• ベストアンサー

翻訳会社の内情に詳しい方~

翻訳会社の情報漏えい対策について教えてください。 私は近々翻訳会社を興します。 私が顧客から翻訳の仕事をもらってきて、その仕事をパートナーの翻訳者の方々に業務委託します。その際顧客からもらった原稿等を翻訳者に渡しますが、その原稿等の情報漏えい対策で頭を悩ませています。 もちろん業務を委託する在宅翻訳者の方々とは秘密保持契約をむすびますが、それ以外にも何らかの対策を打てないかと考えています(情報漏えい対策に気を遣っていることは弊社の宣伝にもなります)。 例えば、在宅翻訳者に原稿を送付することはせず、私の会社のPC(サーバ)にのみそれを置き、翻訳者の方々には自宅から当社にオンライン接続した上で作業をして頂くことなどを考えたりしています・・ 私はあるIT企業の社内翻訳者としてやってきたので、純粋な翻訳会社の内情についてはあまり知りません。特に翻訳会社の内情に詳しい方、教えてください。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • izumi_80
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.2

まず、何がRiskであるか、そのRiskに対して何をどこまでやるのかというのを決める必要があります(Security Policyの設定ってやつです)。 #1でご回答があるように、情報漏えいのリスクの1つとして、不正アクセスが挙げられます。つまり、まったくの外部からの脅威です。 また、翻訳データが入っているパートナーさんのPCが車上荒らしにあったりして、情報が漏洩してしまうケースも考えられます。よく紙面をにぎわせていますね。 それと最後に、パートナーさん自身が故意に漏らす可能性です。 まとめると(あんまりうまくまとまってませんが、、、) (1)外部からの作為的脅威(不正アクセスなど) (2)偶発的脅威(車上荒らしなど) (3)内部(パートナーさん)の脅威(故意、あるいは故意ではない情報漏えいなど) となると思います。 (1)への対策は、FireWallの導入や、Winnyなどのファイル共有ソフトの排除、Spyware対策などが必要です。 そのためには、 PC設定方法のマニュアルを作成→PC設定を依頼もしくはPC設定を自ら行う→設定が正しく出来ていることを確認 という作業手順になるかと思います。 (2)への対策は、これはある意味「注意してください」としかいえないところはありますが、例えば「業務で使用するPCにはパスワードロックをかける」といった対策により、Riskを減らすことは可能です。この「パスワードロックのかけかた」なども、PC設定マニュアルにもりこむといいと思います。 (3)への対策ですが、「故意の情報漏えい」に対する部分はtranslator2006さんのおっしゃる秘密保持契約にあたると思います。「故意ではない情報漏えい」の部分は、(1)と(2)に含まれるように、PCの設定等で対応する、ということが考えられます。 また、損害保険会社などが情報漏えいのための保険を用意していますが、加入されておくとよいと思います。保険料はそれほど高くなかったように思います(事業の大きさによります)。 以上は、某大手IT企業に勤めていた経験をもとに書きました。 それでも情報漏えいは発生しているのが現状ですので、費用対効果を考えて実施するのが現実的かと思います。 ※ちなみに某大手IT企業の場合だと、PCの設定が正しいかどうかは社内Networkにつないでいる間に、自動的にチェックされます。設定が不適切な場合警告が通達され、無視してると極端な話、Firedといわれます^^;

translator2006
質問者

お礼

非常に丁寧な回答を頂きまして、有難く読ませて頂きました。 弊社でPC設定方法のマニュアルを作成して在宅翻訳者に遵守してもらうためには、おそらくこちらから翻訳者にPCを貸与する必要があるのではないでしょうか。翻訳者の私用PCの設定についてこちらから指示することはできないでしょうから。他の翻訳会社もそのようにしているのでしょうか。 情報漏えいのための保険については非常に興味があります。ぜひ調べてみます。 izumi_80さんのお勤め先におけるPC設定のチェックは、日立のJP1などを利用すれば可能ではなかったでしょうか(自信なし)。これも有効な対策ですよね。調べてみます。 素人が技術的な対策を取ろうとすると分からないことだらけで大変ですが、今回頂いたアドバイスを基にきちんとした対策を施し、早く開業できるよう頑張ります。 有難うございました。

その他の回答 (3)

  • izumi_80
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.4

#2です。 > izumi_80さんが指摘されていた情報漏えい保険について、先日ある損害保険会社に問い合わせたら、売り上げが3,000万以上ある法人でないと加入不可と言われてしまいました。最初からその額は不可能です(涙) 上記の件ですが、URLを貼り付けました。 こちらの損保会社ならおそらくOKだと思います。 私も最近事業を起こしていまだにお客様はいませんが(笑)、こちらを勧められたので。 ご参考までに。 OKWave管理担当者様 念のため書いておきますが、私はURL先の損保会社とはまったく関係なく、URLの貼付は営業を意図したものではありません。 万が一、本回答が不適切であれば、削除していただいてかまいません。

参考URL:
http://www.nissaydowa.co.jp/corporation/cc0069.html
translator2006
質問者

お礼

有難うございます。参考にさせていただきます。 izumi_80さんも事業を起こされたばかりなのですね、非常にお忙しい時期ですよね、それにもかかわらず素早い返事をくださいまして有難うございました。

  • izumi_80
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.3

#2です。 > 弊社でPC設定方法のマニュアルを作成して在宅翻訳者に遵守してもらうためには、おそらくこちらから翻訳者にPCを貸与する必要があるのではないでしょうか。翻訳者の私用PCの設定についてこちらから指示することはできないでしょうから。他の翻訳会社もそのようにしているのでしょうか。 PC貸与はいい方法だと思います。設定等についてもtranslator2006さんがやってしまえばそれで済みますし、パートナーさんが使うユーザーを、管理者権限のないユーザーにすれば、PCの設定を勝手に変えられる心配もないでしょう。 他の翻訳会社さんがどのようにされているかは、ちょっとわかりません。すみません、、、。 ちなみにPCの設定チェックは、ご指摘の通りJP1やTivoliなどでもできると思います。前の会社ではチェック専用の常駐アプリ(社内で独自に作ったもの)が、全クライアントPCにインストールされていました。

translator2006
質問者

お礼

たびたびご回答をくださいまして有難うございます。参考にさせて頂きます。 izumi_80さんが指摘されていた情報漏えい保険について、先日ある損害保険会社に問い合わせたら、売り上げが3,000万以上ある法人でないと加入不可と言われてしまいました。最初からその額は不可能です(涙) ご指摘のように企業の情報漏えい対策については、費用対効果を考えて対策を進めるべきですし、弊社の収益見込みとの兼ね合いを見ながら進めてゆこうと思います。 有難うございました。

  • rido
  • ベストアンサー率43% (68/155)
回答No.1

機密保持についてはどこの会社ももちろん力を入れています。 またプロの翻訳者は複数の翻訳会社から依頼を受けていますので、一定レベル以上の翻訳者ならそれが重要であることは充分に分かっていますし、気をつけています。 そうではない翻訳者、特に最近仕事を始めたような人については充分注意が必要でしょう。 またサーバー上に原稿を保管してオンライン接続するとお考えのようですが、それはかえって危険性が増すと思います。 オンラインになっている時にどちらかのマシンが不正アクセスを受けてその結果パソコンで今行っている作業が丸見えになってしまったり、あるいはパソコンのデータがごっそり持っていかれたりするケースはじっさいのところ、かなり起こっているはずです。 本来はオフライン作業が望ましいと思いますが、翻訳作業中にインターネットで調べものをすることも多いと思います。 「意図して機密を流す」のではなく、意図しないで洩れてしまうということのほうが心配ですので、ウィルス対策だけでなく、ファイヤウォールソフトの導入とスパイウェア対策に十二分に注意させることが重要ではないかと思います。 なお、専門家・経験者・一般人のほかに「明かしたくない」という選択肢がないため「一般人」としました。

translator2006
質問者

お礼

さっそくのお返事有難うございました。 オンライン接続の方法については、以前にこれをやっている翻訳会社について聞いたことがあったので私も検討していたのです。確かに不正アクセスの脅威はありますね・・ となってくると、情報漏えい対策としては、翻訳会社と在宅翻訳者との間で秘密保持契約をむすぶ以外には、結局「在宅翻訳者に注意してもらう」ということしかできないのでしょうか・・他の翻訳会社もそうなのでしょうか。 その場合、特に機密性が高い仕事については、一緒に長く仕事をしていて信用できる翻訳者にしか委託できなくなると思います。一方では、私の場合のような新しい会社では、まだ一度も一緒に仕事をしたことがない在宅翻訳者さんにも仕事をお願いする必要が出てきます。 「翻訳者に注意してもらう」という以外にも何か他のソリューションはないでしょうか・・企業向けのファイルセキュリティ対策商品もありますから、今はそれについても調べています。 大企業ならともかく、私のような小企業では、情報漏えい事件など起こしたら会社が潰れそうですから、よく考えてみます。 有難うございました。

関連するQ&A

  • お勧め在宅翻訳会社

    副業として、在宅翻訳をしたいと思っているのですが、 調べてみた結果、どこの会社が安全で、良い会社なのかわかりません。。。 ぜひ、在宅翻訳経験のある方や、 このことについて何か情報よろしくお願いします。 *ちなみに、今調べたところ2社検索結果に出てきましたが、 翻訳ソフトを購入しないといけないとか、怪しい会社ではないかという情報を得ました。

  • 顧客情報について

    顧客情報が流出したというニュースが流れたりしますが、これは内部のものによる漏洩なのでしょうか?もし内部のものによるものであれば、 データーをコピーとかするのでしょうか? 情報を保持している会社はコピーできないような対策とかされてないのでしょうか?

  • 在宅フリーランス翻訳で正社員はありますか。

    将来、在宅翻訳者を目指しているものです。今は、会社内で正社員として、翻訳の仕事をしておりますが、在宅翻訳者で正社員という待遇はあるのでしょうか。検索してみましたが、厳しそうですので、何か少しでも情報をご存知の方、是非アドバイスをよろしくお願いいたします。

  • 英語の翻訳者・在宅翻訳・フリーランス翻訳で少しでも稼ぐ為には??

    英語の翻訳者・在宅翻訳・フリーランス翻訳で少しでも稼ぐ為には?? 会社を定年退職となりました。 一応非常勤で籍だけ残るので、年金受給資格の問題も有り、 在宅で出来る仕事を探しています。 特技・資格の無いサラリーマンのなれの果てなのですが、 英語は仕事で 日常的に使っていましたので そこそこ出来ます。 TOEICは 950点+でした。 先ず 簡単な翻訳から始めて 翻訳経験を積んでから 本格的に 在宅の翻訳仕事をしたいのですが、同じような経験を経て 現在 プロになられた先輩の経験談と 助言を御願い致します。

  • 翻訳関係のアルバイトを探しています。

    翻訳関係、特に英日翻訳か英仏翻訳のアルバイトを探しています。 インターネットで検索すると、翻訳の在宅インターンの募集などしているのですが、もしこういった仕事の経験がある方がいらっしゃいましたら、どのような感じで仕事が来るのか、仕事の内容など、教えていただけますでしょうか。 また、お勧めのサイトや会社がありましたら教えて下さい。 特に外国の文化や生活などの記事に興味があるのですが、最初はジャンルは特に問わず翻訳という仕事をやってみたいのです。 情報をよろしくお願いします。

  • 在宅での翻訳

    在宅で英語の翻訳の仕事を考えています。悪徳でないおすすめの会社とか あれば教えて欲しいなあと思います。

  • 楽天(株)の内情について、

    はじめまして。 今度、楽天(株)に中途採用(管理部門)の面接を受けることになりました。 現職は小規模の外資で管理部門を担当しております。今までは、総合的にその部門の業務を経験していて、同じ規模で外資であれば 転職することは可能な状況ではあります。しかし、不安定な外資ではなく長期で勤務できないか転職先を模索中です。 日系企業やベンチャー企業でのは経験がありません。 30代が中心の会社のようなので、希望すれば色々な業務につけると聞いています。 この点ではやったことがない職務も経験できて魅力的だと思います。 WEBを見る限りでは査定基準も公平なのかな、と感じています。 実情はいかがなのかお伺いできればと思って投稿させていただきました。 同年齢でこの会社の知り合いがなく聞く相手がいないので困っています。 年齢的に(40代半ば)今後転職(ハードな業務でキャリアアップ)も何回も出来ないのではないかな、、、とおもったりしていて色々と不安を感じています。。 楽天の良いところ悪いところ含め、内情を知っている方、どんな情報でもかまいませんので教えていただけませんでしょうか? 広い見地からの情報で、分析し自分に合うか見極めた上、決めたいと思います。

  • 偽装請負と子会社

    最近、偽装請負法の指導が強化されています。弊社は、顧客から預かっているITシステムの運用業務を子会社化し、運用業務を100%子会社に委譲しました。しかし、営業機能は子会社になく親会社に持っています。この度、親会社が営業をし、顧客のITシステムの運用委託事業を契約しました。請負法によりますと、契約を締結した会社が日常の業務の詳細について指揮命令、指示することとなっております。しかし、弊社はこの運用業務を子会社に委譲したので、顧客との契約書に運用の責任は子会社が行うと明記しておけば問題ないと思いますが、如何でしょうか?  また、これはスルー取引に該当すると思いますので、親会社の売上げとして利益だけ計上すれば経理上の問題もないと思いますが、如何でしょうか?以上、請負法とスルー取引の経理上の課題の2点から問題がないかどうか、御教示いただきたく御願い申し上げます。

  • 翻訳家になられた方に、まじめなご相談です。

    翻訳家になられた方に、まじめなご相談です。 小生は、現在50歳男性、わけがあって会社を辞めて半年です。学生時代から英語が好きで、会社は外資系のグローバル企業につとめました。本来は翻訳家にすぐにでもなりたかったのですが、まだまだ英語を鍛えようと外資に入りました。 さて、会社を辞めたのは、実は会社の都合でそうなりました。でも、これをきっかけに翻訳家になりたいと思っています。これまでの翻訳経験は、過去に3年程あるヨット専門月刊誌で連載の翻訳を担当したことがあるだけです。 翻訳家になられた方々はどうやって道を切り開かれたのでしょうか?体験談をお聞かせ願えませんか? 「翻訳OOOO」という季刊誌を読んでも、成功談や美談は書いてあるのですが、すぐに私に役立つという情報はあまりありませんでした。 なにとぞ、よろしく、アドバイスをお願いします。

  • アオキインターナショナルっていう翻訳の会社知ってますか?

    こんにちは。 アルバイト探し中の大学3年生です。 実は私去年1年間留学をしていて先日帰国しました。何かいいアルバイトはないかなーと探していたところ、在宅で翻訳。プロではなくてもここで経験がつめる、というプロの翻訳家よりは安いレートで翻訳家として登録してお仕事を紹介するという会社を見つけました。インターネットで会社案内を見たのですが、どうもこれがいいのか、悪いのかよくわからないんです。インターネットで見つけただけにちょっと怪しいかな?って思ったり、英語のスキルを見るための最初のテスト料金が1万円かかるところも、もしかして悪徳商法だったりするのかも、と思うと少しためらってしまいます。みなさん、このアオキインターナショナルという会社ご存知ありませんか?また、翻訳家としてアルバイトなどの経験者の方、初心者の私がこういった会社に翻訳家登録をしてお仕事とかできるものなのでしょうか? 以下がその会社のHPです。 http://homepage3.nifty.com/aoki-int/ どうぞよろしくおねがいします。

専門家に質問してみよう