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売上計上
昨今、ソフトウェアの売上計上について純額で計上すべきという事が取り沙汰されておりますが、実務指針等で公表されている純額という範囲はあくまでソフトウェアに限定されるのでしょうか? 例えば、自社が売掛金の回収リスクを負担する代理店取引の場合は売上仕入れは総額で計上しても問題ないのでしょうか?
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お書きの「実務指針」は、実務対応報告第17号『ソフトウェア取引の収益の会計処理に関する実務上の取扱い』を指していらっしゃるものと思いますところ、この実務対応報告は、既に存在する会計基準等に照らして当然におこなわれるべき会計処理をまとめたものと位置づけられています。 つまり、ソフトウェア取引に限らず、いわゆる「商社型取引」についてはもともと純額表示をすべきであるのにも関わらず、そうでない表示が各所で散見されています。中でもソフトウェア業界に「そうでない表示」が多く見られたことから、上記実務対応報告で取り上げたものとされています。 したがって、上記実務対応報告そのもののターゲットはソフトウェア取引に限られるものの、会計基準等の解釈として同様の取引を純額表示することは、ソフトウェア取引に限定されません。後者の場合には、上記実務対応報告が参考になるものと思います。 そして、上記実務対応報告を参考にすれば、「自社が売掛金の回収リスクを負担する代理店取引の場合」であるなら、総額表示をして問題ないといえます。
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- zorro
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回答No.1
何ら問題はありません。
お礼
遅くなり申し訳ありません。 自分の質問の真意をきちんと受け止めていただいた回答でとてもわかりやすかったです。 大変参考になりました。本当にありがとうございました!