不動産屋で支払った手付金について

質問

良いと思った物件があって悩んでいたら
「すぐ空きがなくなるので、手付金を払って押さえた方がいいですよ」
と言われたのですが、その時持ち合わせがないことを伝えると、
「会社に内緒で貸します」
と言ってくれて、私が１万円払った形になりました。

でもやっぱりその物件をやめたくなったので
電話でそう伝えると
「そうですか。ではまたお願いします」
とあっさり言われました。お金の請求も無く。

どうして請求してこないのでしょう？
契約が成立しなかった場合、その手付金は彼に返っていって結局彼は損をしないから初対面の私にお金を貸したということなのでしょうか？
それなら敢えてこちらから返す必要無いのでしょうか？

同業者の方など、ご存知でしたら教えて下さい。

回答No.5

winnie777 · ベストアンサー

no2です。
Ｎｏ４さんが詳しくご説明されておりますので簡単にお礼についての説明をしますね^^
＞これは重要事項説明に入るのでしょうか？？
重要事項説明とは　契約前に物件の重要な事項を書面にて宅地建物取引主任者が取引主任者証を掲示して説明しないといけない法律に基づきます（宅地建物取引業法３５条）
ですので　ご質問者様の
「手付金支払後キャンセルした場合は、他の物件紹介したときに持ち越しさせて頂きます」
は　重要事項説明に当たりません。
質問者様がお支払いしたのは「手付金」ではなく「申込金」であり
法律上キャンセルすれば返金されるものであると思います。

重要事項説明の詳しくは下記ＵＲＬの３５条をお読みくださいませ。

余談ですが、重要事項説明をしていただき、かつ手付金として支払われたものは、法律上キャンセル後返金されません。（不動産の手付金は解約手付けと解釈され、没収が基本です）
＞手付けは取りやめれば戻ってくるものです。返してもらえない場合もあるみたいですが。。。。
法律上は返すべきものではありませんので返さないのが普通です。
よく手付金と申込金（申込証拠金等）を勘違いされている方が多いのでご参考に。。

参考URL：

http://www.houko.com/00/01/S27/176.HTM

お礼

２度もご回答ありがとうございます（*^_^*）
No.４様のお礼にも書きましたが、
私が借りて支払ったのは「申込金」のようですね。
URLも載せていただいて本当に助かります。
よく読んでから不動産屋巡りしたいと思います。

先程、営業さんから電話ありましたが
やはり、特に請求などはされませんでした。
「良い物件があれば連絡します」とのことでした(~o~)

補足

領収書を確認してみると、「申込金として」とあり、
重要事項説明書もコピーだったので、説明前と解釈していいと思いました。実際、説明もありませんでしたので。

回答No.4

noname#65504

一般に不動産取引では契約前に手付け金を授受することはありません。
またＮｏ．２さんの回答にあるように、手付け金を貸したり、後払いでいいとするのは宅建業法で禁止されていますし、「契約の勧誘に際して、正当な理由なく、契約をするかどうか判断するのに必要な時間を与えることを拒むこと」も禁止になっており、状況によってはこれに抵触します。申し込み拠金の場合でも抵触することになるかもしれません。

さらに、手付け金その他家賃以外でかかる費用については重要事項説明をすることが義務つけられています。

一般に契約前に受け取る金銭は申し込み拠金などといって手付け金とは別としています。よくあるのは、契約前に申し込み拠金として受け取っておいて、契約が成立した時点で自動的に手付け金に振り返るという契約です。この場合は重要事項説明で説明が義務付けられています。
なお、契約前に授受された金銭については契約が成立しなかった場合、全額返金することが義務つけられています。

但し契約成立というのは、既に質問者が重要事項説明の内容条件で契約の申し込みをしていますので、大家さんが申し込みを了承し、仲介業者に連絡した時点となります（口答や電話でよい）。

だから大家さんが入居をＯＫ出していると契約は成立していますので、場合によっては契約が成立している可能性があります。この場合、成立した契約を解約することになりますので、自動的に手付け金に振り返るような内容になっていると手付金放棄による解約になるので、費用が発生します。さらに悪いことに契約が成立していますので、仲介手数料も発生します。

以上まとめますと、
１）手付け金としての契約ならば業法違反行為をしています（おそらく担当者は営業成績を焦っているのでしょう。だから会社にも内緒だと思います）
２）契約が成立前なら授受した金銭は完全に返還されますので、費用は発生しません。
３）契約は先に述べたように既に完成している場合があります。この場合費用が発生する可能性がありますが、業法を縦にとって拒否してもよいと思います。同様に仲介手数料も勧誘方法にも問題があったとして拒否してもよいと思います。
４）万が一トラぶった場合は役所の宅建指導担当部署に相談してみてください。

上記をふくめ重要事項説明書と領収書などを確認することをお勧めします。

なお、契約をして入居することになった場合、申し込み拠金は手付け金やその他（礼金や敷金など）に充当するようになっており、また手付け金は家賃や礼金・敷金などに充当することになっていると思いますので、その分は支払わなくて良いことになります。この場合は担当者が負担した申し込み拠金を返す必要になりますが、手付け金としてならこの場合でも業法違反をしていることになります。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞手付け金その他家賃以外でかかる費用については重要事項説明をすることが義務つけられています。

そういえば、部屋を見に行ったのが夜遅かったので、
「次回、○○の説明を他の者がします。僕は免許が無いから出来ませんので」と言われました。
きっと重要事項説明のことを言っていたのですね。

また、彼が払ってくれた１万円はなんだったのか
貰った書類と領収書でもう一度確認してみます。
おそらく「手付金」ではなく「申込金」のようですね。

ありがとうございます。とても参考になりました。

補足

もう一度、不動産屋で貰った書類を確認してみると
・領収証
・入居申込書のコピー
・重要事項説明書のコピー　でした。
領収書には【賃貸借契約成立の申込金として】とありました。
重要事項説明書がコピーなのは説明がまだだったからでしょうね。

回答No.3

walkingdic

そのお金は手付け金ではなく、「申込証拠金」といいます。
つまりその気がないのに申し込みだけするのを防止する目的ものであり、契約において支払う手付け金とは異なり、まだ契約前ですから申し込み撤回すると全額戻ります。

お礼

ご回答ありがとうございます！
手付金を払っておいてキャンセルしたら私に非があるような気がして戻ってこないものと思ってました。返金されるという説明もありませんでしたので。

ありがとうございます。とても参考になりました。

回答No.2

winnie777

１）ちゃんと　重要事項説明してもらいましたか？
してもらってなければ　それは手付金ではなく預かり金です。
預かり金はキャンセルすると返還されるものです。
２）【手付貸与の禁止】
宅建業者は、その業務に関して、相手方等に対し手付金の貸付け、その他信用の供与により契約の締結を誘引する行為をしてはならない（宅建業法47条3号）。なお、ここで禁止されているのは誘引行為をすることであり、結果的に契約が締結されなくても本条に違反することになる。
１）及び２）の理由で返金請求は無い物と思われます。

お礼

ご回答ありがとうございます！
１）支払った手付金に関しての説明は
「手付金支払後キャンセルした場合は、他の物件紹介したときに持ち越しさせて頂きます」
とのことでした。他の説明はありませんでした。
これは重要事項説明に入るのでしょうか？？

２）宅建業法にそういった項目があるんですね。だとしたら私が会った営業さんは違反行為に当たりますね。

ありがとうございます。とても参考になりました。

回答No.1

anne-jane

以前、不動産屋で賃貸物件の営業をしていたことがあるものです。
「すぐ空きがなくなるので、手付金を・・・」というのは常套句ですね。
人気の物件で、今の時期ならほんとうに空きがなくなることもあると思いますが、そんなにすぐに満室になるものではありません。
そう言っておいて、手付けもいれておいてもらえれば契約につながる可能性が高いので、「貸す」と言ってまでそのようにしたのではないでしょうか。
手付けは取りやめれば戻ってくるものです。返してもらえない場合もあるみたいですが。
もしあなたが払っていたとしても取りやめた時点で返ってきてたのでしょうし、もちろん今回の場合はその営業さんに戻っているのでしょうから、気にかけなくてもいいと思います。
参考になれば幸いです。

お礼

ご回答ありがとうございます！
お金を貸してくれた営業さんの話では、
「手付金を払ってキャンセルした場合、他の物件を紹介する時に持ち越しさせてもらいます。」と言われたので返ってこないのかなと思ってました。
その営業さんにわざわざこちらから返すべきか悩んだのですが、やっぱり彼に返っていくのでしょうね。
ありがとうございます。とても参考になりました。