- ベストアンサー
キャッシュフロー計算書に記載されている非キャッシュ項目について
初心者ですみません。 キャッシュフロー計算書を見ていて疑問に思うことがあるので質問させてください。 キャッシュフロー計算書は、キャッシュの出入りの伴わない項目まで記載されている損益計算書からは読み取ることの出来ない、実際のキャッシュの流れを明らかにするためにあると習いました。 しかし、実際のキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュフローの中に、「減価償却費」や「持分法による投資利益」、「貸倒引当金の増加額」などが含まれています。たとえば「減価償却費」は非キャッシュ損益の代表格として習いましたが、なぜキャッシュフロー計算書に記載されているのでしょうか??
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご覧になった営業活動によるキャッシュフローは間接法という方法で作成・表示されたものだからです。 営業活動によるキャッシュフローを作成する方法には、直接法と間接法という2つの方法があります。そしてキャッシュフロー計算書を表示する際には、その作成に用いた上記方法をそのまま表示して営業活動によるキャッシュフローとしています(計算結果だけを表示する訳ではないのです)。その結果、間接法の場合、表示された営業活動によるキャッシュフローは、言ってみれば計算式とか計算過程のようなもので、税引前(法人税等調整前)当期純利益から非資金項目を加減算しながら実現金流出入額を逆算していくのです(小計の前の部分まで)。 つまり、 >「減価償却費」は非キャッシュ損益の代表格として習いました その通り、非キャッシュ損益であるからこそ、間接法の表示ではキャッシュフロー計算書で登場するのです。
お礼
計算過程のようなものが掲載されていると聞き納得いたしました。どうもありがとうございました。