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天然痘ウィルスを米国とロシアに集めたのは何故?

何年も前だったか、テロに使われる危険があると真っ先に例が挙がる天然痘を米国とロシアに集めて破棄すると言っていましたがそれを聞いて私は破棄しないと思いました。何十年も冷戦を続けて、覇権を維持したり有利に立ちたいとか警戒心が強い国が簡単に破棄するとは思えなかったからです。その後、テロに対応する為に両国とも破棄しないと変更したようです(実際に状況が変わって考えが変わったか、最初から破棄する気がなかったか)。本当に持っていた国々が、馬鹿正直に全てを米国とロシアに委譲したんですかね?信用しないで万が一の為にこっそり残した国はないんでしょうか?全てを知る人はいないでしょうけど。

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回答No.2

天然痘は伝染力が高く、かつワクチンをすぐ入手できないのが難点です。 で、アメリカもロシアも、天然痘を利用した生物兵器の研究を行っていました。 特に冷戦中。 で、生物兵器の製造が禁止されたとき、今まで所有していた天然痘をどうやって破棄しようか? と言う話になりました。 しかもきちんと破棄したかどうかを、第3者が確認しなければならない。 二度手間ですね。 だから天然痘第1人者であるロシアとアメリカに集めて一気に破棄してもらおう、 と言うことになったのです。 そしたら1つ1つの国を確認しなくても、ロシアにある「天然痘を預かった国のリスト」 を見ればいいですよね。 いや、あるかどうか知りませんが、あると思います。 また、一口に天然痘と言っても、色々な系統があるわけですから、 各国がどの系統を保有しているか、どんな研究段階にあるか、 1つ1つ国を回るより簡単だと思います。 で、結局破棄してません。 質問者さんが描かれているように、生物テロに対応するための研究を行うためです。 私は最初から破棄する気はなかったと思いますよ。 ただ、天然痘は全ゲノムが解読されています。 と言うことは、人工的に作れるウイルスでもある、と言うことです。 だったら破壊する意味はない。 と考えることもできます。 それに、馬鹿正直に全部渡すわけないじゃないですか。 というか、ウイルス作れるんですから、これまた全部譲渡する必要もないですよね。 実際、保有している国はたくさんあるでしょうし、どの国が保有しているか 把握し切れてないでしょう。 ちなみに生物兵器の製造は容易ではありません。 なぜならコントロールが難しいからです。 「感染力が強く、重篤で、簡単には解明されず、しかし扱う人間には有効なワクチンもしくは治療薬がなければならない」 のですから。 核と同じく諸刃の剣なのですよ。

noname#48572
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考になりました、でもそれなら集めて廃棄する意味があったんですかね?とりあえずは意味があったのかな。 最初テレビのニュースで聞いて、びっくりしたんですよ。えぇーっ!て、あまりにもお人よし過ぎるだろーっと。逆に、その二カ国が強力な生物兵器を開発して脅迫なり被害出したらどうするのかって。lovefrog26さんのいう通りならいいけど。

  • inaken11
  • ベストアンサー率16% (1013/6245)
回答No.1

破棄するとワクチンが作れないから破棄しない。

noname#48572
質問者

補足

そうじゃないみたいだから訊いたんです、初めは破棄するからって米国とロシアに集めたって言ってたけど。

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