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環境に優しい発電方法について

y-konsanの回答

  • y-konsan
  • ベストアンサー率37% (30/79)
回答No.4

通常、研究者の論文が学術的に認められるためには、同じ研究分野で複数の匿名の研究者による評価を得なければなりません。これを査読と言いますが、この査読を経ずに独善的学説を流布している研究者がいるのも事実です。日本は石油の大量消費国なので、京都議定書に反論する「学者」がもてはやされ易い傾向にあります。 京都議定書の科学的根拠となっているIPCC第3次評価報告書の研究者の構成は、日本を含め世界各国から計122人の総括執筆責任者と執筆責任者、516人の執筆協力者、21人の査読編集者、337人の専門査読者の合計996人です。これは2001年1月に各国政府によって承認されたもので、温暖化に関する科学的知見としては最も信頼のおける資料です。日本も昨年2月に京都議定書に批准し、国として承認しています。 また、京都議定書の理念を理解するためには、その前段階の「気候変動枠組条約」(1992)に立ち返る必要があります。 以下前文から。この条約の締約国は、地球の気候の変動及びその悪影響が人類の共通の関心事であることを確認し、人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度を著しく増加させてきていること、その増加が自然の温室効果を増大させていること並びにこのことが、地表及び地球の大気を全体として追加的に温暖化することとなり、自然の生態系及び人類に悪影響を及ぼすおそれがあることを憂慮し、(中略)現在及び将来の世代のために気候系を保護することを決意して、次のとおり協定した。(以下第一条へ) 京都議定書は、人類が現世代だけでなく次世代のために英知をふりしぼって立ち上がった国際法ですが、現実にはこの理念を理解することなく、批判のための批判を繰り返す輩のいることも事実です。京都議定書は情報が氾濫する荒海での羅針盤だと思います。

blu_mntn
質問者

お礼

詳細な回答ありがとうございます。やはり、温暖化に関しては今のところ温室効果ガス(最大の削減対象はやはりCO2?、メタン等他の温室効果ガスが存在するのは知ってますが)によるという意見が主流なんですね。 一応理系の人間ではありますが環境方面については関心はあっても論文や京都議定書本文、気候変動枠組条約(存在も知らなかった)までは読んでいないので、紹介・解説していただき助かります。 確かに学説・論述は「数」ではありませんが、多くの専門家の「目」が通されていないものは信頼度が少なくなるのもまた事実だろうと思います。 代替エネルギーに関しては挙げたHPでは否定的な意味合いが強く、言及しているのは「(そんな役立たずの代替エネルギーに石油資源を使わず)石油がある今のうちに対策を考えるべき」と具体的な代替手段についてはなにも言っていません。 それは確かに現代科学は細分化で成り立っていますから、温暖化原因に関する考察のみを主題とするならば、代替エネルギーについては触れる程度(にしては否定の記述量がかなり多いのが気になりますが)でいいのですが、割とメジャーな代替エネルギーをすべて切り捨てておきながら「あとは考えろ」とはあまりに無責任な気もします。HPで、投稿論文ではないのですから。専門外の一般人がみる率は高いわけですし。。。 これも「投稿論文の趣旨」をHPに載せただけ、といわれてしまえば文句をつける筋合いではないのは判りますが。。。 「。。。」ばっかりで、どうも釈然としない私なのであります。

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