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百万石
noname#24872の回答
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![noname#24872](https://gazo.okwave.jp/okwave/images/contents/av_nophoto_60_2.gif)
No.7です。ご質問が地位や権威についてとのことですので、補足します。 石高は領地から採れる米の収穫量で、その藩の経済力の指標となりますが、必ずしも地位や権威に比例するわけではありません。 地位や権威については、朝廷の位階、幕府内での順位、将軍との血縁等、様々な尺度があって、一概に比較するのは難しいのです。 例えば加賀百万石前田藩の場合、歴代城主は(十二代斉泰の正二位という例もありますが)大体正四位下が普通でした。朝廷の位階としては、他の大名と比較して特別高いものではありません。 幕府内では、大廊下下之部屋詰めで、御三家、御三卿に次ぐ格式でした。しかしあくまでも外様なので、政治の要職に就くことはできませんでした。その意味では、老中や側用人の方が実権を持っていたと見ることもできます。 金銭面については、No.6の回答の通りです。身分としては、町民はもちろんほとんどの武士にとっても雲上人に等しいのですが、貨幣経済の見地では、その差はかなり縮まることが分かります。
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