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自然な日本語に添削していただけませんか(菊)。
日本語を勉強中の中国人です。日本語で文章を書く能力を伸びたいと思うので、作文の練習をしております。次の作文は自然な日本語に添削していただけませんか。特に、難しいと感じたのは、こそあど系の言葉、過去形と現在形の取捨です。また、質問文に不自然な日本語がありましたら、それも指摘していただければ幸いです。よろしくお願い致します。 もう数日も立っていたが、その日の情景がいまでもありありと目に浮かぶ。 この日、バスで帰ることにした。街の景色を見たかったのだ。バスに乗り、ちょうど窓際の席があった。あっ、ラッキー! 「あのう、すみません、席を交換していただけませんか」と後ろから女の子の声が伝わってきた。なんだか私に向かう声だ。窓外の風景をすでに眺め始める私は、後ろを振り向いたら、ある女子学生の照れくさい顔が目に入った。「クラスメートと一緒に座りたいですけど」と、その女子学生は、私の隣のもう一人の学生姿の女の子を見ながら、小さな声で言った。通路側の席でも窓の外が見られるし降りやすいしと思い、「いいですよ」と私は言った。 新しい席につき、私は流れてゆく都会の景色を眺め始めた。まだ肌寒い早春のこの頃。車窓外のネオンの光がちょいとちょいと車内に漏れてきた。ふと視線を取り戻したら、隣の乗客の前の席に何か植物がかけてあることに気づいた。植物の薄いにおいがする。車外の明かりを借り、それは薄い黄色をしている菊だとわかった。まさかこんなところで菊に出会ったとは。 私の目はすっかりその菊に奪われていた。ひたすらその菊を眺めることになった。花びらが一枚一枚ほんの少し内に曲がり、中央の蘂を一層一層、しっかり包んでいる。私はただここに座っている。その薄い黄色の菊を目の前に。思う存分にその菊のすべてを心の底に、満ち溢れるのに任せた。青い空、緑の野原、きれいな水、澄んだ空気、土の匂い、さらさらの風、ぴかぴかのお日様、朝浴びた露の味までも、そこにある菊が届けてくれた。車窓外から漏れてきた明かりを浴び、その菊の回りに薄い黄色のかさに包まれているような気がする。今夜、月は出ていないが。 もうすぐバスを降りる。永遠に着かなければよかった! 隣席の人の同意を得て、その美しい一瞬をカメラに収めた。カメラは自動的にフラッシュを使ったのか、スクリーンに出てきた菊は、目に迫ってくる輝かしい黄色の菊だ。暗い中でよく見られないが、私の見たのは薄い黄色の菊ではなく、鮮やかな黄色の菊なのだ。まるで光る束のようだ。その黄色の菊は私に一語もしゃべらなかった。いや、すべてのことを精一杯、私にしゃべった。無言のコミュニケーションを通し、そこにある小さな命がその命なりの「花心」を私に教えてくれた。 その日、バスで帰ってよかった。女子学生に会ってよかった。通路側の席に座ってよかった。隣席の人から写真を撮る同意を得てよかった。黄色の菊に出会えてよかった。すべてのすべて、ありがとう。
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お礼
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