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(閑さや岩にしみ入蝉の声)「閑かさや」?、「閑けさや」?
dulatourの回答
- dulatour
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どうなるかと、傍観していたのですが、論点の外れており、文法をよくご存じでない方からの回答が多いようなので、私の意見を言わせてください。 芭蕉の句は、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」です。「岩」や「声」は旧字で書かれていますが、この表記は私の手元にある杉浦正一郎校注の『素龍清書本』であるということが底本であるということを疑っても、何の論証にもなりませんで。 で・・・冒頭の「閑さ」をどう読むかが、論点だと思います。 「しずかなり」という語をという形容動詞を調べたことがない人がいるようですが、古語辞典には「閑かなり・静かなり」の両方がきちんと載っています。 ただ、芭蕉(一茶ではありませんW)が言いたかったのは、#2さんが仰っているように「閑寂」ということではないでしょうか。それを考えると、「しずけさ」ではなく、「しずかさ」という読みが正解のような気がします。 私が前述した岩波新書は昭和32年の初版であり、ある程度現在より信頼のおける時代です。ルビが振ってあるという根拠は御免だということですが、私はその時代のルビは信頼したいと思います。 どうも、岩波文庫の信者の意見で申し訳ありません。 #2さんに、一票 (^_^)v
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補足
>>古語辞典には「閑かなり・静かなり」の両方がきちんと載っています。 深い理解はできませんが記載のあることは承知しています。ANo.2のお礼には 「芭蕉の時代に形容動詞「閑か」が存在したからといって」とあります。古語辞典に形容動詞「しづか(閑か)」があることを知らない人間には書けない表現です。 >>「閑寂」ということではないでしょうか。それを考えると、「しずけさ」ではなく、「しずかさ」という読みが正解のような気がします。 「閑寂」を詠んだことに異論はありません。「閑寂」を詠むと、「閑さや」と表記して「しづかさや」と発音していたと何故判るのですか。「しづけさや」と読んでいた可能性はないのですか。 芭蕉の時代には「閑(しづ)かさ」という名詞はあったが「閑(しづ)けさ」という名詞はなかったことが判っているのですか。 仮に「閑(しづ)かさ」と「閑(しづ)けさ」の両方があったとすれば、立石寺の境内に立つ芭蕉が「閑(しづけ)さ」でなく「閑(しづか)さ」を選んだと何故いえるのですか。両者の意味の異同を知る必要がありませんか。 岩波とルビの件は私が関与する話題ではありません。 有り難うございました。事情が許せばご返事を下さいませ。