• ベストアンサー

万葉仮名をマスターしたい

博物館・美術館の展示(古い短歌の料紙・短冊や物語の巻物、漢字仮名混じり文など)を「頑張ってなんとか読めるくらい」の知識を身につけたいと思っています。書道(仮名)の教本を買い、独学でと思ったのですが続きません。万葉集原文をなどと高度なことは望みません。甘いようですが、あまり難しくなく憶えられるアドバイスをいただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tazuki
  • ベストアンサー率52% (18/34)
回答No.2

こんにちは。 私も昔、仮名について学んだことがあります。 お陰で、たまに美術館に行っても、記憶をたどって読むことができます。 簡単な方法というのはないのかもしれません。 要は暗記なんです。ただ、かちかちした万葉仮名を覚えても、仮名はなかなか読めません。展示されているものは連綿といって、文字がくずれて簡略化されているからです。 ここはくずし字辞典を使うべきです。 私の場合、和歌(料紙)を見ながらくずし字辞典を引きました。和歌は、5・7・5・7・7になっているので、連綿でも「ここまでが一文字かな?」と文字が推測しやすくなります。(初めのうちはちゃんと解説がついている資料(料紙)で学ぶといいと思います) いくつか解読していくと、同じ万葉仮名が頻繁に使われていたりして、自然と覚えていきますよ。 ご希望の回答とは違っているとは思いますが、参考にしていただけると嬉しいです。 読めるようになるといいですね!

rosso99
質問者

お礼

ご経験に基づいた的確なアドバイスうれしいです。努力無しの成果はないんですよね。和歌でというのは腑におちました。今も「かけら」のようにでも読みやすいのは和歌のように思います。芸術面、情緒や時代背景も味わえそうです。くずし字の辞典は持っていませんでした。探してみます。どうもありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • tamausagi
  • ベストアンサー率65% (201/308)
回答No.5

博物館・美術館へ行かれる方で、独学ではなかなか……という方には初心者向けの古文書講座があります。 いつでもしているわけではありませんが、わりとちょくちょく見かけますよ。 週1回全4回の連続講座が多いようです。 主催は博物館・美術館・図書館・文化センター(生涯教育センター)などなど。 料金がピンキリで、無料・資料代(1000円前後)のみからきっちり受講料とるものまでいろいろですが。 似たような趣味の方がいらっしゃるのでお友達もできるのではないでしょうか? 一緒にお出かけするのもいい刺激になりそうです。 情報を集めるには、よく行かれる美術館・博物館のホームページを見る、市の広報などをチェックする、といった方法をオススメします。 もしネット検索をするのでしたらキーワードに「古文書」のほか「日時」や「2005」などを入れると、書籍案内などがはぶかれ見やすくなります。

rosso99
質問者

お礼

なるほど、講座なら、読めるようになった上にお友達も出来るメリットは大きいですね。勇気を出してこの方法も考えてみたいと思います。どうもありがとうございました。

  • Riccota
  • ベストアンサー率46% (116/248)
回答No.4

余り役に立たないかもしれませんが、変体仮名については、文献(をちくぼ、源氏の青表紙を使っていました)をコピーして、一行毎に切り取ってノートに張って、その横に旧仮名遣いを書き記し、文法解析をしてから現代語訳をするという、地道な作業を1年ほど続けていた頃は、すらすら読めるようになっていました。 方法は難しくないですが、面倒かも。 万葉仮名についても、万葉集を書き写して、旧仮名遣いをふり、音読を繰り返していました。 自主ゼミや、宿題だったので、半分無理矢理(泣く泣く)やっていた覚えはあります。読めるようになったらおもしろくなりましたけど。 20年たった今はすっかり忘れてしまいました(言葉なんてそんなものですね)。

rosso99
質問者

お礼

真面目に勉強すれば、ちゃんと結果が出るのですよね。他の方に訊いてまで近道を探す自分が恥ずかしくなります。気合を入れなおそうと思わされるアドバイスをありがとうございました。

  • ki-toto--
  • ベストアンサー率42% (11/26)
回答No.3

「博物館・美術館の展示(古い短歌の料紙・短冊や物語の巻物、漢字仮名混じり文など)」を読みたいということですから、万葉仮名ではなくて「くずし字」か「変体仮名」のことですよね。 変体仮名に関してはいくつかのパターンを覚えればよいので、独学でもそう難しくはないと思います。 とりあえず薄いもので構いませんので、「変体かな字典」の類を1冊買いましょう。どんな種類の変体仮名があるのか分からないと、ほとんど読めません。 大きい書店なら扱っているのでは……。(わたしは大学で買ったので、一般的にどこに売っているのかは残念ながら知りません。) 初めは江戸時代の版本がとっつきやすいと思います。理由は以下の2点。  ‐版画なので、字のくずし方にバリエーションが少ない。  ‐漢字にはだいたい振り仮名が付いている。(振り仮名を頼りに、漢字も少しずつ覚えられる。) 影印のものと活字に直されたものと両方揃っているものを使うと、分からないときには確認できるので便利です。 版本の影印は、公立の大きな図書館か、国文学科のある大学図書館(卒業生とかでないと駄目なのかしら)に行って、コピーするのが安上がりでしょう。 版本がすらすら読めるようになると、写本の物語(ひらがなが中心のもの)も、なんとなく理解できるようになってくると思います。 あとは、美術館などの展示をじっと眺めて練習したらいかがでしょう。 少しでも参考になれば幸いです。

rosso99
質問者

お礼

哀しいことに、「いくつかのパターン」がなかなか頭に入らなくて。でも、アドバイスいただいたアプローチは効果がありそうです。江戸の版本はいいアイデアですね。確かにご指摘の2点は感じます。やはり、変体かな/くずし字の辞典は必要ですね!どうもありがとうございました。

  • xcrOSgS2wY
  • ベストアンサー率50% (1006/1985)
回答No.1

専門家から見れば「現代語における漢字の発音」と「万葉仮名としての発音」に一貫した法則があるそうなのですが、その法則を苦労して覚えるよりは万葉仮名の発音をそのまま丸暗記してしまうほうが良いような気がします。   万葉仮名(まんようがな)   http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/kana/home.html とはいえ、丸暗記と言っても無味乾燥な一覧表を覚えるのは苦痛ですから、テキストを順に読んでいくほうが楽なのではないかと思います。 万葉集でうまく原文と訓読文が並んだWebサイトを見つけることができなかったのですが、テキストデータとしてなら   http://yoshi01.kokugo.edu.yamaguchi-u.ac.jp/jallc/ のかなり下のほうの MANYO_V3.LZH の中にある MANYOU.TXT に、原文と訓読文が入っています。そのままでは視線が上下に忙しく動くことになり読みにくいのが難点ですが・・・

rosso99
質問者

お礼

さっそくのお答えありがとうございます。そうなんです、暗記の能力が乏しい上に、怠け者で、丸暗記が出来ないんです(泣)、、。テキストを見つけて試してみたいと思います。

関連するQ&A

  • 万葉仮名「者」について

    国語学を勉強している者です。 今、萬葉集で助詞として使われる「者」について調べています。 「者」はハと訓む万葉仮名ですが、和歌の中には下記のようにバとして解釈されているものが多くあります。 獨耳 見者戀染 神名火乃 山黄葉 手折来君 (ひとりのみ見れば恋しみ神なびの山の黄葉手折り来り君) 樂浪乃 國都美神乃 浦佐備而 荒有京 見者悲毛 (楽浪の国つ御神のうらさびて荒れたる都見れば悲しも) 神左振 磐根己凝敷 三芳野之 水分山乎 見者悲毛 (神さぶる岩根こごしきみ吉野の水分山を見れば悲しも) これらはみな、[已然形+ば]で順接の確定条件を表しているように見えます。(順接の仮定条件は中世以降に加わった表現のため。) そこで質問なのですが、一字一音の文におけるこれらの「者」が、なぜハでなくバと訓むと分かるのか、その根拠はなんなのか。また、その「者」の前にくる動詞が未然形接続や連体形接続(「者」を係助詞と考える場合)だとも考えられるのに、なぜ已然形だと判断できるのかをお教え頂きたく思います。

  • 万葉仮名はいつから読めなくなったのですか?

    以前、万葉集について、ある本で読んだ内容です。『家持の死後、謀反の罪に問われた大伴一族は、家財没収となり、その中に万葉集があり、しばらくしてそれを読もうとしたところ、誰も読める者がおらず、勅命で研究が始まった。』しかし、「記紀」も万葉仮名で書かれていたのなら、なぜ万葉集が読めなくなっていたのか。それとも、「記紀」自体の読み方も一度途絶えてしまったのか。あるいは、その本自体が間違っていたのか。どなたかお教えいただければ幸いです。

  • 万葉仮名の甲乙の違い

    たのしい万葉集のサイト(http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/) を、見ていたところ、仮名(まんようがな)一覧表がありました。 【き】の例では 甲 : 支、伎、岐、企、棄、寸、来、杵、服、刻 乙 : 貴、紀、記、奇、寄、忌、幾、木、樹、城 と成っています。 この、甲類と乙類には当時の音韻上の違いがあるのでしょうか? あるとすれば、どのような違いでしょうか? ないとすれば、何のための分類でしょうか? 詳しい方よろしくお願いします。

  • 出品しなければならないのでしょうか。

    出品しなければならないのでしょうか。 カルチャースクールのかな書道教室に通って10ヶ月の初心者です。このクラスを受講するまでまったくの未経験者でした。やっと「いろはにほへと」が終了し、連綿の練習ということで短歌などを練習しているところです。 クラスの方々は受講前から漢字を習っていたり、高校書道部など書道経験者の方たちばかりで、おそらく皆今では師範並みの方なのだと思います。全員新聞系の展覧会があると出品しています。 出品登録の時期になったとき、私にもそれが回ってきました。私は、自分のレベルが展覧会出品するようなものではないし、出品するのが目的ではなく(まずは)自分の書がうまくなればと思って習い始めたので、当然断りました。まだ正直、10年早い位だと思ったからです。 ところが、ほかの生徒さんから、「出さないって言う人もいる(いた)。けれど、今はそうでも、いずれ出さざるを得ないのよ。」と言われ、今では影で、「出さないなんて。先生だって口には出さないけれど思っているはずよ」みたいなことを言われていることにきづきました。 クラスの生徒さんとしては、出品を目指して当然の雰囲気のようです。 その雰囲気が怖く、悩んでいます。というか、なぜそんな雰囲気になるのか理解できません。 特に先生からは、出品しなさいとはいわれていません。先生はその展覧会の審査員や役員などをされています。カルチャースクールの教室なので安易に入って、たまたま先生が有名な方だったとわかりました。先生はいい方です。作品の文字・形が好きなのでカルチャーのいくつかあるかな書教室の中から選びました。カルチャーセンターの事務局は初心者OKの教室ですと言っていました。 今は賞を目指したり、誰かに認められたい等とは思っておらず、書の練習をするのは楽しいのです。初心者なのに、出品を目的としない入会はいけないことなのでしょうか。 個人教室なら理解できるのですが、そういう先生の教室は、カルチャーでも真剣にそういう入賞目指してがんばる、というか、作品を書くのを目的としなければならないものでしょうか。もしかしたら、目的が違うのならこの教室はやめたほうがいいのでしょうか。 出品するにもレベルがあると思うのですが、一般的にほかの教室ではどういうレベルの方たちが出品をするものなのでしょうか。 たくさん疑問があって申し訳ありませんが、悩みを聞いてくれたら助かります。

  • 万葉集

    作者は大伴旅人 何と書いてあるのか教えて下さい

  • 万葉集3827について教えて下さい!

    一二の目のみにはあらず 五六三 四さへありけり 双六の采 宴の詩人といわれる、長忌寸意吉麻呂の歌ですが、意味が解りません。 宴席で詠われたものらしいので、きっと、くだけた感じのもの と思いますが・・・・ どなたか解説お願い致します。

  • 万葉集について

    次の万葉集の口語訳をお願いします 命をし 幸くよけむと 石ばしる 垂水の水を むすびて飲みつ お願いします

  • 萬葉集について

    萬葉集についてです。 どうしてもうまく訳することができないので、困っています。 153 大后御歌一首 鯨魚取 淡海乃海乎 奥放而 榜来船 辺附而 榜来船 奥津加伊 痛勿波祢曽 辺津加伊 痛莫波祢曽 若草乃 嬬之 念取立 鯨魚取り 淡海の海の 奥放けて 榜ぎ来る船 辺に附きて 榜ぎ来る船 奥つかい いたくなはねそ 辺つかい いたくなはねそ 若草の 嬬の 念う鳥たつ

  • 万葉集について

    新古今和歌集の【花さそふ比良の山風】の本歌にあたる【世の中を何にたとへむ朝ぼらけ】の品詞分解を教えて頂きたいです。 ◎む、は推量か反語なのか。 ◎漕ぎ去にで一くくりにしてナ変連用でいいのか。 ◎し、は過去の助動詞きの連体でいいのか。 以上3つを教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。