- ベストアンサー
どうしてみんな会社を大きくしたがるのですか?
確かに、10人くらい小さな会社と1000人規模の会社だったら、 余裕が全然違うのだろうということは分かります。 ですが、業界2位と3位の会社が合併して1位になるのとか、 大企業に変わりは無いのだから、1位でも、2位でも良いじゃないかと 素人の私は思うのですが、どう違うのでしょうか。 何も分かっていないので、漠然とした書き方になってしまいましたが、 分かりやすく教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まぁ、トップのほうが対外的なアピールなどが違うのは最もなのですが、近年急速に進む合併は別の面があります。 これまで日本の企業は、どちらかと言うと日本国内での競争相手のみを相手にしている状況でした。 (もちろんTOYOTAやSONYなど、早くから海外で勝負している会社はありますが) しかし、近年のグローバル化に伴い、世界の企業を相手にしなくてはならない状況となっています。 いくら「国内1位」なんていってても、「世界では100位」などでは今後は勝負できませんし、簡単に外国企業に飲み込まれてしまいます。 「勝負」という例では、売上1兆円の会社が投資できる額と売上1億円の会社が投資できる額では明らかに違いますので、新製品の開発力などはやはり大きいところにはなかなか勝てないというようなものです。 「飲み込まれる」という具体的な例として、買収されるというケースがあります。 株式会社の場合は、株式の過半数をある会社に保有されると、その会社の子会社になり、親会社の支配下におかれます。 (過半数以下でも、筆頭株主であれば実質的に支配できることもあります) こういったM&Aに積極的なのは海外(特に欧米)の会社なのですが、今現在では海外の会社が株を買おうとしても、莫大な現金を集めるのは結構大変です。 (ファンドなどであれば有る程度は集められるので、最近も結構新聞などを賑わせてますが、ファンドは支配下に置くことを目的としていないので、この件は省きます) 株の購入には現金の他に株式交換という方法があります。 この方法は現金の変わりに自社株と交換しますので、現金は無いけど自社株がある会社なら株を大量取得することが可能となります。 アメリカなどは結構こういう会社が多いのが現状です。 この株式交換は、現状では海外の会社には解禁されていませんでしたが、今年5月には解禁されました。 つまり、今後は海外の会社が日本企業を株式交換という手法で買収しやくすなるわけです。 (実際はどうかはまだ分かりませんが・・・) 簡単に買収されないため一つの方法としては、会社の規模を大きくして、会社全体の価値(総額)を大きくすればよいので、手っ取り早い方法として合併という手段をとる会社が急増しているといえます。
その他の回答 (1)
- m_inoue222
- ベストアンサー率32% (2251/6909)
社会的信用度が大きく異なります 金メダルと銀メダルの違いでしょう オリンピックの重量挙げではよく発生しますが この重さをを揚げれば金メダル、落とせばメダルを逃す もう少し軽く必ず揚げられる重さを揚げれば銀メダル 選手は迷わず無理な重さにチャレンジします
お礼
回答ありがとうございます! これは深いですね。 不確定の金メダルと確実な銀メダルだったら、 私は絶対、確実な銀メダルを狙いますが、世の中そうではないのですね。 何だか考えさせられました。
お礼
回答ありがとうございます! なるほど、海外の企業に対抗するためですか。 もやっとしてたところが分かってきました。 会社の規模や売上高で、投資できるお金が変わってくるのですね。 そういえば、新聞でそんな趣旨の記事を読んだことがあります。 後半の「株式交換」ですが、確かライブドアのニュースのときにはじめて聞いたのですが、複雑なからくりで、理解できなかった記憶があります。 回答者様のアドバイスによりますと、合併して会社の規模が大きくなると、一株あたりの価値が上がり、海外企業に買収されにくくなるということでしょうか。