• ベストアンサー

半導体製造工程で500℃近い熱がかかる工程とは?

半導体製造工程で500℃近い熱がかかる工程とは? 半導体素子を作る際、500℃近い熱がかかる工程があると聞いたのですが、 どの工程でしょうか? 私の知っている限り、半導体製造工程は、 レジスト塗布→露光→エッチング→イオン注入→平坦化→電極形成 です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • semikuma
  • ベストアンサー率62% (156/251)
回答No.3

昔、半導体デバイスの研究をしていました。といっても化合物半導体ですが。 『500℃近い』とは、室温よりも非常に高い温度という意味で使っていると思いますが、確かに化合物半導体にとっては高温ですが、Siデバイスにとってはむしろ低温のプロセスです。 なにしろ、先ず最初の表面酸化膜形成は確か1200℃くらいの筈ですから。 ちなみに化合物半導体にCVDで成膜する場合は350℃くらいです。 レジスト塗布後のベーキングはせいぜい200℃程度ですが、ドライエッチングでは300℃くらいに上がることもあります。 イオン注入はドーズ量が高いと基板温度が数百度になることもありますが、意図的に500℃以上に保って活性化率を高めることもあります。 その後の活性化アニールでは、シリコンでは800~1000℃くらい、化合物でも300~500℃くらいに昇温します。 近年ではランプアニールが主流ですが、この場合は化合物でも800℃くらいに上げることもあるようです。 電極も蒸着しただけでは接触抵抗が高いので、きちんと低抵抗のオーミック電極を取りたいときは、数百度でアニールします。

arrow19
質問者

お礼

表面酸化膜形成の工程かと思いましたが、 明らかに温度が違いますね・・・。 結論はわかりませんが、 必要な分野の情報ではなくなってしまったので閉めさせていただきます。 遅くなり申し訳ありません。 皆様ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#185422
noname#185422
回答No.2

はじめまして、よろしくお願い致します。 半導体の電極板(カーボン仕様)を製造するときに真空で(塩素も・・) 高熱をかけ樹脂を焼き、カーボンのみを残す手法です。 ご参考まで。

arrow19
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 カーボン、ではないのかもしれません。 アルミナを使用していたような・・。 ありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

シリコンモノリスの製造過程は抜いちゃうの?

arrow19
質問者

お礼

実は、半導体の固定に使用する静電チャックについて調べています。 そのため、シリコン単体についての工程では、静電チャック材が絡まないため私が探している 500℃の工程ではないかと思います。 回答ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 液晶製造工程の裏面露光について

    こんにちは。アモルファスTFT液晶のアレイ工程でゲート電極を形成した後に絶縁膜、アモルファスシリコン、チッ化膜をCVDで形成した後にレジストを塗布しますが、その後に裏面露光をすると雑誌には書いてあったのですが、理由がわかりません。どなたか教えて下さい。裏面露光後、表面露光もし、その後に現像します。

  • 半導体製造工程について

    半導体の製造工程を簡単にフローチャートで教えてください。

  • 半導体の製造

    半導体の製造過程において、回路の微細化に伴いリソグラフィのための露光光源が短波長化されてきたのはなぜですか?教えてください!

  • 半導体製造工程の酸化膜について

    半導体製造工程に用いられる保護膜で酸化膜(もちろんチッ化膜が主だと思いますが)があるとおもいますが、熱酸化で作られた酸化膜とCVDで作られた酸化膜とは膜自体の性能といいますか、特性といいますか、やはり違うのですか? 違うとすれば、どう違うのですか?教えて下さい。宜しくお願いします。

  • 半導体製造プロセス

    半導体製造プロセスについて教えてください。 製造プロセスというのはやり方はいくつもあるのでしょうか?またプラズマを用いる方法はどこでつかうのでしょうか?(エッチングだけ?) またプラズマを用いるメリットやデメリットを教えてください。

  • 半導体の動作原理を詳しく知りたい

    半導体関連品を扱うメーカーの営業をやっています。 客先は、半導体素子のメーカーになるので、半導体の基礎から勉強しています。 前工程や後工程の流れなどが書いてある入門書を数冊読んでいる段階です。 前工程でフォトリソやスパッタリングなどを経て回路が形成されていくことは分かるのですが、 そうした工程を経てトランジスタなどを形成することにより、なぜ、最終的に計算機能や記憶機能をもつことができるのかが分かりません。 こういう知識はどういった分野の本を読むことで身につけることができるでしょうか?

  • 半導体熱交換素子 について

    半導体熱交換素子の床暖房(http://www.green-eco.co.jp/yukadan.html)というのがあるのですが、 半導体熱交換素子について詳しい方、教えてください。(ペルチェ素子とは違うと思うのですが?)  又、この床暖房についての特徴も併せてお願いします。 エネルギーのカテゴリーでの回答がないのでカテゴリー変更にて再質問しています。 適切なカテゴリーがあれば教えてください。 よろしくお願いします

  • 半導体 前工程

    半導体工場の前工程の作業に従事して早1年になります。 ウエファ製造の末端の作業員です。 1年もやってきたのですが、現場での作業の知識しかなく このままではよくないなと思い、半導体の勉強を始めようと思ったのですが 本屋を周ると色々な半導体の本があり、どれを購入すればいいのか迷っています。 私の状況で入門書として使えるオススメな本があれば教えて頂きたいです。

  • 「半導体ウェハ」と「被処理基板」の言葉の使い方

    「半導体ウェハ」にレジスト液を塗布してから加熱する処理工程などにおいて、ある文献で、「半導体ウェハ」という言葉ではなく、「被処理基板」という言葉が使われているのを見ましたが、「半導体ウェハ」と「被処理基板」とは、ほぼ同じとみてよいでしょうか? 「基板」というと、「半導体チップ」の中にある「基板」(シリコン半導体基板)を思い浮かべますが・・・ 「基板」には、「半導体ウェハ」を含むような広い意味で使われる場合もあるということでしょうか?

  • クリーンルームのクリーン度

    ・一般にクリーンルームのクリーン度を  測定しますが、なんと言う単位で  表現されるのですか?  よく10000とか1000とか聞きます。 ・一般にクリーンルームはどのぐらいが  いいのですか?  例:ワイヤーボンディング工程は1000~3000とか ・友人が基板メーカーにつとめているのですが、  基板のレジスト印刷工程やパターンニングフィルム貼り  露光工程、メッキ工程、エッチングレジスト工程など  どのくらいがよいか聞かれてしまいました。  教えてやってください。