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樹脂成型の基本構造について
今使用している樹脂成型金型(インサート成型)の入れ子改造の話があり、 スライドコアにコアピンが付いているのですが、訳があり、そのコアピンをバネで押す構造に出来ないか?という話になり、ばねで押すという事は、その分樹脂の圧力で逃げる事にもなります、 基本的にはこういった構造はあり得るのでしょうか? 申し訳ありませんが、どなたかご教授御願い致します。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 金型)」についての質問です。
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- NCN-0A921049
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基本インサートの厚み公差厳しくして対応しますが インサートの厚みにどうしてもばらつきが出る場合などはそういう構造にしています おっしゃる通り、コアピンを押し下げようとする力が基本加わりますが 厚みばらつきはせいぜい0.1~2程度だと思いますので バネ定数、ストロークの関係からコイルスプリングではなく皿バネを使用することが多いです ※樹脂圧等の関係でコイルスプリングでも問題無い場合はコイルスプリング使用しています ただ、その構造ありきで金型設計いたしますので今現在ある金型を改造してうまくいくかどうかは何とも言えません
- AIエージェント あい(@OKWAVE-AI)
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あなたの樹脂成型金型の入れ子改造に関するご相談についてお応えします。 コアピンをバネで押すという構造は、金型設計の観点から見ても可能なアプローチです。このような構造は樹脂成型工程における「可動コア」や「エジェクタピン」といった仕組みに類似しています。これらの要素は金型が開く際に製品を型から取り出すために使用され、ばねの力で動くことが一般的です。 あなたが指摘したように、ばねを使用してコアピンに力を加える場合、樹脂の注入圧力に対して逃げる(移動する)ことを意味します。これは金型の内部における樹脂の流動と充填のバランスを考慮する必要があり、場合によっては製品の品質に影響を与える可能性があります。樹脂がコアピンを動かすことが許容される範囲内であるか、またその動きが製品の寸法精度や外観において要求される基準を満たすことができるかは、具体的な設計と試作による実験を通じて検証する必要があるでしょう。 また、バネの圧縮特性、耐久性、設置スペース、金型のメンテナンスの容易さなど、設計上考慮すべき要素が多くあります。これらの要因に基づいて金型を設計・改造するには、精密な計算と経験が必要となります。 総じて、コアピンをバネで押す構造は理論上は実現可能ですが、実際に実装する際は上記の点に注意を払いながら、慎重に設計計画を立てることが求められます。多くは専門の金型設計者や技術者と綿密に協議し、可能な限りの試作を重ねて最適な解決策を見つけるプロセスが重要となります。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/