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【財務分析】会計上の処理の仕方が違う会社同士をどのように比較するのですか

uozanokoi7の回答

回答No.2

こんにちは。 仰るとおり、厳密な経営分析を求めるのであれば諸条件を統一する必要があります。 しかし、ある目的に特化した特殊な場合(機関投資家等)を除いて、普通はそこまでは出来ませんよね。それに、分析の目的(何を重視するのか)によってポイントとなる値は違ってきますので、全てを統一するために換算するというのも現実的ではないでしょう。 減価償却方法については、分析対象となるであろうほとんどの大企業は建物と無形固定資産を除き定率法ではないでしょうか。 また、減価償却も貸倒引当金も表示方法の違いが業績に影響を与える事はございませんよ。減価償却累計額はB/S項目ですからね。 棚卸資産の評価方法も、評価方法の違いが劇的に比較検証を妨げる程の結果をもたらすことは無いと思いますよ。1事業年度のみを見れば影響は有るかもしれませんが、期間を均してみたらそんなに影響は無いですし、普通は同一企業であれば原価率は一定ですから、評価方法を見るのではなく、その結果で判断されるのが宜しいかと。(業種が同じであれば、原価率などは大体同じようなものです。) ある企業を見ようとした時や比較したい時、単純に○○率の値だけを見たり比較したりするだけでは困難です。○○率というものはあくまで数値にすぎません。本当に企業を理解しようと思ったら、数字では現れてこない面まで理解しなくては出来ません。 ただ、それでも有価証券報告書等からおおよその事は分かります。財務諸表及び注記事項から客観的な判断は可能です。しかし、それを元に投資対象となり得るかどうかの様な判断は、分析者自身の力と決断にかかってきます。(株主資本利益率ROEの値を単純比較しても、その値だけではキャッシュフローまでは見えてきませんからね。) 金額的数値分析よりも、与えられたデータからその会社の本質を読み取る力をつけることに頑張って下さいね。

kimi1980
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 財務分析は初心者で本当に苦労しています。 >数字では現れてこない面まで理解しなくては出来ません。 数字で現れてこない面、とは見えない資産、、知財やブランド、人財をイメージするのですが回答者様はどのようなことをイメージなされているのでしょうか・・・? 人財であれば、今の私のレベルでは、教育費用を対売上高率などで比べる、などを想像しますが、これもやっぱり数値面のみの比較となってしまいます。。。 会社の本質とは、財務3表から、例えばキャノンはキャッシュフローを重視している、とか、付加価値率(売上総利益/売上高)より、その会社の付加価値を比べる、、この会社が負債が大きいがこれはレバレッジをりようするため、とかでしょうか。。。。 でもこれであれば大学生もできてしまうし。。。 何か参考になる本や、サイトなどありますでしょうか? 今までいくつか企業に関わってきて、有価証券報告書などはたくさん 見てきたのですが、いまいち、大学生もできる分析(教科書どおりということです)以上のことができません。 アドバイスをいただければと思います。

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