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キャッシュフロー見積法の意義について(簿記1級)
- 簿記1級の貸倒引当金設定の貸倒懸念債権のキャッシュフロー見積法の意義が分かりません。
- キャッシュフロー見積法は、債権の元本および利息のキャッシュフローの予想額を当初の約定利子率で割り引いた金額の総額(割引現在価値)と債権の帳簿価額との差額を貸倒見積高として算定する方法です。
- キャッシュフロー見積法は、貸倒懸念債権のリスクをより正確に評価するために使用されます。
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1,000,000×(1.05)×(1.05)-1,000,000×(1.03)×(1.03)=41,600 これでは利息に利息がついて複利計算されてしまってます。また、この方法では現在の価値ではないですよね。 次に >そもそもキャッシュフローを見積もるとは、どういうことなんでしょうか? ですが、 キャッシュフローとはお金の流れとでもいえばいいでしょうか。この場合のお金とは場面によって変わります。貸引設定の場面では現金と考えればいいと思います。これを見積もるというのは将来に当該債権からどれだけ現金が回収できるかを予想することです。 ですから、キャッシュフロー見積法は将来のキャッシュフローが合理的に見積もることができる貸倒懸念債権についてのみ認められている方法です。 わかりにくい説明かもしれませんが、また補足でもしていただいたら答えますので。できれば今回のように私はこう考えるというのを書いてもらえると、間違いが指摘しやすいので助かります。 1級になると処理方法の理論的背景が影響部分が出てきます。そしてこの理論的背景はかなり密接に関係していますので、少し理解できると他の論点への応用が利きます。ですから理論的背景も考えていくといいと思います。
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- part_
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キャッシュフロー見積法は 当初債権金額が相手の信用状況の悪化によりどれだけ減少したかを計算するものです。 考え方としては 信用状況の悪化=利子率の変更 なので 変更後の利息で算出した決済までのキャッシュフローの金額を当初の利子率で割引計算をすると当該債権の現在価値が計算できる→現在価値と当初債権金額との差額は→利息の変更(信用状況の悪化)にともなって減少した債権金額 だから→この減少額=貸倒引当金になります。
お礼
どうもありがとうございました。 大体のことはわかりました。が、自分みたいな素人が考えてしまうと、低くなった利子の分だけ貸倒設定すればいいと考えてしまうのですが。。例えば1,000,000貸して利子を5%から3%に引き下げて残りが丸2年あるとします。そうすると当初の金額は1,000,000×(1.05)×(1.05)-1,000,000×(1.03)×(1.03)=41,600で41,600を貸倒引当金とすればよいと思ってしまうのです。 そもそもキャッシュフローを見積もるとは、どういうことなんでしょうか? なんだか、お手数をおかけして申し訳ないと思うのですが、もし暇なようでしたら教えてください。よろしくお願いします。
補足
どうも、大変わかりやすそうな回答をありがとうございます。 現在、1級の範囲を猛勉強していて頭がパニックです。 ここまで、説明していただければ、大変ありがたいです。たぶん、明日にでもなって頭がすっきりと冴えればすぐわかるとおもいます。 partさんにはいつも答えていただき感謝しております。頭が冴えた状態になり次第締め切らせていただきたいと思っております。大変感謝しております。ありがとうございます。
お礼
どうもありがとうございます。 どういう場合に貸倒引当金の設定でキャッシュフロー見積法をつかうかとか、根本的な意義はおかげさまでかなり理解できました。 しかし、如何せん自分自身の知識不足が大きいため、ここで何度質問しても理解できるかわかりませんし、それでは、partさんにご迷惑をおかけしてしまうので、書店などでくまなく調べてこようとおもいます。(これでもだいぶ調べたんですがね(;^^ 今回は、非常に参考になりました。また、とても分かりやすい説明をしていただいて、無料で塾にでも通っているような感じで申し訳ないとおもっています。 1級は11月受験を目指していますので、とりあえずは、他の部分をやって徐々に理解していこうかとおもいます。 また、回答の文末の1級の勉強方法もすごく参考になりました。その部分を心がけながらこれからも勉強していこうかと思っています。 今回は、本当にありがとうございました。