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レゾルシノール樹脂について
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フェノール樹脂のフェノール(水酸基1個)を、レゾルシン(別名レゾルシノール、水酸基はメタ位の 位置関係で2つ)置き換えた形のものがレゾルシノール樹脂です。 (原料をフェノールからレゾルシンに変えれば、後は同様の(もしくはそれより穏やかな)条件で 反応が進むと思います) 従って、構造としてはフェノール樹脂とほぼ同じで、フェノール樹脂中のベンゼン環に、既存の 水酸基に対してメタ位に水酸基を追加で書き込んでやったものになります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%A8%B9%E8%84%82 ただ、ポリエチレン(PE)やPETなどのように一本鎖の高分子なら「-(CH2-CH2)n-」といった 描き方ができますが、フェノール樹脂などの場合は、「ベンゼン環から2本のメチレン結合が 出る場合」の他に、「ベンゼン環から3本のメチレン結合が出る場合」もあるため、 PEなどのように「-(○○)n-」といった描き方をすることはできません。 ポリエチレン: ・・・/\/\/\・・・ →「-(CH2-CH2)-」(または「-(CH2)-」)で代表させることができる フェノール樹脂: (メチレンを2つ持つベンゼン環を「○」、3つ持つベンゼン環を「◎」で表示) ○ ○ ・・・/ \ / \ ◎ ○―・・・ | ◎ / \ ・・・―○ ○―・・・ →「○」と「◎」が不規則に現れるため、一部の構造で代表させることができない
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