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無理数や無限に区切れる小数を含めた場合でも、不完全性定理は成り立ちますか?

MySaltの回答

  • MySalt
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回答No.2

>無理数において不完全性定理が成り立つか、それだけお願いします。 >又、無限小数で不完全性定理が成り立つ理由もしっかりお願いします。 #1さんが、既にこの問いに答えておられます。 繰り返しになりますが、整数(もっと言えば自然数)を含む系では 不完全性定理が成り立ちます。ここからどれだけ系を拡張しても、 不完全性定理が成り立たなくなることはありません。無限小数や 無理数も自然数を出発としますから、不完全性定理は成り立ちます。 自然数⊂無理数 ではないですが、このような集合の包含関係と「無理数が自然数から拡張 されている」という事実は関係ありません。実数から有理数(自然数を含む) を取り除いた無理数に限定しても、それが自然数「論」を含んでいる ことには変わりありません。したがって、不完全性定理は依然として 成り立ちます。 >無限小数で不完全性定理が成り立つ理由もしっかりお願いします。 これを「【無限小数で】不完全性定理が成り立つ理由~」 と読むなら、以上が理由です。また、 「無限小数で【不完全性定理が成り立つ】理由~」 と読むなら、ゲーデルをお読みください。 (日本語って難しいですね。修飾関係を2通り以上の捉え方で  読めてしまいますから。) 蛇足ですが、無限小数というのは所詮10進数で考えたときの分類に 過ぎませんから、数の体系を考えるときは有理数・無理数・実数などに 分類して考察するのがよいと思います。 もう一つ蛇足ですが、「不完全性定理」とはなにやら対象が不完全で あるような言葉の響きですが、集合と自然数の公理を用いて数学的手法に よる証明(証明とは何か、もしっかり定義されている)での一種の限界を 示している定理です。何か数学的手法を超越した我々の知りえないレベルで 見ても「不完全である」と言っているわけではありません。仮に、人類が未だ 知りえない高度なレベルで自然数を含む体系が「不完全ではない」ことが 示されたとしても、「【ゲーデルの】不完全性定理」に誤りがあるわけでは ありません。ゲーデルは、その高いレベル(あるのかどうかわからないけど) については言及していないのですから。ま、この辺は言葉遊びの域ですが、 念のため。 ゲーデルを超える「何か」が見つかるといいですね。

asahigroup
質問者

お礼

不完全性定理は、 「全ての数字」を支配する法則なのか、 或いは 「例外」を自然数以外の中から見出すことが出来るのか、 解説と共にお願いします。

asahigroup
質問者

補足

つまり、 無理数・有理数・実数全てを入れても不完全性定理は成り立つということですか? その場合、例えば 「人間が不完全性定理を超えた能力で知的な活動をしている」というのはどう表すのかな、と思いまして。 もり無理数であれば不完全性定理が成り立たないのであれば (なぜかというと、無理数は∞に数え切れないわけだから、数が永遠に続いて比較の対象にすら出来ない、との考えがあったので。) 人間が自然数以外を情報処理している事により、 人間は「不完全性定理を超えた知を持っている」と証明できると思ったのですが。 コレについてはどうですか? レスどうも。

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