「つもりでした」の否定型について

質問

(1)　ないつもりでした/ないつもりだった
(2)　つもりはありませんでした/つもりはなかった
(3)　ないつもりはありませんでした/ないつもりはなかった
以上の三種類で　どんな場合に使いますか　それとも　あまり使わないんですか。
特に　(1)と(2)はどういう区別がありますか。
(1)　食べないつもりでしたけど、結局食べてしまいました。
(2)　捏造するつもりはありませんでしたが。（実際は捏造した）
(3)　税金を払わないつもりはありませんでしたが。（実際は税金は払っていなかった）
なお　「つもりはありませんでした/つもりはなかった」と「つもりではありませんでした/つもりではなかった」は違いがありませんか。

回答No.2

stwoa

＃１さんの例文のように後の文が順接する場合(～だったので～した)、(1)(2)に大きな違いはありません。
が、後の文が逆接になる場合(～だったが、～した)ニュアンスがかわってきます。

＊○○するつもりはなかった。(が、○○した。)　の場合
○○するつもり　そのものが自分の中に存在していなかった。
○○する事を自分の中で想定していなかった、というニュアンス。

＊○○しないつもりだった。(が、○○した。)　の場合
自分が○○する可能性がある、と認識した上で○○しない、という意思を持っていた、というニュアンス。

例えば、自分にはそのつもりはなかったのに相手を怒らせてしまった、という場合は
○ごめんなさい、怒らせるつもりはなかったんです。
×ごめんなさい、怒らせないつもりだったんです。

＞「捏造するつもりはありませんでしたが」
自分では捏造したという意識はなかったｏr当初は捏造など考えてもいなかったが誰かに提案された、強要されたなど。

「捏造しないつもりでしたが」
捏造するかしないかという選択肢が自分の中にあった。

こんな感じです。

また
＞「つもりはありませんでした/つもりはなかった」と「つもりではありませんでした/つもりではなかった」は違いがありませんか。

その一文だけだと特に違いは感じませんが、
「○○する場合"では"なかった」(が別の事をするつもりはあった)
という場合は"では"を使うのが適切だと思います。

素人意見ですが、参考になれば幸いです。

回答No.1

MockTurtle

（１）と（２）は語法の違いだけで、意味は同じと考えて差支えありません。

・ 今日は最初から帰らないつもりだったから、下着の替えを用意してきた。
・ 今日は最初から帰るつもりはなったから、下着の替えを用意してきた。

（２）と（３）は、「つもり」の前の句が肯定か否定かの違いだけです。
前段が反対概念になるので、対応して後段も逆となり、結果として文全体が逆の意味になります。

・ 行くつもりはなかったので、はっきりと断った。
・ 行かないつもりはなかったので、曖昧な返事をしておいた。