扶養控除の追徴について

質問

友人が昨年の10月末まで働いていた職場
(フランチャイズの飲食店です、実際はほぼ個人経営)との間で最近トラブルがあり、店長から次のような
メールが送られてきました。

寮費、水光熱費、食費、所得税立て替えなどこみで年収四百万程度で申告しときます。
三年分いけるだけやっとくんで百万単位の年金税金保険の請求しといてください。お父さんにも追徴課税いくから。

友人は父親の扶養に入っていたそうです。
過去３年分にわたって追徴されることは
あるのでしょうか？

また、そもそもその事情を認識しながら
放置していた事業者からの申告によって
追徴されることはあるのでしょうか？

回答No.2

walkingdic · ベストアンサー

ご質問の状況が良くわかりませんが、給与をもらっていたが、源泉徴収もされておらず、また確定申告などもしていないで、そのまま所得税・住民税を支払っていなかった。更にはお父様の扶養親族としてお父様はその人で扶養控除を受けていたということでしょうか。

その状況であるとすれば、本来源泉徴収すべき給与を支払うものが所定の手続きをしていなかったということで、こちらも所得税法違反に問われることになります。

しかし、その話とは別に本人も所得があれば申告する義務を負っていますので、それを怠っていた責任を逃れることは出来ません。まあ通常は３年程度（最大５年）遡って無申告加算税、延滞税と共に納税する程度で済むでしょう。あと、その扶養控除してしまったお父様は過少申告ということで同様に処理されます。

>放置していた事業者からの申告によって追徴されることはあるのでしょうか？
その事業者は源泉徴収義務などを怠っていた違法行為を是正するということですから、本来そのように税務署に申告すべきですし、またそれにより追徴課税は当然になされます。

では。

お礼

事業者側の責任を教えて頂けたのが
非常にありがたいです。

友人だけが憂き目(という言い方もなんですが)
にあうのかな、事業者には何もマイナス面が
ないのかなと思っていたので…。

ありがとうございました。

回答No.3

mukaiyama

＞事業者が店を閉めている場合は…

廃業しても、廃業以前の納税状況について責任を負います。

＞税務調査が入った場合以外に、事業者が意図的に申告することは…

収入側にしろ支出側にしろ、過去の計算誤りを自分で発見したら、自主的に修正申告をするのが基本です。

お礼

度重なる質問に回答して頂いてありがとうございます。廃業したからといって納税責任までなくなる訳ではないのですね、勉強になりました。

回答No.1

mukaiyama

＞友人は父親の扶養に入っていたそうです…

父親が扶養控除を受けられるかどうかは、子供の所得にかかっています。正確な所得額を父親に伝えてなかった、子供に責任があります。

＞過去３年分にわたって追徴されることは…

もっと古くても調査されます。時効はたしか５年か７年くらいです。

＞事業者からの申告によって追徴されることはあるの…

その事業者に税務調査が入ったのでしょう。事業所の取引関係や給与支払先を芋づる式に調べることは当然ありますよ。

補足

ご回答ありがとうございました。

事業者が店を閉めている場合は
どうなるのでしょうか？
また、税務調査が入った場合以外に、
事業者が意図的に申告することは
可能なのでしょうか？

度重なる質問申し訳ありません。