値基準を興味深く読ませて頂きました。 感性、価値観、原体験等の違いや、理屈抜きの好悪(ウマが合う合わない)で、同じ対象事象に対しても、見方や見え方、重要性やツボが±評価評点が結果的には異なるのでしょうね・・・。 私自身でさえ、深層心理や心の内では、例え51%と49%の葛藤や悩ましい事柄でも、帰結点や賛否、好悪や順位では一方が支持・賛成・上位になり、他方は不支持・反対・下位に定まり、それが個人としての意見・評価という事に成るのでしょうね・・・。                ↓ ~私見~ 「正統性」:大切な要素だと思うが、憲法、議院内閣制・代議員制度・自民党総裁選規定に沿った資格要件を満たし正統な選出方法で選ばれた首相だと思います。 その内閣【チーム】の政見構想・政策・言動や実績が、仕事振りやビジョンが国民審判として顕在化するのが支持率であり選挙での議席&票数だと思います。 「小沢一郎」:人物評は 【誰と比べ】相対評価と【首相・リーダーとしての】絶対評価 出自や政治活動歴・指導力・歴史観・組織論・職務遂行能力・資質や器量・国際感覚・プレゼン&コーチング能力・政治手法etcの総合力で、国の進路やグランドデザインを過去現在未来を信託出来るか? 著書・講演・答弁・対談から、感情論・容姿言動・性向・清新さ・大局観・出処進退への対応も含めた清新さ・リーダーシップをどう見るか、で、どう評価するかでしょうね。 私はデビュー以来の足跡、言動、成果を目撃・体験して来た中で 細川政権の誕生、選挙制度の改革までを評価し、その時を以ってピークだったと思う。 民主党の政権奪取は、優秀・有為な人材の活躍で、脱小沢、卒業小沢的政治手法からだと思います。

関連するQ&A

  • 野党としての自民党

    野党としての自民党は今後どういうスタンスで望むのでしょうか  是々非々かそれとも全面対決なのでしょうか 民主党の政策は後期高齢者医療の廃止など反対すれば批判がくるようなものがあるのですが

  • 日本に社会民主主義政策を提案する政党が無いのはなぜ

    民主主義の政治制度がある大部分の国には社会民主主義政策を提案する政党があり、社会民主主義政策を提案する政党が政権党である国も、政権党でなくても国会で影響力がある程度の議席シェアを持っている国はたくさんあります。EU諸国では社会民主主義政党が政権党だった期間が長い国がたくさんあります。 国会で単独過半数を取れる政権党の場合でも、連立政権に参加して政策を実現する程度の影響力を持つ場合でも、野党でも個別の政策分野ごとに政策を立案し、他党に働きかけて多数派工作をして政策を実現するとか、政党として政策を実現して行く方法はいくらでもあると思うのですが。 国会で多数派でなくても、スウェーデンの社会民主労働党やドイツの社会民主党のような社会民主主義政策を主張して、議席の10%~20%でも取れるなら、それなりの影響力は行使できるはずで、議席シェアが10%未満や5%未満の弱小政党にとっては、勢力拡大になるはずですが、社会民主主義政策はどの政党も提案していません。 日本国民の中で社会民主主義を望む人がゼロとか、5%未満や10%未満のような少数派ではないと思うのですが、日本では社会民主主義政策を提案する政党が無いのはなぜでしょう。

  • 高速料金無料化

    外交的には強硬派の桜井女史ですが 資産保有・債務返済機構に対する批判は妥当だと思います。 http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2003/12/18/post_83/ こういうのを読むと、イデオロギーを越えて公平に意見を聴き、政党の支持にかかわらず政策を是々非々で支持しなければいけないと思いますがどうでしょう?

  • 立憲民主党を支持し続けられない気持ちです。

    以前より立憲民主党を応援してきました。いつかは民主党時代のように政権を担ってくれるものと期待しつつ。しかし最近は、政権どころか野党第一党で声を上げることに精を出し、国民を引っ張る政策も明確でないような気がします。特に国際問題に関する政策は聞こえないのが残念です。拍手を送れる政党が無くなってしまいます。

  • いつになったら健全な野党が出来るでしょうか

    民主党政権の失敗は党に綱領(いわば党の憲法みたいなもの)がなかったために、優秀な議員も多かったのにバラバラに動いたため無茶苦茶になったのだと思います。 もう二度とあのような悪夢は見たくありません。 今に至るも立民党なんか、昔の社会党みたいに何でも反対、とても健全な野党とは思えません多分社会党と同じような運命をたどるのではないでしょうか 維新の党は いい線行ってると思いますが、理想主義ポピュリズムが鼻につく。 あと 何党があるかしらないが、責任ある野党、対案を示す野党は見当たりません 結局自民党が割れるしか二大政党にはならないのでしょうか 今の日本の取りうる政策はひっくるめて自民党が採ってしまっています。 方向としては自民党しかないでしょう とすると議員は一旦自民党に入り、選挙制度を中選挙区に戻し、自民党内で、大きな政府か小さな政府か 再軍備をどうするか、安全保障 一極集中の是正、地方再生とか そこら編をしっかり綱領を決め 自民党が割れる形でしか 健全な野党 は出来ないのでしょうか 皆さんどう思いますか このままではとてもじゃないが健全な野党は育ちそうにありません

  • 自公連携の選挙での相互依存の解消は無理でしょうか?

    原発・国際貢献・歴史観・バラマキ政策(大きな政府)等で理念や政策にかなりの違いが有り、支持層も異なる。 勿論、自自公連立政権以降の選挙協力や政権運営での相互依存、反民主での一体感は、お互いを補強補完し合う為に必要な妥協と打算の産物であり、果たして来た役割・貢献も大きかったのだとは思うが・・・それが、何時しか党の独自性を蝕み、綱領・政策・政治活動のブレ、歪みに繋がっているのではと思います。 しかし、選挙区は自民(候補者)比例区は公明党と言うような有権者不在の様な選挙協力(談合)があり、票に目がくらんだ浅ましい候補者も出現している。 そして、覚せい剤の如く安易に摂取し、眼前の票の為に依存傾向が強まり、やがて基礎となる政策や政治活動が変質し体力(本来のコアな支持層)を失っているのでは・・・ <質問> 何時になったら、どうしたら、 ◇自公の相互依存は解消するのでしょうか? ◇自民党は政権奪還を意図するなら、国益と国運を担う責任政党を自負するなら、全選挙区で国政に資する&有権者の信託に応えられる候補者を堂々と出すべきでは? 公明党の候補者がいる選挙区では自民党の不戦敗であり、選択の余地がない! <選挙結果を受け審判を経た公明党との政策毎の連携協力は,是々非々で良いと思うが・・・>

  • 日韓併合100年に際し、政府のお詫び談話を予定している事ついてどう思わ

    日韓併合100年に際し、政府のお詫び談話を予定している事ついてどう思われますか? <私見> 謙虚に虚心坦懐に反省し新たな友好の礎に・・・という我が国&国民の気風・感性とは異なる国&国民性が近くて遠い恨をエネルギーとした反日教育で国内を纏めている異次元の世界がある。 そこに、特亜3国への追従が党是のような、外交&安保に綱領すら持たぬ菅民主党政権が発するコメントには、国民感情や合意形成からの乖離があり、後顧の憂いとなるとの大いに不安・不信・不満が有ります。 後世に、河野談話・村山談話と並ぶ、3大幇間外交&国辱談話として子々孫々にツケを齎すだろうと思います。 国内的にも、外国人参政権・人権擁護法案を国民の合意形成の進まぬ中で推進し、あまつさえ閣僚・特別国家公務員の立場すら忖度せず弁えず国旗・国歌法案に反対しているのは・・・ 何処の政府?誰の為の政府?国益・国威・国運を増進する責務の放棄では? まさしく、この国の風土や文化や国民性をを愛し誇りに思う多くの国民への背信行為であると共に、売国・亡国・傾国政策に狂奔する無為無能な許し難い政権&政策集団である! 問題提起の記事 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100716/kor1007162112003-n1.htm http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20100716/Kyodo_OT_CO2010071601000991.html http://specialnotes.blog77.fc2.com/

  • 日本の政治と理想の政党制

    イタリアなどずっと与党の地位にいている政党政治をやっているところもあり、2大ブロック化が進みました。もともと分極的な性質もあるようです。 オーストリアも与党は固定的ですね。2大政党から移行している国のようですが。 フランスやスウェーデンもブロックですよね。 ドイツはずっと連立政権の国なようです。 連立って組み替えは起こりうるのはわかるのですが、やはり固定化しやすいものなのでしょうか? 日本では、自民党公明党と民主党国民新党などのブロック的?な時代があって、その次の時代になっているかと思うのですが、どんな政党制になっていくと思いますか? 一時期、日本は英米的な政治しか有名ではなくて、の2大政党が進んでいて、その後を行っているという認識が出たように思えます。 自民党以外に政権担当能力が疑問ともいわれて、合意形成型の国だとするとどんな政党制が理想なのでしょう?日本でも政権交代可能なのは時代の流れなような気もしますが。 やはり穏健な多党制や2大ブロック的なものなどどちらが理想なんでしょうか?

  • なぜ、韓国政府は反日政策をとるのですか?

    こういう質問をすると、「韓国政府は反日を利用して、国民の政権批判をかわそうとするのです。」などの"お約束の回答"があるだろうな!?と言う事は容易に想像できますが、なぜ、韓国政府はいつまでたっても"時代遅れ"の反日政策がやめれないのでしょうか?とあえて聞いてみたいと思います。 昔は台湾やフィリピンなどでも反日政策をやっていましたが、今ではほとんど、そのような政策はとらなくなりました。 これらの国でも国民の政権批判をかわす為に反日政策をとっていたわけですが、日本に変わる新たな批判先が現れたわけでもないのに、反日政策を止める事ができました。 私はやはり、これらの国が反日政策を止めれた理由は国の民主化が進んだからだと思います。 国が民主化されるといろいろな意見が出てきます。 そうなると日本だけでなく、欧米列強に植民地にされていた時の事実についても国民は知る事になります。 その結果、「日本だけを批判するのはおかしい」、「日本がいなければ自分達は今だ、植民地の民だった」などの様々な意見が出てきます。 社会全体が、その様な状況になると、「過去に拘ってもしょうがない。」、「国を発展させるには日本を始め欧米の技術力と資本が必要なので、これらの国と友好関係を築いて、未来志向でいった方がいい。」という世論になると思います。 韓国の戦後の状況も台湾やフィリピンなどとさほど変わらなかったと思いますが、韓国だけは、なぜ、いつまで経っても"反日政策"を止めれないのでしょうか? やはり韓国政府と国民の意識が遅れてて、その上、無能だからでしょうか? それとも一部の人間の反日利権の為に止めれないでしょうか?

  • 安倍長期政権を支えているのは実は野党では?

    旧民主党政権時代のトラウマがあって、国民には今の野党に対して根強い不信感があると思います。 それを知ってか、野党の多くは自民党議員の失言追及くらいしか国会で取り上げていないように感じられます。 もっと野党には頑張ってほしい。 安倍政権が満点というわけではないので、日本に内在する本質的な問題を解決するような政策議論をしてもらいたい、と思うのです。 健全な野党が我が国に必要です。 プロレスのヒールとしての野党は要らないのでは? 安倍政権を長期安定政権にしているのは野党なのでは、とさえ思います。 今後の野党の方向性について、ご意見をお願いします。