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差別問題について
最近差別問題について学校で学び、様々な差別が問題になっていることを知りました。そして、ある疑問を持ちました。人種差別、部落差別・・・いろいろありますがそれらは何故起こってしまうだろう。という疑問です。歴史的に、人間心理的にといろいろ原因はあると思いますが、詳しくは分からないので答えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
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差別は心理的には偏見や先入観等が原因であり優越感や安心感といったものはそのあとにくるものだと私は考えています。 歴史的には部落差別(被差別部落問題)ですがエタ・ヒニンといった方々は江戸時代の士農工商の身分制度で作られたものではなくそれ以前の中世(鎌倉時代)にはすでにおられ被差別の対象になっていました(学校で身分制度で作られたと言うのはその方が教え易い為だと思います)。被差別の理由は簡潔に言いますと昔死は忌み嫌うものとされエタの方々はそれらに関わる職等についていた為です。 今でもお葬式で帰宅したら塩で清めるのもその当時の死を忌む名残だと言われます。 昔は他の地区より経済状態が良かった地区もあったのですが松方デフレ政策により部落の製造業に壊滅的な打撃を与え、高度経済成長と同和事業により生活が向上するまで貧困が続きました、現在ある被差別部落問題は身分制度による線引きと上記の貧困による差別の名残ですね。
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哀しい事に人間と言うものは、他人の粗捜しをして優越感にひたり、差別する事によって自分の立場を納得させてなんとか生きていくものなのです。ですから差別はなくならないと思います。人間の本質の問題です。人種差別や部落差別など大きな問題ではなくとも、程度の差こそあれ何かしらの差別は誰でもしていると思いますよ。
私も、小学校のとき、日本にも「被差別部落」の差別があることを知り、とてもショックだった覚えがあります。 江戸時代にあった「士農工商」の身分制度では、町人である士農工商の階級の下に「えた・非人」という身分がありました。被差別部落の方たちは、その子孫とされているそうです。 「えた・非人」という階級を作った理由は、「自分たちより下がいる」ことで町人たちを納得させることにより、お上地位安泰のための封建制度をより安定して存続させるためであったそうです。このような意味での差別は、ある種の問題から人の目をそらせる効果があると思います。 へんな優越感を感じたり、人と卑下することでしか、自分の存在価値を見いた出せない人は、とても不幸だと思います。
お礼
僕もとてもショックでした・・・。 安心するための差別・・・、悲しいですね。もっと別のところで存在意義を見つけれなかったんでしょうか。人間ってそんなもんなんでしょうか。
- g-g-f-f-30
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人間というのは自分と違う、もしくは自分より弱い存在を見つけ出し、蔑むことによって安心感や優越感、団結力を得るのだと思います。 それぞれの問題には複雑な要因が絡み合っていますが、全ての差別の根底にあるのはコレでしょう。
お礼
身近なイジメにつながるものを感じました。 僕は決してイジメられるほうの人間ではありません、どちらかと言えばいじめるほうかもしれません。そんな人間が差別に怒りを覚えるのは、むしろ矛盾しているのかもしれません。結局同じなんだと感じました。弱い存在を攻撃し、蔑む・・・。人はどうしてそこで喜びを感じでしまうのでしょう。不思議で愚かな生き物。僕もそのうちの1人に他ならないという事を痛感しました。
お礼
僕も差別している1人かもしれません。今ではそれになんら罪悪感はありませんでした。これが普通だ、みんなと同じなんだ、と・・・。そう思ってしまうのが人間なんですね。差別はなくならない・・・。悲しいですが、それが現実なのですよね。