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青色発光ダイオード(LED)の発明対価を巡る訴訟について
cse_ri2の回答
- cse_ri2
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中村氏の書いた本は私も読みました。 その中には、たしかに日亜の社長からは、開発を進める ことに圧力があったと書いてあります。 しかし、その上の会長からは黙認されていたようで、 まあ社内の複雑な事情はあるんでしょうが、組織的な バックアップは、ほとんどなしで開発を進めていたようです。 中村氏のしたことが、許されるかどうかということも あるかと思いますが、経営陣の意向がどうあれ、結果を 出したことはきちんと評価すべきではないでしょうか。 青色ダイオードの開発が他企業で難航を極め、当時は 成功率が非常に低いと思われたのも事実です。 しかし、中村氏は違っていました。(ここが現場の事情に 疎い管理職と、現場で手ごたえを掴んでいる技術者の 感覚の違いかと思われます) 発明に携わったのも、中村氏とあと一人くらいで、 実験に使う機材も、手作りでした。組織的なバックアップ のない中、経費を最小限に抑えてよく頑張ったと思います。 今でも大企業に見られるのですが、部下は上司に絶対 服従すべきと勘違いしている人は、大勢います。 そういう人からすれば、中村氏のしたことは言語道断、 決して許すまじという結論となるでしょう。 しかし、上司のいうことを聞いて利益を出せないので あれば、最終的には会社に損をさせていることになる ということなんです。 今の日本の企業社会は、集団主義で個性を抑圧する傾向 でしたが、今はこれからは個人の能力を最大限に発揮 する風土が芽生えつつあります。 中村氏の件は、日本の企業が本当に集団主義から脱却 できるかどうかの、試金石となるような気がします。
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回答に感謝します。 >結果を出したことはきちんと評価すべき そうですね。これは重要です。 >個人の能力を最大限に発揮する風土が芽生えつつあります 肌で感じる事は少ないのですが・・・ >、日本の企業が本当に集団主義から脱却できるかどうかの、試金石となるような気がします ホントに、そう思います!!