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貸倒引当金?貸倒損失?
いつもお世話になっています。 初心者でとても矛盾した質問になっていたら、すみません。 12月決算会社です。 12月売上、1月末入金予定の売掛金が未だに回収されず 貸し倒れる事となりました。 今、弁護士と相談しているので、もしかしたら回収できるかもしれません。 12月の期末時点で貸倒引当金は計上していません。 となると、今回の貸倒の仕訳は 貸倒損失 / 売掛金 でよろしいでのしょうか。 それとも今期貸し倒れる危険があるとの事で 貸倒引当金 / 売掛金 にするのでしょうか。 ご教授の程、よろしくお願いします。
- r-raindow
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質問者が選んだベストアンサー
#1です。 会計と税務は別です。会計上は四半期決算で貸倒引当金を計上することは可能です。しかし税務上は、年一回の決算の時だけなのです。 >(貸倒引当金を)計上する額に決まりはありますか? 現時点では貸倒損失の額が決まったわけではなく見積もるしかないわけですから、損失見積額を計上することになります。例えば売掛金を1000万円とすると、そのうちの何パーセントが損失になりそうか、30%か、50%か。最新の情報を収集して判定して下さい。 会計上は、売掛金を含む金融商品の貸倒見積高の算定方法については、金融商品に係る会計基準で定めておりますのでご参照下さい。↓ 「金融商品に係る会計基準」(平成11.1.22 企業会計審議会) http://gaap.edisc.jp/docs/01/11/ また税務上は、貸倒見積高の損金算入に一定の制限がありますので関係法令をご参照下さい。↓ 法人税法第五十二条「貸倒引当金」 法人税法施行令第九十六条「貸倒引当金勘定への繰入限度額」 租税特別措置法第五十七条の十「中小企業等の貸倒引当金の特例」 など。
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- xaxyaxe
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前年末に貸倒引当金が計上されていないので 貸倒損失/売掛金 で処理します。 回収できた場合には、 現金・預金/貸倒損失 で処理して、年度末の貸倒損失はその残高になります。 貸倒引当金は、その年の債権のリスクとして見積もります。 なので、前年度に貸倒引当金を計上していて、前年度の債権が回収不能になった場合に 貸倒引当金/売掛金 と処理します。 もし、前年度の債権と今年度の債権が貸し倒れた場合は、 貸倒引当金(前年度分の金額)/売掛金(貸し倒れた総額) 貸倒損失 (今年度分の金額)/ と処理することになります。
補足
とてもわかりやすい回答をありがとうございました!! 貸倒引当金は、年度末のみに計上するものなのでしょうか。 それとも今回3月末の四半期決算の際に計上することは可能ですか? (上司に今回初めて引当金を計上することになるからよろしくねと言われたので…) もしできるのであれば、計上する額に決まりはありますか? 一応、全額を引当金として計上し、貸倒が確定してからそれを取り崩すという処理はできますか?
- hinode11
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>12月の期末時点で貸倒引当金は計上していません。 >もしかしたら回収できるかもしれません。 となると、 まず今の時点で、 貸倒引当金/売掛金 は、ありません。貸倒引当金は決算の時に計上するものであり、期の途中で計上するものではないからです。(正しい仕訳は、貸倒引当金繰入額/貸倒引当金 です。) また、まだ回収不能と決まったわけではないので、今の時点で、 貸倒損失/売掛金 も、ありません。 要するに今の時点では、何の仕訳も起せません。
補足
貸倒引当金は、四半期決算の際に計上することは可能なのでしょうか。 もしできるのであれば、計上する額に決まりはありますか?
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hinode11さん、ありがとうございます!! とても丁寧に回答してくださり、大変勉強になりました!