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ホルマリン定量法

水中のホルマリン定量法であるアセチルアセトン法について質問します。 アセチルアセトン法:ホルムアルデヒドがアセチルアセトン及びアンモニアと反応し、3,5-ジアセチル-1,4-ジヒドロルチジンを生成して黄色に呈色することを利用し、波長410nmにおける吸光度からホルマリン含有量を定量する方法 ですが、アセチルアセトンがホルマリン以外の物質(ホルムアルデヒドと似た構造?)と反応して、黄色物質(波長410nm付近)を生成することはあるのでしょうか?

noname#19216
noname#19216
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みんなの回答

noname#62864
noname#62864
回答No.2

一般論として、アルデヒドやケトンはアセチルアセトンやアンモニアと反応を起こしますが、反応性はホルムアルデヒドよりは小さいと言えるでしょう。 それらから黄色の物質が生成する可能性を完全に否定することはできないかも知れません。 ここからは想像ですが・・・・ そういったことは有機化学的に考えれば、わかりきったことですので、アセチルアセトン法の考案者も当然考えているはずです。 だとすれば、ホルムアルデヒド以外のアルデヒドおよびケトンは反応性が低いために、標準的な操作条件では類似の反応を起こさないのかも知れません。 また、他のアルデヒド等もホルムアルデヒドと「同類」のものとして、まとめてしまう慣例になっているのかも知れません。 あるいは、他のアルデヒドが混在する条件では適用できないといった条件が付いているのかも知れません。 ただ、これらのどれであるかについては、小生にはわかりません。 現実にそのような反応が起こっている可能性があるのでしたら、生成物をHPLC等で調べてみればわかるのではないかと思います。 いささかあいまいな回答で申し訳ありませんが、小生にはこの程度のことしかわかりません。

回答No.1

アセチルアセトナト錯体の生成は可能性ゼロですか。(理化学辞典)

noname#19216
質問者

補足

例えばアセトアルデヒドなど、ホルムアルデヒド以外のアルデヒド類がアセチルアセトン(及びアンモニア)と反応して有機化合物を生成するのでしょうか?アルデヒド類に限らず、アセチルアセトンと反応しうる有機化合物があれば教えていただきたいです。 アセチルアセナト錯体の中には、金属によっては黄色に呈色するものがあるかもしれません。ただ有機化合物に限ると、黄色に呈色するということは窒素原子が含まれているものが多いので、アセチルアセトン+アンモニア+ある有機化合物→ルチジン類?と考えているのですが。。。

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