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封建制から絶対王政への移行について
日本の場合徳川家康が幕府を開いた事で、戦国時代が終わって幕藩体制に移行したという歴史があります。 西洋の場合そういう境目がよく分かりません。 イギリスやフランスやその他の国の国王は、いつ何をきっかけにして諸侯を服従させて国内を統一したのでしょうか? また幕府が武家諸法度や参勤交代で大名を統制したように、ヨーロッパの国王は諸侯を統制するのにこういう制度を作っていたのでしょうか?
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イギリスの場合、チューダー朝の開始により絶対王政が始まったと言えるでしょう。 バラ戦争により、有力貴族が没落した事がきっかけです。 フランスの場合は、ブルボン朝の開始によって始まったと言ってよいでしょう。 ユグノー戦争によりやはり有力貴族の没落がきっかけです。 スペインでは、カトリック両王によるスペイン統一により絶対王政が始まったと言えますが、異論があるかもしれません。 イサベルとファナによる王位継承戦争にイサベルが勝利し、有力貴族のいくつかが没落し、ポルトガルの干渉排除に成功した事により確立したと考えます。 ドイツ(プロイセン)においては、フリードリッヒ1世の時代。 ロシアにおいては、ピョートル1世の時代と考えます。 オーストリアには、絶対王政の時代が有ったのかどうか疑問です。