• ベストアンサー

キャリア官僚とは?

一般に「キャリア」という言葉を使う場合、「キャリアを積む」というように、仕事上の経歴を指すと思うのですが「キャリア官僚」はやはりその学歴故にそう呼ばれるのでしょうか。 どうも合点がいきません。 官僚としてのキャリアがないのに、学歴(確かに英語ではこれもcareerと言うみたいですが)だけで入省後すぐに「キャリア官僚」… そして現場のたたき上げのキャリアを持つ官僚が「ノンキャリア」… 昔からどうにも納得しがたい、と思っているのは私だけでしょうか? 別に、公務員の方を糾弾する意図はありません。ただ単純に「キャリアのないキャリア官僚」と言う日本語をどう思うか、みなさんのご意見をお聞かせ頂きたいだけなのです。 カテゴリがこちらで適当であるかどうかわかりませんが、よろしくお願いします。「言語」の方が適当かとも思ったのですが… また、ご回答次第によっては(「公務員の仕事ぶり云々」というような本来個人に帰着すべき事柄を集団の問題として論じられているような場合等)返礼致しかねますので、あらかじめご了承下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kanarin-y
  • ベストアンサー率64% (211/325)
回答No.5

careerには確かに経験とか経歴なんていう意味があるのですが,もともとはラテン語で「車道」って意味なんです. そこから「専門的職業」,あるいは「本職の」なんて意味もあるんですね.「その道一筋」って感じ. ほかに英語でも「疾走(する)」なんて意味もあります.車道を走りぬけるってイメージでしょうか. in full career   まっしぐらに さて本題ですが,出世街道まっしぐらって感じで,キャリヤ官僚. もともと日本の行政はドイツ官房学の流れを汲んでいますので,英語よりかはドイツ語的な発想なのかもしれませんが,同じラテン語が元なので大した違いはないでしょう,たぶん.

noname#4932
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 ラテン語! ドイツ語!! …すっかり失念しておりました。世の中には英語以外の言語が山とあることを。 確かにおっしゃるとおりですね。 目から鱗が落ちました。 >そこから「専門的職業」,あるいは「本職の」なんて意味もあるんですね.>「その道一筋」って感じ. >ほかに英語でも「疾走(する)」なんて意味もあります.車道を走りぬける>ってイメージでしょうか. >in full career   まっしぐらに そう言えばそんな言い方を聞いたことがあったような気もしてきました… やはりこの質問のカテゴリは「言語」が適当だったのだろうか、と思い始めています。 それにしてもありがたいシステムですね。自分とは全く面識のない方が、自分とは全く違うアプローチで考え、教えていただける… 本当に勉強になります。 お付き合い、どうもありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • h13124
  • ベストアンサー率29% (172/591)
回答No.4

全く経験という意味でとらえた場合には、不自然ですね。 ただ、キャリアには、出世、成功、特別な訓練を要する職業等の意味があるみたいです。とすると、国家上級、1種に合格して入った人は、成功、出世を約束されています。また、このような難しい試験に合格すること自体が、特別な訓練を要する職業につく資格があり、上級管理職に就くものと考えられているのではないでしょうか。 ということで、キャリアの意味を通常の経験とは別に考えるとまあ、多少は納得行くのではないでしょうか。

noname#4932
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、一種合格者がそれだけで上級管理職に就く約束が、ある程度されているのに何の異存もありません。 ただ、一種合格者とそれ以外の公務員を分ける言葉に、何も「キャリア・ノンキャリア」を使わなくても良いと思うのですが。 でも、どうやら「キャリア官僚」と使う場合は、確かに「経験」の訳からは離れた方が良さそうですね。 お付き合いありがとうございました。

  • notnot
  • ベストアンサー率47% (4900/10359)
回答No.3

思いつきレベルですが、 「キャリア」というのは、広い範囲の色々な経歴を(経験してきた/これから経験する)のでそう言うのではないでしょうか。 「ノンキャリア」の人は比較的狭い範囲の仕事をする傾向にあるのでは?

noname#4932
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「キャリア」が広い範囲の仕事をする…というのは、でも、どうでしょう…確かに、仕事を広く見渡してお仕事をされている方もいらっしゃるでしょうが、より専門化した仕事をされている方もいらっしゃるようにも思うので、ちょっと考えてしまいました… そもそも、私がこの言葉に拘るのは、国家一種合格の公務員を「キャリア」と呼ぶことよりも、様々な仕事で同じように働いて「経歴」を積んでいる公務員を「ノンキャリア」と呼んでしまうのは、ちょっとどうか?と思ったのが始まりです。 現在の日本が学歴社会であることを否定もしませんし、それも当然だろうと思っています。(現在社会で問題なのは学校歴が重視されすぎる点だと私は考えています。) ただ、それと同じ、あるいはそれ以上に「職場での経験」、それこそ「キャリア」が大切にされる社会であって欲しいと思うのです。 ですので単に国家一種合格者でない、というだけで「ノンキャリア」なんてあんまりだろう…と思ったのですが、その立場にいらっしゃる方のご意見がお聞きしてみたいものですね。 ともかく、くだらない質問にお付き合い下さいましてありがとうございました。

回答No.2

すべて伝聞と想像ですが。 そもそも、日本の大学制度が、「官吏養成のため」に始められたためではないのでしょうか。 (戦前、「大学」といえたのは帝国大学だけなのです。) 帝大を出ると無試験で高等文官(だったか、今日の1種に相当するようなもの)に なれた、ということです。 そういった経緯から、「学歴」こそが上級の公務員に必要なキャリアである、という 認識があるのではないかな、と。

noname#4932
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かにおっしゃる通り、官僚制度は戦前から存在するものでしたね。 するとやはり「career」という単語を現在のような「経歴、履歴」という意味で一般市民に浸透する以前に、「学歴」の訳として使用していた頃の名残かもしれませんね。 一体、いつ頃から使われだした言葉なのでしょう?戦前でしょうか?それとも戦後?少なくとも戦中でないことだけは確かでしょうが… また、新たな疑問が生じて参りました… どなたか、ご存知ないでしょうか?

回答No.1

たしか、国家公務員一種に合格してきた人をキャリア組と言います。 それ以外の人をノンキャリアと言います。 また、それにより出世できる上限が慣習として残っています。 どの程度のさがあるかは、 たとえると警察の場合、確か警部補から始まります。

noname#4932
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 ですが、私のお聞きしたかったこととは少々ずれてしまったようです。 質問のしかたに問題ありですね。反省致します。 国家一種に合格された方をキャリア組と呼ぶのは存じております。 私がお聞きしたかったのは 「キャリア」…入省すぐの新人でも「キャリア」 「ノンキャリア」…長く経験を積んだ方でも「ノンキャリア」 この日本語の逆転現象(…うまい言葉が見つかりません)をどう思われるか、と言うことでした。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう