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ダヴィンチコードで
benderの回答
- bender
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> それの一体どこが問題なのでしょうか？ 僕個人としては、ダヴィンチコードやそれに関するニュースをもとに、そうか、キリスト教はこういう内容なのか、と考える人がいるのであれば、それは残念に思います。 > 事実は事実として受け入れなければいけないと思います。 確かにその通りなのですが、つまり、質問された方はダヴィンチコードが事実だと考えているということでしょうか？ 例えば、キリストが普通の人のように生活したことは、神さまがへりくだってそのように地上に現れたというむしろ特筆すべき点であって、キリストが普通の人のようであったこと自体がダヴィンチコードで問題になっているわけではないと理解しています。ところで、「エルサレムはユダヤ人が治めていないとイエス様が復活できない」といった考えは、（最近ニュースなどでいわれるところの）福音派とは直接関係がありません。 キリストであれ、誰であれ、ある人達にとってとても大切な人について排泄のことを話題にすべきかどうかは、宗教の問題以前に、社会的な配慮や良識に関する問題であると思うのですが、いずれにしても、キリストが排泄したかということと、ダヴィンチコードにあるキリストが子孫を残したかということとは本質的に異なる問題です。後者が主張しているのは、（前者のように）キリストが人としてどのように生活したか、ではなく、キリストは神ではなく、聖書は全く改ざんされている（けど、なぜか一部の人たちだけが真実を知っている）ということであって、その延長としてキリストに子供がいたことになっているのではありませんか。 ということで僕は、ダヴィンチコードは、かしこい作者が勉強をして書いた面白い小説であると理解しているのですが、少なくとも２点ほど問題があるのではないかと思います。一つは、他の人の信じる宗教に対する配慮が欠けている可能性です。もう一つは、（歴史フィクションの部分ではなく）作者が暗に主張している内容が、キリスト教を否定するというより、それをもとに作者が考えるところの別の宗教である点です。
noname#86752
noname#22488
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