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旋盤/切削油について

学校で、旋盤加工実習をしています。 そこで、スローアウェイ工具鋼(?)ハイスピード工具鋼(?)が出てきまして、スローアウェイ工具鋼には切削油は不要であるが、ハイスピード工具鋼には必要である・・・というような事でした。 なぜ、このような差があるのですか?スローアウェイ工具鋼は、強度の問題で摩耗しないから切削油は不要なのでしょうか?

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  • atoritaiti
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回答No.4

プロです。 学校で習うのと実際(最新の技術)ではかなり差がありますので説明が難しいですね。 スローアウエイは刃先が簡単に交換でき精度も変わらない刃先交換方式の名前で 刃先の材質を示す物ではありません、現にハイス(通称)のスロアウエイ工具もあります。 スロアウエイ工具には他に セラミック(特殊でなく普通に売っています)、 サーメット(セラミックと超硬のハイブリット素材)、 超硬(コーティングもあります)、 CBN、 ダイヤモンド(大抵 超硬のチップの角にロー付けされています)、 などです。 学校の実習でまずやるのは汎用旋盤(NCじゃない)でしょうからハケ塗りが良いところ ですから量が少なく冷却と加熱が繰り返され超硬(多分スロアウエイはコレをさしていると思うので) が刃先が欠ける(ヒートクラックと言います)可能性が高くなるからでしょう。 ですから正しくは超硬工具は切削油を掛けなくても加工できるがハイスは使用しなければならないが正解だと思います。 ハイスは高温時の硬度(大事なのは単なる硬度でなく高温時の硬度なのです)低下が超硬より早いので絶対必要です。 実際旋盤加工のほとんどを締めるNC旋盤ではほとんど掛けます、ただし掛け方が全く違います。 フルカバーですので品物が見えないかと思うくらいの量を掛けるんです。

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  • K-TEN
  • ベストアンサー率61% (8/13)
回答No.6

本当は付けるほうがいいということが前提にあります しかしサーメットや超硬などの工具などでの加工のときはかなりの高回転になる為ハケ塗りが危ないこと そしてハイスに比べて発熱量が大きい為水道の蛇口から水を出すように切削油をかけるぐらい安定してかけられない場合高温になったところに少しの切削油をかけることによってその瞬間だけ急速に刃物が冷却されることによってチップが破損する等のリスクが起こること 高回転で切削油をかけた場合の切削油が飛び散ること これらの理由から学校では切削油を使わないようになっています ですのでスローアウェーのチップだと切削油を使わないというイメージは持たない方がいいでしょう

  • sqwe-ir
  • ベストアンサー率23% (79/332)
回答No.5

一応、油付ければ、 冷却出来て、耐久性も増す。 こう思わない?^^; 多分、滑って弊害が出るとは思わないので、教官に聞いてみましょう。 (ビビリ、滑り、テーパー) ボーリング工程で、 アルミは油はいらないとか、 鋳物は油はいらない。 こう言いますが、水性油は必ず使っています。 こびり付き防止です。 普通の油では、鋳物の粉が付着して穴が大になるので、普通の油はいけないそーです。 疑問に思ったら、徹底的に聞き、解決しましょう。 ^^

noname#107878
noname#107878
回答No.3

 整理して補足しますと、切削油というと、とかく潤滑だけを目的して考えやすいものですが、潤滑のほかに、冷却、洗浄のふたつの効果も大きく、さらに細かく言えば素材の変色や変質を防いだり、切削面の精密さの確保といった要素も不可欠なものですので、セラミックなど一部の素材を除いて、どんな素材でも切削油は使用した方がよいとされています。  余談ですが、自動車や航空機のエンジンなどでは、オイルは潤滑、洗浄、冷却のほかに、応力の分散、部分的な過熱の回避、シリンダーとピストン(ピストンリング)の間のシール(密封)といった効果ももたらすものです。

  • toro321
  • ベストアンサー率29% (1222/4138)
回答No.2

しょせん工業高校の教えることなんてその程度なんですな。 切削油(水)は必要です。 かけてはいけない場合は、セラミックだけですね。ただ、このセラミックのスローアウェーは、今はほとんどありません。 焼き入れ鋼(工具鋼や炭素鋼の焼きいれしたもの)を削れるボラゾン(ダイヤの次に硬い、グラインダーの砥石より硬い)を使用するときは、メーカーの推奨を見る必要があります(かけると、刃先が欠損する場合があります) 工具鋼(高速度鋼)などは、柔らかく、冷却しないと刃先が溶けてしまいます。じゃ、超硬やサーメットは溶けないか?と言われると、溶けます。だから、かけるほうがいいんです。 特に、アルミを削る時には、必ず必要です。かけずに削ると溶着して、大変なことになります。 冷却効果以外には、構成刃先が問題となります。 鉄で鉄を削るのですから、刃先に構成刃先が付き易いんです。そのため、すくい角に潤滑があれば、切粉が排出しやすくなって、これが付きにくくなります。スローアウェーには、チップブレーカー(刃先から1mm程度離れたところに窪みつけたり、島が浮き出ていたり)がありますから、ここで排出を処理するようになってます。 汎用旋盤での実習でしょうから、回しながら、油を刷毛でつける・・・その程度だと思いますが、超硬でもつけた方が刃物は長持ちします。 NC旋盤だと、必ずクーラントオンにしてください。

  • fuji_3776
  • ベストアンサー率46% (13/28)
回答No.1

ハイスピード工具鋼(ハイス)に比べスローアウェイ工具(超硬)は硬度・耐磨耗性優れています。 ハイスで重切削をする場合、切削加工で生じる発熱で刃先の硬度が低下しないよう冷却目的で切削油を使用します。 超硬は切削油が不要という理由は以上の通りですが、磨耗に対し潤滑作用も考慮しますし、精密な加工であれば加工物の熱膨張を抑える目的もありますので超硬バイトを使用しても切削油を使用するケースは多くあります。 教科書にスローアウェイ工具鋼と書いてありましたか? 超硬は鋼では無いと思います。ですのでスローアウェイ工具と呼びます。

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