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戦前の戦闘機の値段は?

buchi-dogの回答

  • buchi-dog
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回答No.5

No2です。 「貨幣価値の換算」ですが、これは「戦闘機の当時の価格はいくらか」以上に難しい問題です。 例えば 「『月給百円』サラリーマン」 講談社現代新書 2006年 http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%9C%88%E7%B5%A6%E7%99%BE%E5%86%86%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E2%80%95%E6%88%A6%E5%89%8D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%80%8D%E3%81%AA%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A9%E7%80%AC-%E5%BD%B0/dp/4061498584/ の著者は、「昭和10年頃の1円=現在の2000円」という数字を提示しているようです。 戦前の物価は、現在の物価と一律には比較できません。日本という国の経済構造と円の交換価値が激変しているからです。一言で言うと 「戦前の日本では人件費が安く、高級品、輸入品が高かった」 となります。 当時は、基本的に「人口過剰、貧富の格差が現在より激しい」社会です。現在のように累進課税や生活保護などの「所得を平準化する政策」(修正資本主義)は採られていませんでした。ですので、貧乏人は徹底して貧乏であり、人件費そのもの、あるいは人件費が大きな比重を占めるものは安いです。現在の中国(農村戸籍の都会への出稼ぎ人の賃金はタダ同然)に似ています。 「女中の賃金」 「女郎屋での遊興料」(今で言えば、ソープランドの料金) 「コメ」(農業が機械化されていませんから、農民の労働の塊です) 「家屋」(木材はきこりの労働の塊であり、家屋は職人の労働の塊) 「土地」(人口過剰とはいっても今よりは少なく、都市の規模も小さかった) などは、2000倍の基準で換算すると今より安くなります。例えば、500円で家が一軒建てられ、東京市内で建売の家が1000円で買えたと言います。それぞれ「100万円」と「200万円」ですから、今の基準の20分の1といった感じです。 一方、日本の経済力が欧米より弱く、円のレートがより円安であったこと、輸入品には高い関税がかかるのが当たり前という政策であったたため、高級品、特に輸入される贅沢品は2000倍の基準で換算すると現在より高くなります。 例えば、典型的な輸入贅沢品であるドイツ製のライカやコンタックスのカメラは、大雑把に言って「ボディと標準レンズで1000円」でした。2000倍基準ですと「200万円」となります。2000年ごろ、銀塩の最高級一眼レフ+標準レンズで40万円程度でした。約5倍の値段ということになります。 ※ 現在、デジタル一眼レフは発展途上ですので「プロ用最高級品」は標準レンズ込みで40万では買えませんが、いずれはその程度に落ち着くでしょう。 戦闘機は、どちらかというと、輸入された素材や機器をふんだんに使った「現在より割高なもの」に分類されますが、仮に零戦が当時の価格が15万円であれば、2000倍基準を採用すると 「現在の貨幣価値で3億円」 となります。

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