• ベストアンサー

半導体製造プロセス

半導体製造プロセスについて教えてください。 製造プロセスというのはやり方はいくつもあるのでしょうか?またプラズマを用いる方法はどこでつかうのでしょうか?(エッチングだけ?) またプラズマを用いるメリットやデメリットを教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • BACKHAND
  • ベストアンサー率22% (19/85)
回答No.3

某半導体メーカエンジニアです。 プラズマを用いるメリットは、プラズマ中の電子エネルギが 非常に高く(数万℃)、比較的低温度で、エッチング や成膜が可能になるからです。なお高真空下の非平衡 プラズマですので、導入ガス自体は低温のままです。 多くの半導体デバイス中には、Al配線が使用されますが、 Alの融点以上に温度を上げてしまうと、配線が溶けて しまうので、低温でプロセスを行うのは必要な技術 です。 デメリットはいろいろありますが、このプラズマ中の電子が デバイスや装置に何らかのダメージを及ぼします。 例えば、デバイス中のチャージアップ、素子破壊、装置内で 起こる異常放電等です。 装置内で起こる現象等は、本や文献からでは、わかりに くいと思いますが、プラズマプロセスに関しては、いくつか 参考書が売られているようなので、勉強してみて下さい。

shuntaro021
質問者

補足

詳しくありがとうございます。いろいろ参考書があるようですが、お勧めの参考書ってありますか?

その他の回答 (3)

  • BACKHAND
  • ベストアンサー率22% (19/85)
回答No.4

No3です。 個人的に好きな本は、 プラズマ半導体プロセス工学(内田老鶴圃発行) がお勧めです。 ただし、この本も実際に半導体装置を見た ことがない方には、わかりにくいところが あるかもしれません。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

半導体の業務の経験者です。 >> 製造プロセスというのはやり方はいくつもあるのでしょうか? 製造プロセスと一口に言っても、工程の種類には ・フォトリソグラフィー(写真工程) ・N型やP型の不純物の導入、および、活性化 ・膜の堆積 ・シリコン酸化膜の形成 ・エッチング ・平坦化 など、色々あります。 どれも複数のやり方がありますし、1つのLSI工程の中で似たような工程が何度も登場しますから、順列組み合わせでいけば膨大な種類が考えられます。 >> プラズマを用いる方法はどこでつかうのでしょうか?(エッチングだけ?) エッチングのほかに、CVDで使われます。(プラズマCVDと呼ばれます。) 酸化シリコン膜や窒化シリコン膜の形成には、だいぶ以前から使われています。 液晶パネルの工程でも、アモルファスシリコン膜の形成に用いられます。 なお、「少しエッチングしながらCVDを行う」というプラズマCVDもあります。これは、なだらかな形状で膜を堆積するのに使われる技術です。

shuntaro021
質問者

お礼

いろいろありがとうございます

  • chiezo2005
  • ベストアンサー率41% (634/1537)
回答No.1

いくつもあります。 洗浄からはじまって,不純物ドープ,酸化,成膜,フォトリソ,エッチング・・・ プラズマをもちいるのは,上記のうち洗浄(プラズマ洗浄)成膜(プラズマCVD,スパッタ) エッチング(プラズマエッチング) メリットデメリットはとても800字では書ききれませんので,それぞれの項目で検索してみてください。大体わかると思います。 わからなければ,個別の話題でここで質問してください。

関連するQ&A