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2005年5月18日の『天声人語』(地名入りのナンバー)

noname#11434の回答

noname#11434
noname#11434
回答No.6

横合いからで失礼します。二三、参考資料が提供できればと思ったまでですので、すぐにお暇[いとま]します。 最初の「や」ですが、既にご意見があるように、私も紛らわしいと思います。ここで分けたのは何か意味があるのだろうかと私も考えてしまいました。「や」を取って、最後に「など」と付けてくれた方が意味はよっぽど明快です。ただ、これはおそらく語調を整えているのだと思います。「仙台」「会津」「金沢」「伊豆」や「諏訪」「倉敷」「下関」(センダイアイヅ《7》、カナザワイズヤ《7》、スワクラシキ《6》、シモノセキ《5》)。七五調にほぼ揃うように音数を整えたのでしょう…おそらく。昔から、東海道の宿場名をごろをあわせて言う「口上」などがありますので、そういう意識が記者の方にあったのかも知れません。 雑学的なことですが、「…川崎(かわさき)・神奈川(かながわ)・保土ヶ谷(ほどがや)・戸塚(とつか)・藤沢(ふじさわ)・平塚(ひらつか)・大磯(おおいそ)・小田原(おだわら)…」という東海道(とうかいどう)に連なる宿場名(しゅくばめい)を、歌舞伎の「外郎売(ういろううり)」という出し物の中のせりふでこんなふうに語り立てています。 「おっと合点(がてん)だ心得(こころえ)たんぼの川崎神奈川保土ヶ谷戸塚は走ってゆけば、灸(やいと)を擦りむく三里(さんり)ばかりか、藤沢平塚大磯がしやの小磯(こいそ)の宿(しゅく)を、七つ起きして早天(そうてん)そうそう相州(そうしゅう)小田原透頂香(とうちんこう)。」 (「ハイヨ、判った、心得ました」とばかりに川崎・神奈川・保土ヶ谷・戸塚を走っていくと、お灸をすえる三里のツボの名のとおり三里も行けば、藤沢・平塚・大磯の宿へと進み行く。大忙しの小磯の宿を早朝四時に起きて朝早く出発すると、早々に相模の国の小田原にある透頂香のお店にたどり着く) 「外郎売」というのは喉の薬売りのことで、その薬を飲むと口がこんなに滑からなるということを見せるために、お店のある小田原までの道のりをこんなふうにしゃべり立てるわけです。記者さんにそういう連想があったのかどうかは判りませんが…。 あと、「ナンバープレート」の参考になるページも一応ご紹介しておきます(リンクは下にまとめて貼りますので、ご興味のあるものだけ参考にしてください)。 「天声人語」については、私は毎日読んでいるわけではないので半端なコメントはするべきではないです。ただ、主張が曖昧な点はままあるように私も思います。「毎日」の「余禄」(同様のコラム)も面白いので時間があれば時折読み比べて見てください(よろしければ)。 それではお邪魔いたしました。わき道的なことばかり書いてしまってすみませんでした。 http://66.102.7.104/search?q=cache:B8r0g-pV6WcJ:homepage1.nifty.com/zpe60314/kojyo3-2.htm+%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E4%BF%9D%E5%9C%9F%E3%83%B6%E8%B0%B7%E6%88%B8%E5%A1%9A%E3%81%AF%E8%B5%B0%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%86%E3%81%91%E3%81%B0%E3%80%81%E7%81%B8%E3%82%92%E6%93%A6%E3%82%8A%E3%82%80%E3%81%8F%E4%B8%89%E9%87%8C%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%80%81%E8%97%A4%E6%B2%A2%E5%B9%B3%E5%A1%9A%E5%A4%A7%E7%A3%AF%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%AE%E5%B0%8F%E7%A3%AF%E3%81%AE%E5%AE%BF%E3%82%92%E3%80%81&hl=ja (判りやすくキャッシュにしてありますが、大げさになってしまってゴメンナサイ。下のほうです。あくまで参考ということで…) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88 http://www.mainichi-msn.co.jp/column/yoroku/news/20050521k0000m070152000c.html

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。七五調までもかかわっていますね。大変いい勉強になりました。たくさんの資料をご提供してくださって、心から感謝します。「毎日」の「余禄」もコラムですね。読んでみます。  本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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