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真性特異点と極

(zを複素数として) (1)z^4+2/z^2(z-1) (2)sinh(z)/z^3 の極と真性特異点をすべて書け。と言う問題なのですが、 (1)は、z=0で2位の極とz=1で1位の極をもつ と言う回答でいいのでしょうか。   (z→0.1に近づければ分母は0に収束するので) (2)これはsinh(z)を級数に展開して、z^3でわり、主要部がどのような形であるか調べる必要があると思うのですが、 sinh(z)={e^z-e^(-z)}/2 ですので、 0の周りでテイラー展開して e^z=1+z+(z^2)/2!+(z^3)/3!+(z^4)/4!・・・・ e^(-z)=1-z+(z^2)/2!-(z^3)/3!+(z^4)/4!・・・・・ となり代入してもうまく真性特異点が求められません。 どこかまちがっているのでしょうか。また真性特異点はどんな値になるのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.2

複素関数 f(z) の無限遠点への拡張というのは g(z)=f(1/z)という関数を考えて この関数の z=0 での挙動を考えるということです. このあたりの話は, リーマン球面とかリーマン面の話を習えばでてくるかもしれませんし, 講義では割愛されるかもしれません. #私が念頭においているのは, #いわゆる「アールフォルスの教科書」と #呼ばれている有名な関数論の教科書なんですが・・・ #最近はこういう教科書は使われないのかなぁ。。いい本なのに これで無限遠点での挙動の見方はお分かりいただけますか? あと e^{-z}の展開はあってますよ. それと「主要部」という言葉に誤解があるかもしれません. 関数を展開するときには かならず「展開の中心」が存在します. そして「主要部」というのは あくまでも展開したときの話ですので, 「どこそこの点で展開したときの主要部」という意味です. したがって,例えば z=0で展開したものの主要部をもって z=0以外の点での挙動を考えることはできません.

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.1

>(1)は、z=0で2位の極とz=1で1位の極をもつ と言う回答でいいのでしょうか。  > (z→0.1に近づければ分母は0に収束するので) 結論はよいのですが,理由付けは間違ってます. 分母が0に収束だけでは「極」であることだけで 極の位数までは出てきません あとで主要部とおっしゃってるのでご承知かとおもいますけど >(2)これはsinh(z)を級数に展開して、z^3でわり、主要部がどのような形であるか調べる必要があると思うのですが その通りですので, 真性特異点は存在しません. もしかして,他にも問題があって, その中に sin(1/z)とか,e^{1/z} があるのかもしれません. これらは真性特異点を持ちます. また,Cではなく,無限遠点まで考えれば (1)も(2)も真性特異点はありますが。。。 >また真性特異点はどんな値になるのでしょうか? 真性特異点「での」値ということでしたら 「何にもでもなる」という感じです. Weierstrassの定理 「真性特異点の近傍では任意の値を取ることができる」 というのがあります.

starboy717
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 さらに質問させてください。 (1)(2)ともに無限遠点まで拡張した場合、両方とも主要部が有限項ですので、(1)無限遠点は2位と1位の極となる? (2)? 無限遠点では真性特異点はどのように求めたらいいのでしょうか・・。  そもそもe(-z)=1-z+(z^2)/2!-(z^3)/3!+(z^4)/4!・・・・・ ってあってますか? よろしくお願いします。

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