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大名の結婚
以前にも同じような質問があったらごめんなさい。 江戸時代の大名の結婚制度についての質問です。 江戸時代は大名の結婚は武家諸法度によって定められ、幕府の承認がないとだめですよね? では、大名の側室はどうだったのでしょうか? 幕府は大名の側室もいちいち承認していたのですか? 側室がいると言うことは大名も国元に大奥を持っていたのでしょうか?
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結婚(婚姻)というのは正室とだけで、側室とは結婚しません。 正室は妻として遇されますが、側室は使用人(たいていは正室の使用人)でしかありませんので、使用人に手をつけたからといっていちいち幕府に報告する必要はありません。 そもそも婚姻に許可がいるのは、大名同士が婚姻によって勝手に組まないようにという趣旨(家康が秀吉が死んだあと勢力拡大にこの手をよく使いました。)ですので、家臣や領民の娘である側室に手をつけることまで制限する必要はありません。 国許にも側室がいるのが普通でしたから、江戸の屋敷にも国許にも奥はあります。 ただし大奥というのは江戸城だけで、大名家では大奥とは言いません。