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消灯は本当に節電になるんでしょうか。
サミットに合わせて、ライトダウンキャンペーンが行われましたね。 しかし電力会社ではピーク電力量時に停電しないようにそれ以上の発電をしていると聞きました。 つまり実際には電力会社が発電量を下げない限り節電にはならないわけですよね。消費電力に合わせて発電量を落とすにしても、それは結構タイムラグがありそうです。 せっかく節電してもかなりの部分、余剰発電になってしまい。 無駄な電力が垂れ流しになっているのでしょうか。
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火力発電所は、ある程度出力の調整がききます。 ベース供給量とピーク供給量の差を、火力発電所が吸収しています。 ただし、火力発電も、一定の出力で使い続けるのが効率が良く、 出力を変えることは効率が悪いです。 また、簡単に停めたり再始動したりはよくありません。 その意味では、電力の消費は乱高下しない方が省エネです。 また、発電インフラも、ピークを想定したものです。 大きな電力を得るためには、 たくさんの燃料を燃やせる発電所が要りますが、 大きなエンジンの方がアイドリングでも 燃料を沢山使うと同様のことが起こります。 数日の消費エネルギーというレベルで見れば、 ライトダウンなどの効果もあるでしょうが、 年間レベルで見た場合は、いかにピーク電力を減らすかが重要です。 (実際は、調整しきれなかった余剰分は、何らかの形で ときには無駄遣いすることで吸収しています) 現状のインフラは、おいそれとは変更できませんから、 ピーク電力を減らすことで、 稼働しなくてはならない火力発電所を減らすことが、 自治体や都市レベルで出来る省エネでしょう。 現在のピークは夏の午後で、 エアコン需要が最大に達するときですから、 日中午後のエアコン使用の抑制が、 最も大きな効果を持つでしょう。
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- ytrewq
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電力系統では需要(消費)と供給(発電)は常に一致しています。 一瞬でもこのバランスが崩れると周波数の変動が起き、最悪の場合は停電の原因になります。 発電と消費の間にタイムラグはありません。 火力や原子力発電の場合はボイラ出力や原子炉出力の調整(発生する蒸気の量)と発電出力の間にタイムラグが生じることがありますが、 ある程度までは蒸気を貯めることでそのずれは調整できます。 したがって、無駄な電力が垂れ流しになることはありません。
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ご回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございます。 電力変化に対応して調整できるんですか、思ったより凄いんですね。 じゃあ節電すればするほど、省エネになるんですね、これで安心して省エネがんばれます。
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ご回答ありがとうございました。
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分りやすい解説ありがとうございます。 ピーク電力と最低電力間の変化を火力系発電で調整しているんですね。 リンク先を見て納得しました。 どうも、一日内の電力変動が激しいのが効率悪い原因の様ですね。 電力消費量を平均化するためには、夜間電力で昼の冷房などが運転出来る様なシステムがあれば良いんでしょうね。 とりあえずピーク電力がちょっとでも下がるように、微力ながら省エネ頑張ります。